株式会社さくら酒店のプレスリリース
日本酒専門の酒販店・株式会社さくら酒店(本社:岐阜県大垣市 代表取締役:近藤悠一・駒澤健)は、トルコ・シリア大地震の被災地支援のためのチャリティー日本酒を2023年2月14日にリリースします。この日本酒の利益は全額、国連UNHCR協会に寄付され、テント、毛布、衛生用品などの緊急援助物資の調達や、難民と受け入れコミュニティの人々の命と生活を守るための緊急支援として使われます。
■商品概要
- 商品名:SAVE TURKEY & SYRIA 純米大吟醸
- 販売サイト: https://shop.sakurasaketen.com/?pid=172996012
- 内容:日本酒
- 内容量:720ml
- 販売価格:¥3,300(税込)
- 寄付額:売上から必要経費、消費税、送料を除いた利益の全額を寄付します
- 販売開始:2023年2月14日(火)
- 販売元:株式会社さくら酒店(岐阜県大垣市開発町3-183)
- 製造元:萩野酒造株式会社(宮城県栗原市金成有壁新町52)
- 寄付先:国連UNHCR協会(https://www.japanforunhcr.org/campaign/Turkiye-Syria-earthquake-emergency)
■立ち上げの経緯
トルコ南部、シリア国境近くで2023年2月6日の未明に発生した、マグニチュード7.8の地震。現地で懸命な救助活動が続く中、死者は3万人を超え(2月13日現在)、その数は今も増え続けています。世界の自然災害で死者が1万人を超えるのは2011年3月の東日本大震災以来。この地震は、トルコ・シリアにとって歴史的な大災害であり、国際的な支援が不可欠な状況です。
そんな中、
「困っている人がいたら手を差し伸べたい」
というさくら酒店の想いと
「東日本大震災の時、一番辛い時期に多大な支援をしてくださったトルコの方々に、今こそ恩返しがしたい」
という宮城県栗原市の萩野酒造の想いが合わさり、即座にこちらのチャリティープロジェクトを立ち上げました。
被災地では気温が氷点下となるところもあり、住宅を失った人たちの防寒対策や医療物資、温かい食べ物などの支援が求められています。ご購入いただいた商品代金の中の利益全額を、国連UNHCR協会「トルコ・シリア大地震 緊急支援」に寄付します。トルコとシリアの被害に遭われた方の1日でも早い復興を願います。
■味わいとラベル
山田錦を35%まで磨いた純米大吟醸です。パイナップルやリンゴを思わせる華やかな香りと、絹のような優しい舌触りから広がる上品な甘み。雑味を一切感じさせない洗練された味わいはまさに圧巻の一言。トルコ料理のケバブやサバサンド、シリア料理のマッザなどに合わせても美味しくいただける味わいです。
トルコ・シリアの方々に1日でも早く、笑顔で過ごせる日常が戻ってきてほしいという想いから、華やかな味わいのお酒を選び、春や笑顔をイメージするような、ふんわりピンクの柔らかな印象のラベルをデザインしました。
1日でも早く発売・寄付ができるように、ラベルは社員がデザインし、一番早く印刷が出来る業者で急遽印刷にかけました。見栄えが悪くてもご容赦いただけますと助かります。
【会社概要】
株式会社さくら酒店
代表取締役:近藤 悠一・駒澤 健
本社所在地:岐阜県大垣市開発町3-183
事業内容:日本酒の小売(通販含む)・卸売・輸出
公式HP:https://sakurasaketen.com
大学時代の同級生2人で立ち上げた日本酒専門店です。在学時、一緒にアルバイトをしていた日本酒バーで手造りの日本酒の魅力に惹かれ、お互いの海外留学をきっかけに「日本の文化である日本酒を世界に広めよう」と意気投合。その後、東京の「はせがわ酒店」、大阪の「山中酒の店」でそれぞれ修業を積み、2013年に起業しました。
さくら酒店の一番のこだわりは品質管理です。それは2人が留学時代に現地のレストランで飲んだ日本酒が、本来の味とはかけ離れて美味しくなかったという経験から来ています。ワインはしっかり温度管理されて美味しい状態で出てくるのに、日本酒は何年も前に造られたものが平気で常温放置されていました。国内に目を向けても、いまだ常温保存がまかり通っているのが現状です。これではせっかく蔵元が美味しいお酒を造っても、お客様に飲まれる頃には劣化してしまう―。そこで日本酒の劣化を防ぐと言われる「マイナス5℃」の保冷庫を自社で作り、毎日ベストコンディションの日本酒を全国・海外のお客様にお届けしてきました。しかし、2022年11月27日、火災によりその保冷庫と本社を焼失。その後、復興に向けて実施したクラウドファンディングでは1,485万円のご支援をいただき、営業を再開しました。
さくら酒店が目指すのは、近い将来、世界中の名だたるレストランで、日本酒がワインと同じように本来の味わいで提供されるようになること。そして、その価値観の「逆輸入」により、低迷する国内の日本酒消費を底上げし、100年先の子どもたちが安心して暮らせる社会・自然環境の保全に努めてまいります。
<主な実績>
・世界10数か国への日本酒の輸出。
・フランス大使館、ルーマニア大使館のイベントで日本酒を提供。
・賛否両論、ミシュラン掲載店をはじめ国内500軒超の飲食店への日本酒卸し。
・「岐阜の地酒で乾杯」(3000人規模、岐阜最大の日本酒イベント)主催。
・全国商工会連合会によるドイツ、イタリア、フランスの国際展示会への國酒出展事業を支援。
・NHK文化センター、毎日文化センター、阪急百貨店、グローバルビジネスカレッジなどでの日本酒講座で講師を務める。
・オンライン酒蔵見学ができる「オンライン飲み会with蔵元」を開催中。
・「マイナス5℃熟成日本酒」、「ブレンドSAKE」のクラウドファンディングを実施。目標額を大きく上回る支援をいただく。
・ウクライナ人道支援日本酒「SAVE UKRAINE」、「For the SAKE of UKRAINE」をリリース。
・火災からの復活をかけたクラウドファンディングで1,485万円の支援を受ける。
■「SAVE TURKEY & SYRIA 純米大吟醸」販売サイト
https://shop.sakurasaketen.com/?pid=172996012