鯖江市と連携し、生活に困っている方への支援として、規格外野菜を無償提供

エクネス株式会社のプレスリリース

食品ロス削減のため、通常は捨てられている規格外野菜を定期配送するサービス「ロスヘル」を展開するエクネス株式会社(代表取締役社長:平井康之、本社:福井県鯖江市、以下「当社」)は、鯖江市と連携し、生活に困っている方への支援として、規格外野菜を、6月24日(土)・25日(日)に鯖江市役所で無償提供します。

こうした食料の無償提供は、「フードドライブ」と呼ばれ、注目を集めています。「フードドライブ」とは主に家庭で余っている食べきれない食品を持ち寄り、福祉団体・施設などを通じて、必要としている人に提供する活動です。家庭での食品ロス削減やエシカル消費にもつながります。鯖江市は「フードドライブ」を積極的に行っております。

特に昨今、物価高の勢いが止まりません。総務省が発表した今年4月の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が104.8(2020年=100)となり、前年同月比で3.4%上昇しています。伸び率は3カ月ぶりに拡大しています。特に食品を中心に上昇しています。今後、電気料金の値上げなどの影響で、ますます物価高に拍車がかかりそうです。こうした経済状況は、生活に困っている方々を直撃しかねません。そこで当社は今回、鯖江市の取り組みに全面的に協力することにしました。

                鯖江市役所に集められた数々の支援物資

規格外野菜の定期配送サービス「ロスヘル」とは
「食品ロス」の量は年間522万トンとなっています(農林水産省調べ)。日本人の1人当たりに換算すると約41キロ。これは日本人1人当たりが毎日、茶碗1杯分のご飯を捨てていることになります。

当社はこうした「食品ロス問題」を解決するために、「規格外野菜」を定期配送するサービス「ロスヘル」をスタートしました。

規格外野菜とは味には問題がないのに、サイズが大きすぎる、逆に小さすぎる、あるいは形が不揃いといった理由で一般の流通ルートから弾かれ、廃棄されてしまう野菜のことです。ですが、味は規格品と比べて、何の遜色もありません。

「ロスヘル」では、そんな規格外野菜を全国各地から調達。一般的な価格より最大30%程度安価に毎月1回、定期便(月2,052円〜5,292円(税込))で提供しています。廃棄されてしまう規格外野菜を有効活用し、食品ロスの削減を目指す試みです。

開催概要
日時:6月24日(土)・25日(日) 10:00~16:00
会場:鯖江市役所 1 階 ダイバーシティ推進・相談課
〒916-0023 福井県鯖江市西山町13−1
TEL 0778-53-2204
※野菜の配布は無くなり次第終了します。

当社代表・平井が「ロスヘル」を始めた背景
代表・平井の祖父は農家を営んでいました。不恰好な形の野菜も多かったのですが、食べてみるとすごく美味しかった記憶があります。一方、自宅周辺の畑をみると、食べるのにまったく問題のなさそうな野菜が「形が不揃い」「少し小さい」といった理由だけで捨てられていました。

起業にあたり、何を成し遂げるべきか。そのとき子どもの頃に見た、「あの風景」を思い出したのです。「もったいない野菜」をなんとかしないといけない。これまでの流通網では廃棄されるはずの野菜を安価に販売できれば、農家の収益性も高まり、祖父のように農業を諦めなくても済みます。

こうして「規格外野菜」の定額制販売サービス「ロスヘル」が生まれたのです。この事業で2030年までに食品ロスを10万トン削減したい。その目標に向かって、当社は日々、邁進しています。

会社概要
エクネス株式会社
所在地: 〒916-0037 福井県鯖江市上河端町36-4-3 2階
代表取締役CEO:平井康之
URL : https://www.exness.co.jp/
ロスヘルHP:https://losshelp.jp/

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