掛川市のプレスリリース
【目的・概要】
掛川市では、市の玄関口である掛川駅を「お茶のまち掛川」にふさわしい場所とするため、ジェイアール東海静岡開発(株)が管理運営するJR掛川駅北口施設(アスティ掛川)を活用し、お茶を提供及び販売する出店者を誘致します(掛川市とジェイアール東海静岡開発(株)の協働事業として実施)。
これまで駅及び周辺地域に存在しなかったお茶を提供する施設を整備することで、観光、通勤、通学等で駅(JR掛川駅、天竜浜名湖鉄道掛川駅)を利用する方に、お茶を楽しむ場を提供し、お茶のまちとしての認識向上、掛川茶ファンの獲得及び観光交流客の増加を図り、掛川茶の消費拡大に繋げることを目的としています。
【市の紹介】
掛川市は、日本有数の茶産地で、特に「深蒸し茶」の銘産地として知られています。茶の品質についても高い評価を得ていて、全国茶品評会「深蒸し煎茶」の部で、全国最多の産地賞を受賞しています。近年では、深蒸し煎茶のほか、「掛川抹茶」の製造も広がり始めています。さらに、世界農業遺産に認定された、生物多様性に貢献する「茶草場農法」が最も盛んに実践されている産地でもあります。
また、東海道新幹線の停車駅があり、新幹線の停車駅の中で唯一の木造駅舎として全国的に知られています。県内有数の観光地である「掛川城」や「掛川花鳥園」また、大規模イベントが開催される「エコパ」や「つま恋 彩の郷」へのアクセス駅として多くの方が利用しています。
今年は、掛川城・高天神城・横須賀城など、いま話題の「徳川家康」と関係のある史跡が多く、観光客も増加の傾向です。
【事業内容】
1 ジェイアール東海静岡開発(株)が管理運営するJR掛川駅北口施設(アスティ掛川JR掛川駅北口)を活用し てお茶のまちづくり拠点整備事業を実施する者に対し、内装工事費等の一部を補助金として交付します。
2 当該事業者は、次のいずれにも該当する者をいいます(個人又は法人)。
① 掛川茶並びに掛川の産物を提供及び販売するもの
② 駅施設をジェイアール東海静岡開発株式会社より借りて事業を実施するもの
③ お茶のまちづくり拠点において掛川茶及び掛川市のPR活動を自ら実施し、かつ、市が実施する掛川茶及び掛川市のPR活動に協力するもの
④ お茶のまちづくり拠点の経営を円滑に行える安定的かつ健全な財務能力を有するもの
⑤ 市税を滞納していないもの
⑥ 掛川市障がいのある人の「働きたい」をかなえる条例に基づき、積極的に障がい者を雇用するもの
⑦ 補助金の交付申請の属する年度内に工事を完了するもの
3 補助金の対象及び額
補助対象 :施設内装工事等の経費
補助率(額):補助対象経費の合計額の1/2以内 1,000万円を上限
4 公募について
事業者として出店を希望する者を公募し、企画提案書の審査書類及びプレゼンテーション審査により1社を選定します。
① 募集開始 令和5年4月26日(水)から
② 参加申込期限 令和5年6月16日(金)17時まで
③ 企画提案書提出期限 令和5年6月30日(金)17時まで
④ プレゼンテーション審査 令和5年7月14日(金)
◎掛川市お茶のまちづくり拠点整備事業補助金交付要綱及び
掛川市お茶のまちづくり拠点整備事業事業者募集要領の詳細は下記HPより確認ください
(掛川市お茶のまちづくり拠点整備事業ページ)
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/409237.html
【施設概要】
①物件名 アスティ掛川JR掛川駅北口
②構造 鉄骨造2階建て
③面積 延べ床面積 約131㎡(約40坪) 1F約70㎡ 2F約61㎡
④契約形態 定期建物賃貸借契約 5年以上
※審査による事業者選定後、ジェイアール東海静岡開発(株)と協議を行い、契約を締結します。
⑤水道光熱費 水道:JR掛川駅から供給(水道子メーター管理)
電力:要新規契約
ガス:なし
下水:JR掛川駅から公共下水(水道子メーター管理)
⑥引き渡し スケルトン渡し(ただし自動ドア、トイレは既存設備を残す)
⑨内装工事 事業者負担 ※工事内容についてはジェイアール東海静岡開発(株)と協議を行う。
⑦現場共益費 事業者負担 ※工事用電気・水道供給、安全衛生、保険等の負担
⑧その他 掛川駅利用者数 1日約24,000人
観光施設等 掛川城公園 徒歩7分
掛川花鳥園 徒歩10分
エコパスタジアム タクシー15分
つま恋 彩の郷 タクシー15分
◎内覧会を令和5年5月9日(火)13時30分から15時30分まで開催します
※内覧を希望する場合は、令和5年5月8日(月)17時までに申し込みしてください。
※内覧を希望するが内覧会当日に都合がつかない場合は相談に応じます。