共和ゴム株式会社のプレスリリース
■生鮮食品の機能性表示食品取得の現状
農林水産省の推奨で、農業参入企業が増えてきており、農地を利用して農業経営を行うリース法人は令和4年1月1日現在で4,202法人存在しています。
2009年の農地法改正によりリース方式による参入を全面解禁し、1年当たりの平均参入法人数は、改正前の約5倍のペースで増加しています。
農林水産省データ
https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/sannyu/attach/pdf/kigyou_sannyu-36.pdf
昨今では農林水産省が野菜の機能性表示食品取得を積極的に推奨していることもあり、少しずつ生鮮食品の取得数は増えてきていますが、生鮮野菜での機能性表示食品登録はかなりハードルが高く、取得数が少ないのが現状で、生鮮食品で取得できている割合は全体のわずか1.1%のみとなっており、ほとんどが加工品です。
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/hotline/20171122/171122hotline02.pdf
■フルーツトマトが伊勢丹で大好評 2019年比で売上高573%に
そのような中、当社が手掛けるトマト「Trico(トリコ)」の売上が増加、生鮮トマトでは日本初となる3つの機能性表示食品登録を取得しました。2016年に農業参入をしてから毎年順調に売上を伸ばしており、コロナ禍にも関わらず、伊勢丹浦和店での2020年売上高は2019年比415%、2022年売上高は2019年比573%となっています。
「農業を健康産業に!」を経営理念に掲げる当社は他社との更なる差別化を目指し、近年社会問題にもなってきている超ストレス社会の問題解決としてトマトに含まれる栄養素で精神ストレス緩和・肉体的疲労軽減ができるのではないかと着目しました。同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターと産学連携で共同研究を経て、リコピン、GABA、クエン酸の高含有を確認し、機能性表示食品登録を目指しました。夏場と冬場でのバラツキが多いリコピンは対象から外し、GABA、クエン酸の2つの栄養素で3つの機能性表示食品登録となりました。
■「Trico(トリコ)」製造方法
アイメック農法という土を使わず作物のチカラを引き出す特殊な製造方法をとっております。特殊なフィルムの上で育てることで、トマト自身が糖分やアミノ酸を作りだし、甘みと旨みがぎっしり詰まったトマトが実ります。土を使わない為、害虫や病原菌、バクテリアやウイルス等から守られ、減農薬で栽培が可能です。
IoT(Internet of Things)技術を導入し、農作業の効率化を実現。
液肥や水やりのタイミングや量、窓の開閉などは、外気温やハウス内湿度などのデータを基にすべてセンサー制御で行っています。
■当社トマトの機能性について
当社トマトには次の3つの機能性があります。※1日120g(約5~10個)摂取した場合
・GABAを20mg/日摂取すると
固めの血圧を低下させる機能
・GABAを28mg/日摂取すると
仕事や勉強による一時的な精神ストレスや疲労感を緩和する機能
・クエン酸を1000mg/日摂取すると
日常生活で感じる疲労感や運動後の一過性の疲労感を軽減する機能
★製品情報
機能性表示食品届出番号:G1444
栄養成分 :GABA(機能性:一時的な精神ストレスの解消、高血圧予防)
栄養成分 :クエン酸(機能性:運動後、日常生活の疲労回復)
Tricho(トリコ) 1.2kg(10日分)
Tricho(トリコ)
内容量 :1.2kg(10日分)
販売価格:4,500円(税込、送料別)
Tricho(トリコ) 120g×6袋
Tricho(トリコ)
内容量 :120g×6袋
販売価格:3,000円(税込、送料別)
2023年6月~自社サイトにて販売開始
https://yoshika-farm.co.jp/products/tricho-product-1
★今後の展開について
機能性表示食品としての販路拡大を目指し、前年対比120%増を目標としています。
●2023年6月より自社サイトで販売開始
●2023年6月24日(土)10時~17時、伊勢丹浦和店にて試食販売会が決定
●2023年7月12日(水)~7月18日(火)、伊勢丹新宿本店にてよしかファーム高糖度フルーツトマト「Tricho(トリコ)」を目玉とした「島根県フェア」の開催が決定