2023年6月18日に兵庫県三木市吉川町で地元の大学生が山田錦の「田植え」を体験

白鶴酒造株式会社のプレスリリース

2023年6月18日(日)に、兵庫県の山田錦生産者とJA・行政(※1)が主催する、“二十歳の山田錦物語”プロジェクトが4年ぶりにスタートし、地元兵庫県の5つの大学から20名が参加します。このプロジェクトは、20歳を迎える兵庫県下の学生を対象に、山田錦の栽培と酒造りを通じ、村米制度(※2)の伝統を伝え、兵庫県が日本一の生産量を誇る山田錦と日本酒への関心を高めてもらうことを目的としています。今年は、当社の村米地区の1つ三木市吉川町南水上地区[特A地区(※3)]がプロジェクトの圃場となることから、当社が酒造りに協力します。
当日は、「山田錦の館」で酒米「山田錦」の歴史や、酒造りに適した特長、古くからの酒蔵との関わり(村米制度)について学んだあと、圃場で山田錦の「田植え」を行いました。

参加した大学生の中には、19歳でまだお酒を飲めないメンバーもいました。これから稲刈り・酒造りを体験し、全員が20歳を迎える来年2月に、自分たちが関わった日本酒を口にします。

大学生からは「まっすぐ同じ量を植えることが難しかった。」や「大変だったけど楽しかった、収穫するのが楽しみ。」、「実家が灘五郷にあり、興味があったのでお酒造りの知識を学んで帰りたい。」「お酒が好きなので、出来上がったお酒が楽しみ。」という声が聞かれました。

※1 主催者
吉川町山田錦部会/兵庫県/三木市/兵庫県酒米振興会/
㈱吉川まちづくり公社/JAみのり

田植え機の田植えも体験田植え機の田植えも体験

※2 村米制度
播州地方の酒米生産地と灘の特定酒造家との間で結ばれる酒米取引制度で、一種の契約栽培である。
村米地は酒造業者という固定客を持っているものの品質改善を怠ると取引量の減少をまねくため、村全体での一致協力が必須であった。
これが灘酒の品質向上に大いに貢献したと考えられる。
米生産地と酒造家との密接な関係は現在でも受け継がれている。

※3 特A地区
東播地域で優れている山田錦を栽培するにあたり気候、土壌が適している場所のこと。三木市吉川地区、口吉川地区、加東市東条地区、社町の一部(東部)のエリアが該当する。

◆今後のスケジュール
2023年10月15日(日)       稲刈り(南水上地区圃場)
2024年  1月            醸造過程の見学と研修(白鶴酒造株式会社)
2024年  2月            完成した日本酒で地域との交流会(山田錦の館)
2024年  3月9日(土)・10日(日) 「山田錦まつり」で手がけた日本酒のお披露目(山田錦の館)

▼ニュースリリース(PDF)

https://prtimes.jp/a/?f=d13868-186-0382f4cf078efb1eb28f028aee4c8451.pdf

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