大正14年に植えられたソメイヨシノを使った「森のタンブラー SAKURA」

アサヒグループホールディングス株式会社のプレスリリース

アサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 高森志文)は栃木県さくら市と協力し、1925年(大正14年)に植えられ、2021年から始まった県道拡幅工事に伴いやむを得ず伐採されたソメイヨシノを活用したエコカップ「森のタンブラー SAKURA」を開発しました。3月30日から当社ECサイト「アサヒユウアスモール」で数量限定販売します。

 「森のタンブラー SAKURA」はソメイヨシノの老木を55%使用しています。アサヒユウアスが桜の木を使って商品を開発するのは今回が初めてです。3月30日から当社ECサイト「アサヒユウアスモール」にて2,420円(税込)で販売します。パッケージデザインは、桃色の桜の花が舞い散る様子を描きました。さらに、栃木県さくら市では市役所がデザインした「森のタンブラー SAKURA」を市のノベルティとして活用していきます。

  

栃木県さくら市の「早乙女の桜並木」は「とちぎ景勝百選」にも認定され、桜の名所として多くの方々に親しまれてきました。「森のタンブラー SAKURA」に使用した桜は、県道新設時に町の発展を願って、1925年(大正14年)に地元の青年団が中心となり植えたものです。今回、2021年から始まった県道拡幅工事に伴い、やむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラー」を開発することで、資源を有効活用するとともに、市民や観光客に愛されてきた桜の存在を記念品として残します。

 栃木県さくら市はグループ会社であるアサヒグループ食品やニッカウヰスキーの工場もあり、アサヒグループにとってゆかりの地です。今回、伐採されたソメイヨシノを使って「森のタンブラー」を開発することで、未利用資源を有効活用するとともに地域の活性化を後押ししていきます。

 「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。2022年は、さとうきびの搾りかすを使用した「島のタンブラー by 森のタンブラー」や、カカオ豆の外皮を使用した「カカオハスクの森のタンブラー」、阪神タイガースの選手が練習や試合で使用し折れてしまったバットを使用した「森のタンブラー for 阪神タイガース」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできました。

 アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する新会社として、2022年1月に設立しました。今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、地域の社会課題解決を目指します。

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