牡蠣料理店『Coast table』で能登牡蠣と“幻のきのこ”のアヒージョ提供開始

株式会社大井川電機製作所のプレスリリース

石川県穴水町中居地区の牡蠣料理店「 Coast table(コースト・テーブル)」(店舗:石川県穴水町、代表: 齋藤祥江(さいとう さちえ))は、自動車用電球製造・販売の株式会社大井川電機製作所(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:佐々木 孝行)が生産する“幻のきのこ”はなびらたけ※「ホホホタケ®」を使ったコラボメニュー「牡蠣とホホホタケのアヒージョ」を開発し、牡蠣のフルコースメニューで提供を開始しました。石川県内で「ホホホタケ」をメニューに採用した料理店は「Coast table」が初めてです。

石川県穴水町に移住し漁師として独立した齋藤義己氏(静岡県島田市出身)とCoast table店主 齋藤祥江氏石川県穴水町に移住し漁師として独立した齋藤義己氏(静岡県島田市出身)とCoast table店主 齋藤祥江氏

※はなびらたけ:標高1,000メートル以上の高山で自生し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで、食感に優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を
促進することから、料理人から高い評価を得ています。大井川電機では約5年の研究期間を経て、はなびらたけの自社栽培・生産と安定供給に成功しました。

夫婦で営む「Coast table」では、店主・齋藤祥江氏の夫・齋藤義己(さいとう よしみ)氏が移住先・穴水町の中居湾で育てた牡蠣を提供しています。今回 新たにコラボメニューとして採用した「ホホホタケ」は義己氏の出身地 静岡県島田市で安定生産に成功した“幻のきのこ”として知られる はなびらたけで、移住先の穴水町で育てる特産品の牡蠣だけでなく、自身が生まれ育ち、「“ゆかり”ある島田市の特産食材を取り扱いたい、応援したい」という想いから、「ホホホタケ」と牡蠣のコラボメニューが実現しました。

牡蠣フルコースに追加された「牡蠣とホホホタケのアヒージョ」牡蠣フルコースに追加された「牡蠣とホホホタケのアヒージョ」

「ホホホタケ」と 牡蠣の出汁が混ざり合った旨味、従来のキノコとは異なる“コリコリ”した食感に加え、白い花びらが咲いているかのように料理映えすることから「牡蠣とホホホタケのアヒージョ」が誕生、既存の牡蠣のフルコースメニューに追加しました。

今年2022年9月、島田市の大井川周辺での大雨による洪水で川が氾濫、大井川電機の電球工場は泥水で冠水し、12月に入っても完全復旧までは至っていない状況です。このため、島田市出身の齋藤義己氏は、「自身ができる形で出身地を支援したい」との気持ちも新メニュー開発のきっかけとなりました。

義己氏は2014年5月、妻の祥江氏と石川県穴水町に移住し、漁師として独立。その後、2016年1月、穴水町中居湾沿いに、水揚げした直後の牡蠣を提供する「Coast table」を開業しました。「Coast table」では、冬から春にかけて(12月〜5月中旬頃まで)真牡蠣を中心に、5月中旬から8月末までは、岩牡蠣 の料理を提供しています。

牡蠣とホホホタケのアヒージョの概要
◆ 牡蠣フルコースB: 今回のアヒージョと焼き牡蠣8個をメインに、絹モズク、牡蠣フライ、牡蠣ごはん、お漬物、牡蠣のお味噌汁のコースメニューとなります。
◆ フルコースBの価格: 4,180円(税込)
◆ 単品追加メニュー価格: 880円(税込)(フルコース注文の上、追加で注文可能)

Coast table(コーストテーブル)概要
◆ 住所:〒927-0016 石川県鳳珠郡穴水町中居南2-107
https://goo.gl/maps/d8gW6Z88P2dtMuhV7
◆ 電話: 080-1966-1761
◆ 営業時間: 11:00~16:00(ラストオーダー15:00まで)
◆ 定休日: 水曜日(12月~5月)(水曜が祝日の場合、木曜日)
◆ ホームページ:https://coasttable.wixsite.com/oyster/menu

大井川電機では「ホホホタケ」の販売促進と認知拡大向上のため、国内外での営業やマーケティングを強化、コリコリした食感と出汁が魅力の「ホホホタケ」は和風・洋風など、様々な料理に合うことから、地方の特産品と連携したセット販売や、両者を組み合わせた料理を紹介し、両食材の魅力による相乗効果を狙います。

*「ホホホタケ」は株式会社大井川電機製作所の登録商標です。

株式会社大井川電機製作所について
1967年創業の大井川電機製作所は「社会貢献」「人間尊重」「継続企業」の3つを企業理念に事業を展開。電球製造を基本に、クリスマス球の製造から始まり、懐中電灯、自動車の小形電球の製造販売を開始し、照明部品で国内外の自動車産業を支えてきました。環境の変化に挑戦すべく、2020年、新たな事業として“幻のきのこ”はなびらたけの生産・販売を本格的に開始しました。
従業員数:130人(2022年1月現在) ( https://www.oigawa.com/
・はなびらたけ「ホホホタケ」について: https://hohohotake.com/
・はなびらたけ「ホホホタケ」販売サイト:https://oigawa-kinoko.com/shop/shop.html

【ホホホタケの注文に関するお問合せ先】
・HP: https://oigawa-kinoko.com/contact.html
・TEL: 0547-39-7445

<< 参考資料: 大井川電機製作所のはなびらたけ「ホホホタケ」について >>
現在、大井川電機製作所の“はなびらたけ”「ホホホタケ」や「ホホホの子」は、静岡県内の「道の駅 掛川」、「JA三方原農協 土の市」、「KADODE OOIGAWA」、農家民宿食堂カフェ「coco-Rin(ココリン)」、割烹料理「ふじの」、フランス料理「三枝商店」、「大井川鐵道 川根温泉ホテル」、島田駅前の創作料理「C-2 HINODE」や、「ホホホタケバーガー」を販売するカフェ「トロント・トロワカフェ」、島田市内小中学校の給食、島田市のふるさと納税の返礼品などで、東京ではすき焼きの「浅草今半」、「ホテル椿山荘東京」などの一流料理店やホテル、その他、量販店などでも採用・販売されています。

総額2億円を投じ、2020年8月19日より稼働開始し、11月末から、はなびらたけの出荷を開始した大井川電機製作所の落合生産拠点(静岡県島田市)は、2015年から稼働開始した川根生産拠点の約10倍にあたる月間最大6万パック(80グラム/1パック)のはなびらたけの安定出荷が可能です。落合生産拠点(延面積1300㎡)は、はなびらたけの菌床生産設備、接種室、栽培室、収穫室、冷蔵庫などで構成されています。また、落合生産拠点新設や売上増を機に、2021年2月、はなびらたけを、大井川電機ならではの企業理念に合致したブランド名「ホホホタケ」に刷新、新たなホームページも開設し、ブランド戦略も強化しています。
2025年までに売上高を5億円に引き上げ、中核事業に育てることを目指しています。

はなびらたけは標高1,000メートル以上の高山で生育し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで、食感が優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を促進することから、料理人から高い評価を得ています。はなびらたけは標高1,000メートル以上の高山で生育し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで、食感が優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を促進することから、料理人から高い評価を得ています。

昨今、車の電動化(EV)や自動運転など世界の自動車産業は急激に変化し、自動車のあらゆる部品が入れ替わるなど、部品を生産する下請け企業にも変革が求められています。

大井川電機では1967年の創業からこれまで、国内外の自動車メーカーに、ウィンカーやテールランプ用など、合計数十種類の照明用電球を月間約1千万個生産・販売し、現在までに市場に約50億個の電球を出荷、年間約20億円を売上げてきました。しかし、業界を取り巻く環境変化と自動車電球の発光ダイオード(LED)化に伴い、売上が減少傾向にあったため、自動車産業で長年培ってきた電球製造の厳格な品質管理と生産体制のノウハウを活かした新規事業への参入を検討し、2015年からはなびらたけの栽培方法の研究を開始しました。

大井川電機では、はなびらたけの温湿度管理、二酸化炭素濃度のコントロールなどの研究を重ね、2018年に独自の栽培ノウハウを確立、市場にはなびらたけを安定供給ができるような体制を整えました。

大井川電機の自動車電球大井川電機の自動車電球

 

 

大井川電機の「ホホホタケ」落合生産拠点大井川電機の「ホホホタケ」落合生産拠点

大井川電機では、自動車メーカーの厳しい品質管理基準に基づく監査のもと、品質、安全衛生、納期遵守を重視しながら、電球の生産管理を行ってきました。電球製造で培ったモノづくりのノウハウを活かし、厳しい製造・品質管理体制のもと、衛生・温湿度・手順・品質・発送など厳格管理基準を設け、安心安全なはなびらたけを生産、従来の農家のように天候や農作物の生育環境などに左右されることなく、一年を通じて出荷先への安定供給が可能です。そのため、市場、仲卸業者、食品スーパー、料亭などから高い評価を得ています。

大井川電機製作所のはなびらたけ「ホホホタケ」大井川電機製作所のはなびらたけ「ホホホタケ」

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