梅乃宿酒造が第15回日本マーケティング大賞 奨励賞を受賞

梅乃宿酒造株式会社のプレスリリース

梅乃宿酒造株式会社(本社:奈良県葛城市、代表取締役:吉田佳代)は、公益社団法人「日本マーケティング協会」の主催する「第15回日本マーケティング大賞」において、『伝統の日本酒蔵が挑戦する「体験型」BtoC事業』というテーマで「日本マーケティング大賞 奨励賞」を受賞しました。
今回受賞しました奨励賞は、独自性や先行性、社会課題解決性、新しいマーケティングの芽など、規模は小さいながらもキラリと光るマーケティング・プロジェクトに対して選考され、グランプリ、準グランプリに次ぐ賞です。
梅乃宿酒造は、新しい酒文化を創造することを企業の志として、これからも世界中をワクワクさせる挑戦をし続けてまいります。

BtoC限定商品を展開する公式ECサイト(shop.umenoyado.com)

日本マーケティング大賞

日本マーケティング大賞は、厳しい経済環境の中でも、企業・自治体・団体等の組織における新しいマーケティングやコミュニケーションの手法、もしくはビジネスモデルの開発を積極的に促すことで、消費者の生活の向上と経済・社会の活性化に資する活動を奨励し、マーケティングのプレステージを高めることを目的として2007年に発表、第1回は2009年より実施されました。15回目となる本年は、日本の市場が成熟化する中で、成長につながる創意工夫が凝らされたプロジェクトが多くエントリー、厳選な審査の中から選出されました。

受賞テーマ

伝統の日本酒蔵が挑戦する「体験型」BtoC事業

創業130年を迎える梅乃宿酒造が、2022年7月の蔵移転を契機に、従来の酒販店中心のB to Bの領域を超え、D2C(Direct to Consumer)チャネルを軸とした、一般消費者を対象とする、B2C(Business to Customer)事業への変革にチャレンジした。

特に重要なD2Cビジネスにおいては、「#ワクワクの蔵」というコンセプトのもと、ユーザーとの直接のつながりと体験価値に重点を置いた商品開発や会員プログラムを新たに実施。

初めてのB2C限定商品である「大人の果肉の沼 いちご」という果実リキュールでは、従来の果実リキュールの「開発力」×SNS世代の「映える体験価値」をかけあわせ、味や香り、見え方まで、「ユーザーが手元でいろいろな飲み方を楽しむ」ことを念頭に開発。

結果、SNSでのオーガニックの投稿が1万リツイートを超えるなど、従来より若いターゲット層を中心に拡散し、発売から半年たっても、製造即完売の状況が続いている。その他、各種キャンペーンや商品ローンチを行ったことで、D2Cチャネルで初年度から約2億円の売上を見込んでいる。

ECサイト専用商品「大人の果肉の沼いちご」

体験型蔵見学施設(梅乃宿酒造本社:奈良県葛城市寺口27-1)

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