長野アップサイクル・フード第三弾!規格外ミニトマト・地元特産の信州黄金シャモを活用したオリジナルカレー、長野市戸隠スキー場内レストランで限定販売

ICS-net株式会社のプレスリリース

食品原料のWEB売買プラットフォーム「シェアシマ」を運営するICS-net株式会社(本社:長野県長野市、代表取締役:小池祥悟)は、同社がサイト内で販売するトマト原料が食品加工され、長野市戸隠スキー場内レストランで『長野県立大学生オリジナルSKIスキカレー』として販売開始されたことを発表します。
すでに販売されている長野市で余剰となっていた信州福味鶏のハツとレバーを活用したアップサイクルフード第一弾、長野市のウェハースの端材を活用した第二弾に次いで、他地域の食材と地元特産の信州黄金シャモを組み合わせる形で、商品化が実現しました。

  • 規格外のB級「ミニトマト」と地元特産「信州黄金シャモ」をかけ合わせた商品企画

ICS-netが提唱する、未利用原料の再流通を促す「長野アップサイクル・フード」。今回ご紹介するのは、未利用原料における高知県産「千果(ミニトマト)」と長野県オリジナル地鶏の「信州黄金シャモ」に着目した商品企画です。

ミニトマトは、シェアシマ会員である株式会社イチネン高知日高村農園様が提供する「千果」。品質には問題ないものの、サイズなどの問題から正規品としてJA系統から出荷できないミニトマトをペースト状にして、カレールーに使用しました。「千果」は、糖度・酸味のバランスが良いことから、生食するのはもちろん、調理用レシピとしても人気があります。今回はこのトマトペーストをベースに、オリジナルカレーの開発にあたりました。

カレーの具材は、信州生まれの地鶏「信州黄金シャモ」。信州黄金シャモは、信州の大自然の中でのびのびと育ち、羽色と焼き色が黄金に輝くことから料理研究家の服部幸應氏により「信州黄金シャモ」と命名されました。脂肪分とカロリーが少ない上にアミノ酸系のうまみ成分が多く、抜群の歯ごたえと噛むほどに地鶏本来のうまみが特長です。今回は、農事組合法人とや原ファーム様が東御市御牧原の豊かな自然と四季の変化に富んだ環境で育てたこの「信州黄金シャモ」のむね肉を使用しました。

レシピ企画には、長野県立大学1年生発信力ゼミ8組の受講生にご協力をいただいており『長野県立大学生オリジナルSKIスキカレー』と命名。同商品は、株式会社戸隠が運営する戸隠スキー場内レストラン「シャルマン戸隠」にて限定販売されています。

  • アップサイクルなゲレンデメニュー!長野市戸隠スキー場内レストランで提供

◆商品名称:長野県立大学生オリジナルSKIスキカレー

参考価格:1,200円(税込)
販売期間:2023年3月31日迄

【販売場所】
戸隠スキー場内レストラン「シャルマン戸隠」
長野県長野市戸隠3682
TEL.026-254-2106 FAX.026-254-3759

【株式会社イチネン 高知日高村農園 山本氏コメント】
高知県高岡郡日高村は、フルーツトマト発祥の地として有名な生産地です。弊社は日高村に合計2.1ヘクタールのハウスを構え、年間約400トン以上のミニトマトを生産しています。ハウスは、オランダ製の環境制御装置により、快適な水耕栽培環境を保っています。また、高知県を流れる「仁淀川」の地下水を潅水として利用しており、日高村に息づく自然の恵みと上手く調和しながら水耕栽培を行っています。ミニトマトは生食はもちろん、ペースト状にすることで加工品としての二次利用が可能です。この取り組みを通じて、ミニトマトにおける活用事例が広がれば幸いです。今回、長野県の農事組合法人とや原ファーム様や長野県立大学様とのご縁を頂けたことを、大変喜ばしく思います。

【農事組合法人 とや原ファーム 栁澤代表コメント】
弊社は、東御市御牧原で信州黄金シャモの育成から処理・販売まで一貫して行う農業法人です。今般、ご縁あって株式会社イチネン高知日高村農園様・長野県立大学様とのコラボ企画の一環で、カレー用の食材に良質なタンパク質が豊富でヘルシーな信州黄金シャモのむね肉を提供させて頂きました。
信州黄金シャモは、程よい歯ごたえと噛むほどにあふれる肉汁から地鶏本来の旨味が特長です。また、脂肪分とカロリーが少なく、アミノ酸系のうまみ成分が非常に多いです。今回のコラボレーションを機に、一人でも多くの方に、信州黄金シャモのおいしさを知っていただけたら幸いです。

【長野県立大学 食健康学科 佐野さん・八木さんコメント】
食品ロスを考えるゼミ活動の延長として、規格外のミニトマトから製造したトマトペーストと、地元特産の信州黄金シャモを融合したオリジナルカレーを作りました。カレールーを一切使用せず、7種類のスパイスを組み合わせて、素材の味を楽しめるカレーに仕上げました。信州黄金シャモは、塩麹とヨーグルトに漬け、地鶏ならではの歯応えと旨みを生かしました。玉ねぎは、スパイスの香りを移したバターで飴色になるまでじっくり炒め、コクと甘みを引き出しました。仕上げに、オーブンでじっくりグリルした彩り野菜をトッピングし、味も見た目も美味しい商品にしました。長野市戸隠スキー場内レストラン「シャルマン戸隠」をご利用の際は、ぜひご賞味ください。

  • なぜICS-netがアップサイクルフードを作るのか?

SDGsやフードロスの観点より、近年では企業の間で廃棄品を生み出さない取り組みが活発化していると言われています。しかし、こうした各社の努力がありながらも、依然として食品ロスは年間約522万トン生まれており、そのうちの約20%は食品製造段階で生じる廃棄品と算出されています。(*1)

ICS-netでは、こうした廃棄品が製造段階で生じている現実に着目し、その課題解決を企業ミッションの一つとしています。令和4年度には、NAGANOスマートシティコミッション(*2)の実証プロジェクトの採択を受け、長野市内の食品企業を対象に各社で発生している未利用食品原料における定量及び定性調査を実施しております。

「長野アップサイクルフード」は、未利用食品原料の活路を探索する中で誕生した企画であり、余剰になっている未利用食品原料に付加価値をつけて新たに商品企画・開発する取り組みです。当社では、本取り組みを通じて未利用原料の再流通を促し、製造段階における食品ロス削減することを目指しています。

(*1)農林水産省HP「フードロスとは」
(*2)2030年のサーキュラーシティNAGANO実現を目標とし、長野市を中心とし地域内外の事業者、団体、大学等高等教育機関、金融機関、行政機関等が参画する団体で、長野市発の新産業の創出と、地域課題の解決に向け活動しています。

  • シェアシマについて

シェアシマは、「その原料シェアしませんか?」をサービス名の由来とした、食品原材料のサプライヤー及びバイヤーによるWeb売買プラットフォームであり、2019年10月に正式リリースしました。会員数はこれまでに2600を超えており、今後も更なる拡大を目指しています。
本プラットフォームに全国の食品メーカーが一同に参画することで、食品流通における、商品開発・原料調達および営業の在り方が大きく変革されます。さらには、さまざまな背景により食品製造段階で滞留している原料在庫を、シェアシマを通して全国の食品メーカー等に案内し再流通を促すことで、食品の製造段階におけるロス削減を目指しています。
シェアシマ:https://shareshima.com/home

  • ICS-net株式会社について

【会社概要】
・社名:ICS-net株式会社
・代表者:小池祥悟
・設立:2017年8月21日
・資本金:11,000万円(資本準備金含む)
・本社所在地:長野県長野市南石堂町1972
・連絡先:TEL 026-405-6726/FAX 050-3153-7717
・E-mail:pr@ics-net.com
・会社ホームページ:https://www.ics-net.com
・プロジェクトサイト: http://www.ics-net.com/upcycle
<90秒で「シェアシマ」がわかります>
https://youtu.be/iDDysk4-iI
 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。