世界のプラントベースレシピを紹介! くるみのオメガ3脂肪酸の健康効果を訴求する “The Power of 3”キャンペーンを3月3日よりスタート

カリフォルニア くるみ協会のプレスリリース

3月3日より、くるみに豊富に含まれるオメガ3脂肪酸の健康効果への認知・理解を促進するために“The Power of 3”(3のチカラ)キャンペーンをスタートいたします。

The Power of 3キャンペーン

今年で4年目となる本キャンペーンは、アメリカ本国をはじめ、日本、韓国、インド、ドイツ、スペイン、イギリス、トルコ、UAEの計9か国が連携し、世界のレシピを通してくるみに豊富に含まれるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸=ALA)を日々の食事に取り入れるアイデアを紹介するものです。

2023年のテーマは、植物由来の食材を豊富に摂る食事法「プラントベース」です。各国のインフルエンサーにより開発されたくるみのプラントベースレシピを、SNSや協会ホームページの特設ページを中心に、店頭プロモーション、広告など各国様々なコミュニケーションツールで紹介します。また、ソーシャルメディアを通じたフォトコンテスト等、消費者参加型のプログラムも同時に展開してまいります。

くるみは、体内で生成されず食品から摂る必要がある必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸=ALA)をナッツの中で唯一豊富に含み、心臓、脳、腸の健康をはじめ、ヘルシーエイジングに関する様々な健康効果が報告されています。くるみひとつかみ(約30g)あたり、α-リノレン酸(2.7g)、植物性たんぱく質(4.6g)、食物繊維(2g)、マグネシウムの他、免疫機能に寄与するビタミンB6(0.2mg)や銅(0.48mg)、マンガン(0.1mg)が摂取できます。

今年の“The Power of 3”キャンペーンでは、昨年に引き続き世界各国からくるみを使ったプラントベースレシピが集まりました。ぜひこの機会に、ヘルシーなプラントベースレシピにチャレンジしてみてください。

【“The Power of 3”キャンペーン概要】
●期間:2023年3月3日~3月31日

●キャンペーン内容:世界9ヵ国のくるみを使ったプラントベース料理を紹介

●目的:くるみに含まれる植物由来のオメガ3 脂肪酸(ALA=α-リノレン酸、2.7g/30g)を啓蒙し、週に少なくとも3つかみ(ひとつかみ約30g)のくるみを食べ、手軽に栄養改善することを提案します。

●キャンペーン特設ページ: https://www.californiakurumi.jp/powerof3

●日本代表インフルエンサー:

もあいかすみさん

もあいかすみさん 栄養士/料理家
Instagramフォロワー約76万人/@moaiskitchen
Instagramで紹介している“働く女性の為の簡単時短レシピ”が大好評。キッチンブランドmoaiプロデュース。著書「がんばらなくてもできるおいしい!すぐレシピ MOAI’s KITCHEN #OL仕事めし」では、Amazon・楽天ランキング1位を獲得。

●レシピ:和風くるみ味噌ポテトサラダ

和風くるみ味噌ポテトサラダ

●もあいかすみさんコメント:
そのまま食べてもおいしいカリフォルニア産くるみですが、今回は和風のポテトサラダにアレンジしました♪甘じょっぱい味噌味がたまりません…!一口食べると箸が止まらないおいしさ。おつまみにもお弁当にもおすすめです。

●各国代表のインフルエンサー&レシピ:

各国代表のインフルエンサー&レシピ

●Instagramフォトコンテスト:
日本では9か国のレシピを4つの食シーンに分け、3月3日よりInstagramフォトコンテストを開催します。毎週出されるお題に合わせてハッシュタグ『#PowerOfOmega3』『#オメガ3』『#「国の名前」』をつけて各国レシピの料理写真を投稿していただいた方の中から、厳正な審査の元毎週6名様に「くるみ3kg」または「くるみグッズ」がプレゼントされます。
さらに今年は、ダブルチャンスもご用意しており、当選されなかった方の中で毎週写真を投稿された方の中から「コンプリート賞」として6名様に「くるみグッズ」をプレゼントします。
https://www.instagram.com/californiakurumi

【参考資料】
■プラントベース

プラントベースイメージ

今注目のプラントベースとは、植物由来の食材を積極的に摂る食事法のことです。野菜や果物、豆類、穀物、ナッツなどを主に摂取しますが、動物性の食材を一切摂取しないビーガンやベジタリアンと異なり、プラントベースでは厳格な決まりがありません。そのため、植物由来の食材中心にしつつも、魚や肉類も柔軟に摂ることができます。オメガ3脂肪酸やたんぱく質、食物繊維など豊富な栄養を含むくるみは、100%植物由来のプラントベース食材。くるみ特有の歯ごたえはしっかりとした満足感を与えてくれるため、そぼろやハンバーガーなどの代替肉にも最適です。

■植物由来のオメガ3 脂肪酸(ALA=α-リノレン酸)の科学
くるみは、体内で生成されず食品から摂る必要がある必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸=ALA)をナッツの中で唯一豊富に含み、心臓の健康、認知機能の改善、健康的な加齢に関する様々な健康効果が報告されています。くるみひとつかみ(約30g)あたり、α-リノレン酸(2.7g)、植物性たんぱく質(4.6g)、食物繊維(2g)、マグネシウムの他、免疫機能に寄与するビタミンB6(0.2mg)や銅(0.48mg)、マンガン(0.1mg)が摂取できます※1。オメガ3脂肪酸はすべて健康に良いため、さまざまな食物源からこれらの優れた脂肪を摂取することが重要です。くるみは植物性オメガ3 脂肪酸のALA=α-リノレン酸を豊富に含む唯一のナッツであるため、食事で多くのALAを摂取する最も簡単な方法の1つは、真っ先にくるみを食事に取り入れることです。厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』(2020年版)では、オメガ3脂肪酸の摂取量の目標値を決めており、1日あたり18~29歳の男子で2g以上、女子で1.6g以上としています※2。くるみひとつかみ(約30g)には2.7gのオメガ3脂肪酸が含まれます。

●ALAと心臓の健康
これまでもEPAとDHAに焦点を当てた研究で見られたことですが、『Advances in Nutrition』誌に掲載されたある研究により、ALAが心臓の健康を改善するのに役立つことがわかりました※3。さらに、2021年の『British Medical Journal』のシステマティックレビューとメタ分析によると、心臓病の予防には1日あたり1~2.5グラムのALA摂取が最適であり、ALAが1グラム増えるごとに、すべての原因による死亡と心血管疾患による死亡が5%減少することが明らかになりました※4。オメガ3類の最も優れた植物性食品源の1つであるくるみは、1日ひとつかみ(約30g)で、2.7gのALAを摂取できます。

●ALAと脳の健康
『Progress in Lipid Research』誌に掲載されたあるレビュー研究では、ALAから形成されたオメガ3 DHAの組織レベルが評価されています※5。1つ目は、ALAによってEPAが合成される場合があり、特に脳のDHAレベルに貢献する可能性があるということです。これまでの研究から得られた証拠により、高濃度のALA(少なくとも1.2g)が摂取される場合、食事を通してALAが、体内のDHAに対する要件を満たすことができる可能性が示唆されています。人間が摂取したALAによるEPA及びDHAの合成を評価するには、血中濃度を測定するしかありません。さらにこの研究から導き出された結論は、ALAがその変換プロセスを通じて、脳などの重要な組織のDHAレベルを維持する役割を果たしている可能性があるということです。しかし、体内におけるこのプロセスの影響を完全に理解するためには、さらなる研究が必要です。

●ALAと腸の健康
『The Journal of Nutrition』に掲載された臨床試験により、くるみの摂取を通して心臓と腸の健康が関連する可能性が示されています※6。同研究は過体重または肥満で心疾患リスクのある成人を対象に二つのグループで実施され、くるみまたはくるみと同種の脂肪酸を含む植物系ブレンド油を摂取したグループでは腸内細菌の状態が改善し、オメガ3脂肪酸であるALAの健康効果が示唆されました。また、くるみの摂取によって、血圧値やコレステロール値の改善に寄与する腸内細菌の一部に増殖がみられました。

●ALAとヘルシーエイジング
『THE JOURNAL OF AMERICAN COLLEGE OFCARDIOLOGY (2020)』に掲載された観察研究では、心筋梗塞を経験した人が、脂肪分を多く含む魚などの海洋性食品に含まれるオメガ3脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)やくるみなどの植物性食品に含まれるALAを豊富に含む食品を定期的に摂取すると、死亡リスクが低減するといった健康効果がみられました※7。

【カリフォルニア くるみ協会について】
1987年設立のカリフォルニア くるみ協会 California Walnut Commission(CWC)は、カリフォルニア州の4,500以上のくるみ生産者と、75社に及ぶ加工・販売業者を代表する機関です。カリフォルニア くるみ協会は、世界の輸出市場の開拓活動に関わり、くるみの健康に関する研究を実施しています。アメリカで生産されるくるみの99%以上は、カリフォルニア州の肥沃な土壌で栽培されており、世界で流通するくるみの50%以上を占めています。

【カリフォルニア くるみ協会ホームページ】
英語 : https://walnuts.org/
日本語: https://www.californiakurumi.jp/
※1 U.S. Department of Agriculture, Agricultural Research Service. FoodData Central, 2019. fdc.nal.usda.gov.
※2日本人の食事摂取基準(2020年版) https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
 オメガ3脂肪酸は、α-リノレン酸(ALA)、EPA、DPA、DHAに大別されます。
※3 Fleming JA, Kris-Etherton PM. The evidence for α-linolenic acid and cardiovascular disease benefits: comparisons with eicosapentaenoic acid and docosahexaenoic acid. Adv Nutr. 2014;5(6):863S-76S. doi.org/10.3945/an.114.005850.
※4 Naghshi S, Aune D, Beyene J, et al. Dietary intake and biomarkers of alpha linolenic acid and risk of all cause, cardiovascular, and cancer mortality: Systematic review and dose-response meta-analysis of cohort studies. BMJ. 2021;375:n2213. doi:10.1136/bmj.n2213.
※5 Sala-Vila A, Guasch-Ferre M, Hu FB, et al. Dietary α-linolenic acid, marine ω-3 fatty acids, and mortality in a population with high fish consumption: Findings from the PREvencion con DIeta MEDiterranea (PREDIMED) study. J Am Heart Assoc. 2016;5(1):e002543. doi.org/10.1161/JAHA.
※6 Tindall AM, McLimans CJ, Petersen KS, et al. Walnuts and Vegetable Oils Containing Oleic Acid Differentially Affect the Gut Microbiota and Associations with Cardiovascular Risk Factors: Follow-up of a Randomized, Controlled, Feeding Trial in Adults at Risk for Cardiovascular Disease
[published online ahead of print December 18, 2019] J Nutr.
※7 Lazaro I, Rueda F, Cediel G, et al. Circulating omega-3 fatty acids and incident adverse events in patients with acute myocardial infarction. J Am Coll Cardiol. 2020;76(18):2089-2097.

※「Guasch-Ferre」の正式表記は『rre』の“e”の上にアクサン・テギュ
※「PREvencion」の正式表記は“o”の上にアクサン・テギュ
※「MEDiterranea」の正式表記は『iterra』の“a”の上にアクサン・テギュ
※「Lazaro」の正式表記は『Laz』の“a”の上にアクサン・テギュ

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