大学生と高校生がタッグを組み“新作スムージー”を考案

学校法人 大正大学のプレスリリース

大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)の地域創生学部 地域創生学科の学生が企画・運営の全てを担うガモール堂※1は、フードロスの果物を使用したスムージーを提供するSDGs社会貢献型店舗です。
本学では、2023年6月より「新商品企画プロジェクト」を開始。本学学生と淑徳巣鴨高等学校(校長:矢島勝広、所在地:東京都豊島区)※2の生徒がタッグを組み、フードロスの削減につながり、かつ「すがも」をテーマにした新作スムージーを考案します。企画や試作及びテスト販売を経て改良をおこない、9月よりガモール堂での販売を目指します(担当教員:本学 高柳直弥)。

新商品を考える高校生に対して、経験を踏まえながらアドバイスをする本学の学生新商品を考える高校生に対して、経験を踏まえながらアドバイスをする本学の学生

新商品を考える高校生に対して、経験を踏まえながらアドバイスをする本学の学生新商品を考える高校生に対して、経験を踏まえながらアドバイスをする本学の学生

本取り組みは、S-U.P.P(高大接続パートナーシッププロジェクト)※3の一環で実施をしており、地域創生学科2年生の9名と同高等学校の2・3年生15名の計24名が共同します。
6月から7月にかけては、7月23日(日)開催のワイワイ市※4でのテスト販売にむけて、ガモール堂の客層や売り上げのデータを新商品のアイデア出しや試作に生かします。その後は、テスト販売での売り上げ結果やお客様の声を参考に改良を行い、9月よりガモール堂で新作スムージーの販売を目指します。
高校生と大学生が共にSDGsについて考える機会となり、さらに顧客志向の重要さを理解して地域課題の解決に取り組むマーケティング思考力を高める機会を創出します。
大学と高校の共創により、高校生に対して主体的で質の高い学びを提供すること、さらには本学学生も共同することで、大学生に対してもより良い学びの提供ができ、教育全体の質向上に取り組みます。

【本件のポイント】

  1. 本学学生と淑徳巣鴨高等学校の生徒がタッグを組み、新作スムージーを考案する「新商品企画プロジェクト」を開始します
  2. 高校生と大学生が共にSDGsについて考える機会となり、さらに顧客志向の重要さを理解して地域課題の解決に取り組むマーケティング思考力を高める機会を創出します
  3. 高校生に対して主体的で質の高い学びを提供すること、さらには本学学生も共同することで、大学生に対してもより良い学びの提供ができ、教育全体の質向上を目指します

 

 

ガモール堂で販売しているスムージーを試飲して「おいしい!」と笑顔の高校生ガモール堂で販売しているスムージーを試飲して「おいしい!」と笑顔の高校生

ガモール堂で販売しているスムージーを試飲して「おいしい!」と笑顔の高校生ガモール堂で販売しているスムージーを試飲して「おいしい!」と笑顔の高校生

※1 ガモール堂…2021年10月に第1期生がオープン。「声に出る『良いまちすがも』を創る」をコンセプトに地域創生学部最大の特徴である地域実習で関係構築した淡路産の食材を使用したフレッシュスムージーや近くの青果市場や青果店での規格外野菜・果物でつくるスムージーなど、本学の地域創生学部にしか作り出せない学生企画・運営のSDGs社会貢献型店舗。NHK WORLD-JAPAN Newsをはじめ、多数TVでも紹介されました。

※2 淑徳巣鴨高等学校…校訓「感恩奉仕」のもと“おかげさま”の心を大切にする伝統校。
1919年に社会事業家で浄土宗僧侶の長谷川良信により創立され、1950年に学校法人大乗淑徳学園が誕生しました。1985年には淑徳巣鴨高等学校に校名を変更し、1992年に男女共学化、1996年に中学校を開設。グローバル教育を発展させるとともに、文武両道の進学校として躍進を続けています。2019年には創立100周年を迎え、「気づきの教育が叡知の包みをひらく」をテーマ に、生涯にわたり楽しく学び続ける力を育んでいます。公式HP:https://www.shukusu.ed.jp/

※3 S-U.P.P…高大接続パートナーシッププロジェクト(Schools-University Partnership Project)
「高等学校」と「大学」が従来の個別的な枠組みを越えて、互いの教育上の課題やその改善策を広く共有し合えるような「場」(プラットフォーム)を提供するため、2021年に大正大学が立ち上げたプロジェクト。

※4 ワイワイ市…食品の販売ブースやゲームブース等があり、幅広い年代層を対象とした庚申塚商栄会主催のイベント。
今年度は、本学学生約30名が運営に関わり、出店の手伝いや交通整理、受付などに携わる。
<開催日>2023年7月23日(日) 15:00~18:00
<場 所>大正大学 南門広場

◆地域創生学部 地域創生学科
2016年に開設した経済学を基盤とする、「知識」と「実践」が融合した学部です。本学部の特色である「地域実習」では、全国各地において数週間にわたり実習を行い、地域の課題と資源を発見し、持続可能な地域づくりに向けた解決方法を検討して実践することを経験します。1年次と2年次では、都市部と地方地域の実習を経験し、都市と地方を比較して検証する力を身に付けます。そして3年次には、個々の研究テーマを絞り、さらに地方にコミットすることで、理論的学びを実践的知識に転化し、4年次の卒業研究に結実させていきます。これらの学びを経ることで、日本の未来を築く「地域人」を養成します。

◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/

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