味の素㈱とDeNAグループが社会課題解決事業の共創で基本合意

味の素株式会社のプレスリリース

 味の素株式会社(本社:東京都中央区、社長:藤江 太郎、以下味の素㈱)と株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、社長兼CEO:岡村 信悟、以下DeNA)、株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース(本社:神奈川県川崎市、社長:元沢 伸夫、以下川崎ブレイブサンダース)、株式会社DeNAライフサイエンス(本社:東京都渋谷区、社長:砂田 真吾、以下DLS)は、本日、社会課題を解決するための、食とスポーツ、ヘルスケアの領域における新事業やSDGsの取組を共同で創出すべく、基本合意書を締結しました。

 味の素㈱は、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献するために、現代社会が抱えるライフスタイルに起因する食と健康の課題解決に積極的に取り組んでおり、2022年5月には神奈川県と「未病改善の推進等に関する連携協定」を締結するなど、地域社会への貢献活動も推進しています。    
 DeNAグループは、「一人ひとりに想像を超えるDelightを」をミッションに掲げ、インターネットやAIを自在に駆使しながら一人ひとりの人生を豊かにするエンターテインメント領域と、日々の生活を営む空間と時間をより快適にする社会課題領域の両軸の事業を展開しています。
 両者は2021年12月より川崎ブレイブサンダースが推進するSDGsプロジェクト「&ONE」(アンドワン)のオフィシャルパートナーに味の素㈱が就任したことをきっかけに、地域の健康課題解決に向けた取組を協働によって推進していましたが、今回の合意によりさらに活動の幅を広げることとなります。    

 今後、味の素㈱が持つ、食品、スポーツニュートリション、ヘルスケア各事業における製品や栄養コンテンツ、DeNAグループのスポーツ事業、エンターテインメント領域の知見といった両者の経営資源を補完的に活用しながら、食とスポーツ、ヘルスケア領域を横断した、健康増進、コミュニティ創出・まちづくり・地域活性化等に関わる社会課題解決型の新事業モデルの創出や、それを通じたSDGsとビジネスの両立に共同で取り組んでいきます。    

■基本合意概要
(1) スポーツイベント等と連動したSDGs・未病改善
 川崎ブレイブサンダースが推進するSDGsのプロジェクト「&ONE」(アンドワン)に味の素㈱が協力。KBTの試合等のイベントで食とスポーツを楽しみながら健康・未病改善への関心を喚起すべく、KBT選手が登場する栄養啓発等を展開する。
(2) 糖尿病・認知機能低下の予防について意識するためのきっかけ作り
 スポーツを含む地域のイベントと連携した、生活習慣の把握や糖尿病リスク診断、認知機能のテスト等の実施により、これらの予防について意識するためのきっかけを作ることで健康寿命延伸に取り組む。また、高齢者と若者をeスポーツでつなぐ場を作っていく。
(3) ヘルスケアの知見を活かした健康への関心喚起
 味の素㈱の疾病リスク検査「アミノインデックス®」とDLSの遺伝子検査「MYCODE」の顧客基盤やデータ分析を活用しながら、検査の前にまず健康への関心を高めてもらう取組を共同検討する。

■具体的な取組事例    
SDGsイベント「&ONE days」の開催
 基本合意書の締結に先立ち、川崎ブレイブサンダースは2023年3月18日・19日に、SDGsの17のすべての目標に挑戦する観客参加型イベント「&ONE days」を川崎市とどろきアリーナで開催。味の素㈱は2021年12月より「&ONE」オフィシャルパートナーとして参画しており、試合会場での朝食欠食防止の呼びかけや、選手からのメッセージ放映、ヘルスケアアプリの紹介等を実施しました。同社は2022年8月に開業した、川崎市の若者文化創造発信拠点として川崎ブレイブサンダースが運営するスポーツ施設「カワサキ文化会館」においても、館内カフェのメニュー開発や栄養セミナーの開催等、利用者に対する栄養面でのサポートを行っています。

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