2019年の大雨被害を乗り越えて サン・ファーム(長野県)総会・園地視察を実施

パルシステム連合会のプレスリリース

パルシステムの「エコ・りんご」の産直産地サン・ファーム(長野県)は、7月5日(水)、6日(木)の2日間、総会及びりんご園地視察を開催しました。サン・ファームは、2019年10月の大雨による水没被害を受け、再生に至った産地です。

  • 産地と若手生産者たちの取り組みを応援

2019年に日本に上陸した台風 19号は、全国の農林水産業に甚大な被害を及ぼしました。パルシ ステムの産直産地サン・ファーム(長野県)では、千曲川が氾濫し生産者全員の自宅とりんご園が水没するという甚大な被害を受けました。

現地での総会・園地視察は、新型コロナウィルス感染症対策で中断していたため被災後初めての開催となりました。2022年8月に代表に就任した下川英紀代表は「ようやく今日を迎えることできました。2019年の災害支援に心から感謝します。復活したサン・ファームとこれからの若手主体の取り組みを応援してほしい」とあいさつしました。

りんご園地視察では、災害を乗り越え再び生産できるようになった農園のようすを確認しました。

再生したりんご園を視察再生したりんご園を視察

参加した関係者からは、当時の厳しかった状況を語り 合う場面もありました参加した関係者からは、当時の厳しかった状況を語り 合う場面もありました

  • パルシステムの被災地復興支援

サン・ファームの被災を受けパルシステムグルー プでは、のべ412人の職員を派遣し、園地や家屋の泥かきなどを行う人的支援を実施しました。そのほか、利用者へ向けたカンパや応援企画などを呼びかけ、再生を支援しました。

パルシステムでは、自然災害などで被災した方々や産地に対し、くらしの再建のため、地域や団体とも連携しながら、現地での活動や物資の贈呈、 組合員への募金呼びかけなどを行っています。

2019 年当時の支援活動のようす2019 年当時の支援活動のようす

  • エコ・チャレンジ栽培に取り組むサン・ファーム

サン・ファームは、1992年に結成されたりんごの産地です。長野市在住の8軒10名の生産者で構成されています。なかでも化学合成農薬、化学肥料を慣行栽培基準の1/2以下に減らして栽培している「エコ・りんご」 は、パルシステムの出荷全体の約3割を栽培しています。

●2019年当時の被災・支援ようすはこちら

https://information.pal-system.co.jp/society/191025-sien/

https://www.youtube.com/watch?v=JLcGScwskgA

 ●「エコ・りんご」詳細はこちら(パルシステムの果物)

https://item.pal-system.co.jp/fruit/eco-apple/

組織概要

パルシステム生活協同組合連合会

所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一

13会員・統一事業システム利用会員総事業2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)

会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ

HP:https://www.pal.or.jp

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。