ケンミン食品篠山工場敷地内に、国産米を使用したビーフンをはじめとする米めん製造施設を新設! 2023年12月より稼働開始

ケンミン食品株式会社のプレスリリース

ケンミン食品株式会社(兵庫県神戸市・代表取締役社長:高村祐輝)は、同県丹波篠山市にあるケンミン食品篠山工場内に、現在販売しているタイ米ビーフンに加え、新たに国産米を使用したビーフンをはじめとする米めんの開発を行う製造施設を2023年12月に新設します。
今回の施設で製造されるお米のめん(ビーフン、ライスパスタ、ライスラーメン等)は、当社が長年取り組んでいる小麦アレルギーをお持ちの方やグルテンフリー生活を送られる方に、さらに安心して、おいしく召し上がっていただけると考えています。また、微力ながら日本国内の水稲作付面積の低下抑制にも貢献したいと考えます。

ケンミン食品篠山工場外観ケンミン食品篠山工場外観

  • 背景

●2000年以降にケンミン食品が製造するビーフンを始めとする米めんは、全て自社工場のケンミン・タイで製造しています。その理由は、米めん製造に適するインディカ米は日本国内ではほとんど生産されておらず、一大産地であるタイに1989年に工場を建設し、以来30年にわたり、品質の高いビーフン商品を製造・販売してきました。

●一方、日本人の米消費量は下降が続いています。約50年前の1970年の一人当たり消費量は95.1kgに対し、2021年は51.5kgとおよそ半分近くまで減少しています(出典:農林水産省 食料需給表より)。日本人の食スタイルの変化が従来の米食からパンやラーメン、うどんなど小麦食にシフトしていることや、日本人口の減少が影響していると考えられます。

●そんな状況を鑑み、神戸で創業し、日本国内で米めんを販売しているケンミン食品として、日本の重要な産業・文化である稲作に貢献できないかと考え、国産米を使用し、国内で製造できる施設の建設を決めました。

今回の製造施設建設にあたって、農林水産省の「令和4年度米粉利用拡大支援対策事業補助金のうち、米粉商品開発等支援対策事業」に申請し、補助金交付の認可を受けました。 

  • 当該施設概要

ライスラーメン イメージライスラーメン イメージ

● 住所:兵庫県丹波篠山市泉2-7

● 生産商品:ライスパスタ、ライスラーメン、ビーフンなど

● 稼働予定:2023年12月

● 設備投資額:約4,000万円

● 補助金額:約700万円

  • ケンミン食品とは

1950年神戸創業のビーフンメーカー。国内ビーフン市場の約50%のシェアで日本一。創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。近年、グルテンフリーがトレンドの欧米にも輸出し親しまれている。2018年地域未来牽引企業、2020年ひょうごオンリーワン企業に認定。明治安田生命J1リーグヴィッセル神戸のオフィシャルスポンサー。J2リーグ藤枝MYFCユニフォーム・パンツパートナー。

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