中学生・高校生を対象としたオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」の提供を開始

ネスレ日本株式会社のプレスリリース

ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)は、全国の中学生・高校生を対象としたオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」の提供を5月23日(火)より開始します。
URL: https://www.nestle.co.jp/csv/sustainability-program
※お申込みは教育機関関係者限定となります。

 学習指導要領の改定により、子どもたちが自分で未来・社会を切り開いていくための資質・能力を育んでいくために、教育現場では「総合的な学習(探究)の時間」が導入され、生徒自らが問いを立て、答えを見つけていく「探究学習」(※参考資料)が重視されています。「探究学習」のテーマは、各学校の実態や生徒の興味・関心に基づいて選ばれますが、取り扱われることが多い「職業・キャリア」、「国際交流」などのテーマに次いで、身近に起きている環境問題の中から課題を見つけるテーマも人気(※1)となっています。

(※1)一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会ウェブサイト

 世界188ヶ国で事業を展開するネスレは、その存在意義(パーパス)として、「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」を掲げ、お客さまやペット、そして社会に対して高品質で安全な食品・飲料の提供をすることを目指しています。ネスレ日本では、持続可能な社会づくりのため、ネスレが行っている活動を題材に、これまで教育現場に出向いて授業を行うことにより「探究学習」を支援して参りましたが、地理的な制約や日程調整などでご希望に沿えないことがありました。そこで、これまでの知見を活かし、このたび新たにオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」を開発しました。

  • 「ネスカフェ」や「キットカット」を題材にした映像教材

 オンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」は、世界最大の食品飲料企業であるネスレの事例を通して、身の回りの課題について考えることができる探究学習教材で、中学生・高校生を対象としています。コーヒーの「ネスカフェ」やチョコレートの「キットカット」など、日常生活のなかで身近に接する食品や飲料を題材にしていることが特徴で、映像教材をヒントにワークシートを使って生徒一人一人が課題や取り組み方を整理し、グループワークで考えを共有・発表する主体的、協働的な学習を進めていくことができます。授業で使う映像教材に加えて、教員向けの活用ガイド、学習指導案もセットにしていますので、学年ごと、クラスごとにいつでも最適なタイミングでご活用いただけます。

構成:
1. ネスレってどんな会社?
2. 地球のために、プラスチックごみを減らそう
3. 持続可能なコーヒー農業のために、農家さんを支援しよう
4. 地域のために、沖縄コーヒーで新たな産業をつくろう

申込受付開始: 2023年5月23日(火)から

対象: 中学校・高等学校の教育機関関係者

費用: 無料

教材一式: ①映像教材(約20分) ②個人ワークシート ③教員向け活用ガイド ④学習指導案

お申込みサイト: https://www.nestle.co.jp/csv/sustainability-program

【参考】2023年3月に実施したトライアル授業での感想

<教員の感想>

映像教材をヒントに、自分の課題について楽しみながら考え、互いの思いを共有することができ、自分自身もワクワクしながら授業をすることができた。

<生徒の感想>

「探究学習」とはどういうものか、何をしたらよいのかを考えるために、取り組み例を映像で見てからワークシートに記入することで、順序立てて理解ができた。(高校2年生)

問題を解決するためには、同じ問題に取り組む人を見つけて協力していくことが大切だと思った。(中学2年生)

身の回りの小さな問題から解決していくことが、世界の環境問題を解決するきっかけになり、世界全体が一つとなって世界の問題を解決することができるのかなと思った。(高校2年生)

以上

参考資料

  • ネスレ日本株式会社について

 ネスレ日本株式会社は、スイスに本社を置く世界最大の総合食品飲料企業ネスレの日本法人で、1913年(大正2年)に創業しました。ネスレは、「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」を存在意義(パーパス)としています。そのために、ネスレは、安全で、美味しく、環境にも配慮された製品やサービスを皆さまにお届けできるよう、日々努めています。

  • ネスレ日本の教育機関との取り組み事例

 ネスレ日本は、2011年以来、「栄養(食べること)」と「運動(からだを動かすこと)」を連動させ、「自分のからだは自分 でつくる」意識を育む健康教育プログラム(ヘルシーキッズプログラム)を全国の小学生に提供しています。さらに、2021年からは、小学生、中学生、高校生を対象に、持続可能な社会づくりのためにネスレが行っている活動を伝える出張授業を実施しています。

  • 「探究学習」とは

 「探究学習」とは、日常生活や社会に目を向け、自ら課題を見付け、その解決に向けて情報を収集・整理・分析していく学習活動のことです。小学校や中学校では「総合的な学習の時間」の科目、高等学校では「総合的な探究の時間」などの科目において、「探究学習」を導入した授業が行われています。「探究学習」の過程で、知識や技能に結び付け、考えを出し合いながら進めていき、主体的・協働的な活動を行うため、お互いのよさを生かしながら積極的に社会に参加し、新たな価値を創造し、よりよい社会を実現しようとする態度を養うことを目指しています。
文部科学省「総合的な学習(探究)の時間」:

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。