体質的にお酒を飲める人も「(あまり)飲まない」選択をする人が半数超!「注文したいソフトドリンク」1位ウーロン茶、2位は意外な…

株式会社リクルートのプレスリリース

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。今回は「体質的にお酒を飲めるのに飲まない人」について、20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。

■体質的にお酒を飲めても「全く飲まない/時々飲む」が55.1%
特に女性では6割超、男女共に若い世代で多い傾向

体質的にお酒を飲める人※に「普段どれくらいお酒を飲むか」を聞いたところ、「時々飲む」が39.8%、「全く飲まない」が15.3%で、合わせると55.1%と半数以上いることが分かりました。男女別に見ると、男性の47.5%に対し、女性は63.4%と15ポイント超上回る結果に。性年代別には男女共にお酒との関係性が希薄な傾向が若い世代で見られました。

※「体質的にお酒を飲める人」とは、「あなたは体質的にお酒が飲めますか?」という質問に「全く飲めない」と回答した人を除いた人
※四捨五入の関係で必ずしも合計値が100.0%になるとは限らない

■『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員からの解説
「お酒」への多様な態度が浮き彫りに

体質的にお酒を飲める人のうち、「時々飲む/全く飲まない」という人が55.1%と半数以上、特に女性では63.4%もの人が「時々以下」の頻度であることが調査で明らかになりました。そんな人たちがお酒が提供される場で「頼みたい」と思えるソフトドリンク(P2)については、「ウーロン茶」の支持が圧倒的だったものの、「フレッシュなフルーツジュース」など意外なものもランクイン。居酒屋では「飲みたいものがなくても注文する」が32.6%いる(P3)ことも分かりました。飲み物に関して多様な嗜好・考えを持ったお客さまとどう向き合うかがますます重要になってきそうです。

『ホットペッパーグルメ外食総研』
上席研究員 有木 真理

■「こんなソフトドリンク・ノンアルコールドリンクがあれば注文する」ランキング
1位は幅広い人気の「ウーロン茶」

「居酒屋やレストランなどお酒を飲む人が多い場においてお酒を飲みたくないとき、「こんなソフトドリンク・ノンアルコールドリンクがあれば注文する」と思う飲み物(体質的にお酒を飲めるが「時々飲む」「全く飲まない」人n=442/複数回答)では、「ウーロン茶」が圧倒的1位(48.9%)に。男女別でも1位は同じですが、男性は2位「コーラ」(34.2%)、女性は2位「フレッシュなフルーツジュース」(46.1%)など性別による差も見られました。

お酒を飲みたくないときに注文したいドリンクランキング
 

※提示した選択肢:ミネラルウォーター(ガスなし)、ミネラルウォーター(ガスあり)・炭酸水、フレーバーウオーター、ウーロン茶、緑茶・日本茶、日本茶のアレンジ飲料(ほうじ茶ラテなど)、紅茶・ミルクティー・レモンティーなど、中国茶(いわゆるウーロン茶を除く、凍頂烏龍茶やプーアル茶など)、ハーブティー、その他のお茶類(ウコン茶、ルイボスティーなど)、コーヒー・カフェオレなど、ジンジャーエール(辛口)、ジンジャーエール(甘口)、コーラ、クラフトコーラ、ダイエットコーラなどのゼロカロリーをうたった飲料、その他の炭酸飲料、フレッシュな(しぼりたて・100%など)フルーツジュース、フルーツジュース(しぼりたて・100%などのフレッシュなものを除く)、野菜ジュース、ヨーグルトドリンク・乳酸菌飲料、牛乳・イチゴミルクなどの乳飲料、豆乳、ノンアルコールビール、ノンアルコールワイン、ノンアルコールチューハイ、ノンアルコールカクテル(モクテル)、写真映えする飲み物、お店のオリジナルドリンク、地域限定のドリンク、期間限定のドリンク、特保飲料・カロリーの吸収を抑えてくれそうなど、健康に良さそうなもの、食事中に飲むとすっきりするもの、その他、上記に注文したいと思うものはない

■居酒屋で「飲みたいものがなくてもソフトドリンクを注文する」32.6%
「居酒屋でお酒を飲んでも良いタイミングでお酒を飲まないとき、有料の飲み物は注文しますか?」(体質的にお酒を飲める人が「時々飲む」「全く飲まない」人n=442/単一回答)という質問では、「注文するのがマナーなので注文する」が24.0%、「注文しないと気まずいので注文する」は8.6%で、合わせると「飲みたいものがなくてもソフトドリンクを注文する」のは32.6%でした。「水以外のものを飲みたいので注文する」(6.1%)をさらに合わせると、「居酒屋でお酒を飲まなくても何か注文する人」は38.7%。「飲みたいと思うものがあれば注文する」人は40.3%、「注文しない」人(「無料の水かお茶があれば注文しない」と「節約したいので注文しない」の計)は21.1%という結果になりました。

■『ホットペッパーグルメ外食総研』トレンド座談会とは
シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う『ホットペッパーグルメ外食総研』の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。

【アンケート調査概要】
■調査時期:2023年1月31日(火)~2023年2月1日(水)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:全国20代~60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
■有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)

▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/

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