大阪調理製菓専門学校の学生がビール粕・おからをアップサイクルした「ビーガンスイーツ」を開発 アサヒユウアス、日本海観光開発と共創

学校法人村川学園のプレスリリース

学校法人 村川学園 大阪調理製菓専門学校(所在 大阪、理事長 村川秀夫)はアサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 高森志文)、日本海観光開発株式会社(本社 鳥取、社長 那須麻友子)と共創し、ビール粕とおからをアップサイクルした「ビーガンスイーツ」のレシピを開発しました。
ビール粕とおからを使用した『キャラメルナッツタルト』を、2月22日~28日に、大丸梅田店にて販売します。今後さらに三者で開発を進め、5月にアサヒユウアスのECサイト「アサヒユウアスモール」などで販売する予定です。※1

 

 

 

(写真 キャラメルナッツタルト)
動物性食品不使用のビーガンスイーツ。

アーモンドやクルミの香ばしい味わいと、ビール粕由来のサクッとした食感、おから由来のしっとりした風味、キャラメルの程よい甘さが特長です。

ビール粕とは、ビールを製造する際のろ過工程で発生する麦芽粕です。食物繊維が豊富で、高たんぱく、低糖質な食材であるものの活用用途が限られており、ビール粕の処理を課題にしているクラフトブルワリーが多く存在しています。おからは豆腐を製造する際にできる豆乳を搾った搾り粕です。多くの料理に活用されていますが廃棄量も多くさらなる活用方法が検討されています。

今回はこれらの課題解決のために、アサヒユウアス・日本海観光開発と協力し、大阪調理製菓専門学校生がビール粕・おからをアップサイクルするレシピの開発に挑みました。

開発にあたり、学生はアサヒビール吹田工場の見学、ビーガンについての事前学習などを行い知識を深めました。ビール粕はアサヒユウアスより提供頂いたサステナブルクラフトビール※2のビール粕を、おからは日本海観光開発より提供頂いた、豪円湯院で豆腐製造の過程で発生するおからを使用しています。2つの素材を使用して考案したレシピが学内のレシピコンテストを経て誕生しました。

『キャラメルナッツタルト』は、ビール粕とおからをアップサイクルしたビーガン向け焼き菓子です。全原料のうちビール粕は約3%、おから約3.2%配合しています。

レシピコンテストでは、味わいや商品の魅力度、店頭での販売に適した商品であることなどの点から高い評価を得て、全6レシピの中から『キャラメルナッツタルト』が選ばれ、大丸梅田店での販売が決定しました。
アーモンドやクルミなどのナッツの香ばしい味わいと、ビール粕由来のサクッとした食感、おから由来のしっとりした風味、キャラメルの程よい甘さが特長です。
※1販売する商品は変更の可能性があります。
※2酒税法上は発泡酒となります。

大阪調理製菓専門学校が進める「泉州美食EXPO」の取り組みが広がりを見せる中、大阪府外からも「食」の課題、可能性に着目する企画が興り、地域の垣根を越えてプロジェクトが進行しています。

※泉州美食EXPO~100のおもろいこと~:「食材の宝庫」とされる大阪泉州地域をブランディングするために、
大阪泉州で唯一の調理製菓専門学校の学生を中心に企業・行政・トップシェフと連携し”食で美食の街”を創りあげるプロジェクト(その他の取り組み:https://senshu-expo.jp/)。2025年の大阪・関西万博に向けて展開中。

【お問い合わせ】
学校法人村川学園 法人本部 担当:松本
住所:大阪府泉大津市東豊中町3-1-15

連絡先:TEL 0725-41-4330  FAX 0725-41-4874

Mail: info@daicho.ac.jp
大阪調理製菓専門学校 https://www.daicho.ac.jp/
泉州美食EXPO https://senshu-expo.jp/

【参考】
アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」 https://asahiyouus.official.ec/
 

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