”脱” 合成樹脂&ウレタンでSDGsを実践!木製食器を自然素材のチカラで守る塗料が誕生!木製食器用高機能塗料『 木守り専科 食器コート 』

株式会社シオンのプレスリリース

株式会社シオン(所在地:岩手県矢巾町、代表取締役:石川 公一郎)はこの度、国産●高機能木部塗料『木守り専科(きまもりせんか)食器用』を2023年4月に発売いたします。
木守り専科には、「防炎:塗るだけで燃えにくい」を訴求した『ファイアプロテクト』、「高耐候:雨&紫外線に著しく強い」を訴求した『ウェザープロテクト』、「身の回りの木部に抗ウイルス(+抗菌)効果」を訴求した『ウイルスプロテクト』、国産木材の赤身をさらに活用法を考え、赤身材を白太材のように見せ、雨、紫外線から木を守る塗料『杉の赤身消し』の4タイプがございます。
そして、今回新たに「木製食器に安全性と耐久性」を訴求した『食器コート』をリリースし、国産木材と国産塗料の利用を促進し、年々伐採量が増えている国産木材のブランド価値を高めていきます。
『木守り専科 食器コート』の詳細はこちら:http://kimamoli.jp/wooden_plate_coat/   

当社は、植物油、天然顔料等の自然素材を活用した、人と環境に優しい木材専用塗料の製造、販売を行っております。主力製品といたしまして、2012年に発売を開始した「国産●自然塗料 U-OIL(ユーオイル)」と、2017年に発売を開始した「国産●高機能木部塗料 木守り専科(きまもりせんか)」がございます。

完全受注生産による製品在庫の廃棄ロスを無くした「SDGs」の取り組みを創業時から行っております。

 

【 製品特長 】

■ 木製食器とひとくくりにされることがよくありますが、材質や色合いも異なり、同じものは2つとありません。お皿だけではなく、お椀やトレー、箸やスプーンなどもあります。また樹種も多く、鉄刀木、チーク、トチ、ナラ、ナツメ、ヒノキ、ブナ、ブラックチェリーなどそれぞれの魅力を兼ね備えております。

木製食器は、その素材である木の種類に影響を受けます。細胞と組織の成り立ちが異なるため、木の持つ性質も大きく異なります。そして、色合いや雰囲気、使い込んでいったあとの表情の変化などの見た目はもちろん、重さ・硬さ・匂いなど実用の面でも違いがあります。

食器に使われる木は、数ある木の種類の中でも木製食器としての実用に耐えうる強度や、耐水性などがある木が選ばれていますが、木が持つ元々の強度には限界があるため、塗装によって強度を高める必要があります。そこで、『木守り専科 食器コート』は、当社製品であるU-OILの安全性と、木守り専科の高機能性を兼ね備えた製品として開発いたしました。通常、木製食器にはラッカー塗装を施します。しかし、ラッカー系塗料は樹脂系の原料をアルコールやシンナーなどの揮発性有機化合物(溶剤)に溶かし込んだものです。アルコールといっても飲酒用に使われるものではなく、メチルアルコールという工業用のもので、体に入れば人体に悪影響を及ぼします。シンナーは言うまでもなく、当然人体には有害なものです。家族で食卓を囲む際に、人体に有害な塗料を施してあるお皿に食材を置くことは好ましくありません。

当社の『木守り専科 食器コート』は、環境省が打ち出している【脱炭素社会】に近づけるよう、木製食器に対しても“脱”合成樹脂・“脱”ポリウレタンにすることによりSDGsの観点からみても地球に優しい塗料です。

『木守り専科 食器コート』は、食品衛生試験に合格済みの当社製品である木部用自然塗料U-OILをベースに、同じく食品衛生試験合格済みのガラス質の膜を形成するシリカ成分を配合して、独自配合により安全性と耐久性を最大限に高めました。また、国土交通省建築指導課による「告示対象外製品=ホルムアルデヒドの放散がほとんど認められない製品」に相当し、さらに「F☆☆☆☆相当」であることを確認済みです。

さらに、古くなった木製食器に塗装することで、新品同様の強度を取り戻すこともできます。

 

【 タイプと用途 】

■ 『木守り専科 食器コート』は、当社の培ってきた個別への完全オーダーメイドでの技術を基に、お客様のニーズに合った塗料をご提案します。また『木守り専科 食器コート』は上塗り専用となり、木材の色味や雰囲気、木目などを活かした塗装を検討している場合は『食器コート』のみの塗装で、カラーリングをご希望の場合は当社製品のU-OILハードを塗装いただいた上で、『食器コート』を塗装する流れとなります。

塗装方法については、2回塗装を推奨しています。ツヤを抑えたい場合は「ふきとり塗装」、適度なツヤを付けたい場合は「塗りっぱなし塗装」で仕上げます。厚塗りで塗装すると、塗装面がひび割れを起こしてしまう可能性が高くなるため、薄塗りで塗装を行ってください。

 

【 展望 】

一昨年のウッドショックより、国産木材への注目度が高まってきています。国産木材を使うことは、私たちの生活に潤いを生むだけでなく、「伐って、使って、植えて、育てる」というサイクルを通じて健全な森林の維持や、地球環境に貢献することにもつながります。加えて2021年10月1日に施行された「公共建築物等における木材の利用促進法」が一部改正され、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」と題名が変わり、法律の対象が公共建築物から建築物一般に拡大しました。これにより建築物だけではなく木材を使ったおもちゃ、食器の製造、利用拡大も想定されます。

様々な食器がある中でも、「木製食器」は季節や場所を選ばずどんな料理にも合うアイテムです。さらに、木製食器は見た目だけではなく環境面にも配慮した塗料です。製造工程すべてで地球温暖化の原因である二酸化炭素が排出されてしまうプラスチックとは違います。また、ラッカー塗料は石油系のケミカル品であるため、環境と人体にも悪影響があり、廃棄後の焼却時にラッカー成分が空気中に放出されてしまいます。当社の『木守り専科 食器コート」は自然素材がベースのため、廃棄後リサイクルや、回収後に粉砕して土に返し肥料としても使うことができます。

なお、『木守り専科 食器コート』は、ヒアリングを行いご提案していく完全オーダーメイドでの対応になります。
 

【 製品概要 】

製品名 :シオン 国産●高機能木部塗料『木守り専科 食器コート』

用 途 :木部専用|木製食器、キッチン周り

タイプ :完全オーダーメイド

内容量 :1L、4L、8L、16L

塗布面積:約10~14平方メートル/L(2回塗りの塗布面積です。樹種によって異なる場合有)

価 格 :定価 1L 21,600円(税別)~

 

※業務用価格もございます。お問合せください。

 

発売時期・販売方法:

2023年4月より販売開始

当社からの直接販売、または建材店、塗料店を経由しての卸販売

 

建築基準法への対応:

シオン 国産●高機能木部塗料『木守り専科』は、国土交通省建築指導課による「告示対象外製品」に相当します。

 

【 会社概要 】

北東北の岩手県にて、自然素材を活かしたものづくりを展開。木を活かす国産●自然塗料『U-OIL』、木の機能性を向上させる国産●高機能木部塗料『木守り専科』、自然素材でつくられた国産●天然接着剤『匠(たくみ)』の製造・販売を行っております。

 

所在地: 〒020-0891 岩手県紫波郡矢巾町流通センター南3-8-1

代表者: 代表取締役 石川 公一郎

設 立: 2003年9月1日

URL: http://kimamoli.jp

 

【 お問合せ先 】

株式会社シオン

担 当: 藤田 悠、角掛 竜太郞、千田 勇太

TEL: 019-677-7060

FAX: 019-637-3190

E-mail: customer@xion.co.jp

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