マッカラン、アート・バーゼル香港で「ザ・レッド・コレクション」の特別ブースを設置。顧客向けに豪華な船上パーティも開催。

Edrington Hong Kongのプレスリリース

パンデミック後に始めて本格的に再開したアート・バーゼル香港で、マッカランが40年から78年という何十年もの”時”が詰め込まれたとても貴重なボトルをアートファンの方々に向けてアピールしました。

「ザ・レッドコレクション」は、何世代にもわたってウイスキーメーカーに見守られながら、40年から78年の間ゆっくりと熟成され、完璧な熟成の瞬間を迎えたものだけがボトリングされた特別なコレクションです。この時間、伝統、そしてクラフトマンシップに対する深い敬意が込められている「ザ・レッド・コレクション」を、今年3月に3年ぶりの本格的な再開で盛り上がった「アートバーゼル香港」の特設ブースで紹介し、多くのアートファンの方々に知っていただくことができました。

数十年の眠りの間に、厳選された木材がウイスキーのユニークな個性を形成し、熟成されたシングルモルトの自然な色、特徴的なアロマ、ふくよかな風味をもたらし、どのボトルも他の追随を許さないクラフトマンシップがふんだんに取り込まれた逸品となったのがこの「ザ・レッド・コレクション」。

去年、アーティストのサスキア・ロビンソンとのコラボレーションボトルとともに史上最長熟成となるマッカランの81年が発売され話題となりましたが、とりわけザ・マッカラン74年とザ・マッカラン78年は、それに続く私たちの歴史の中で最も古いボトリングされた非常に希少なシングルモルトウイスキーです。

パッケージとキャンペーンは、ウェス・アンダーソンの映画「フレンチ・ディスパッチ」のポスターなどでも知られるスペイン人アーティストのハビ・アズナレスとのコラボレーションによるもので、マッカランの「赤」にちなんだヘリテージが表現されています。

創業者アレクサンダー・リードの名字が赤を意味するものであること、そしてかつてはボトルに赤いリボンが付けられていたこともあり、実はマッカランと”赤”とは深い繋がりがあります。マッカランのウイスキーにだけ宿る、この天然の深い赤い色味もまた、かつては人工的に色をつける他ブランドもあっただけに、マッカランが誇りに思っているところでもあるのです。

このコレクションには女性のウイスキーメーカーが指揮を執っているボトルもあります。77年は、2019年に初の女性マスターウイスキーメーカーに就任したカースティン・キャンベルが担当し、彼女のサインが入っています。

この貴重なボトルは、アートオークションにもかけられて、まさにアートピースでもあります。
2020年の10月にはロンドンのサザビーズのオークションでこの「レッドコレクション」の6本コンプリートセット（40年、50年、60年、71年、74年、78年）がは£756,400 / $975,756で落札されました。これによる収益は、シティ・ハーベスト・ロンドンに贈られ、食品産業からの余剰品を首都圏の弱者に再分配するフードチャリティへの資金調達となり、食糧を必要とする人々に約250万食を提供することになりました。