NECのプレスリリース
新機能1:セルフ決済端末連携(Ark P400)
子POSモード(セルフ会計)の際に、べスカ社提供のセルフ決済端末「Ark P400」とクレジット連携できるようになりました。決済端末との連携は有線LAN経由で行い、現金会計あり(自動釣銭機あり)となしの両パターン対応が可能となります。
新機能2:インボイス対応
インボイス(適格簡易請求書)への各種要件に対応するようレシート類を変更しました。
<変更内容>
(1)適格請求書発行事業者の登録番号のレシートへの記載
(2)税率別の税額のレシートへの記載
(3)領収書への取引明細印字
(4)税額計算の一部ロジック変更
・内税外税混在時でも税率ごとに1回の税計算となるよう変更
・端数丸め金額が税計算に含まれるよう変更
(1)適格請求書発行事業者の登録番号のレシートへの記載
キッチン伝票で商品オプションの印字をする際に先頭にインデントがつくようになり、商品とオプションを識別しやすくなりました。店舗マスタメンテ画面にて「登録事業者番号(英数字最大14桁)」を設定することで各種レシート類に登録番号が印字されます。
(2)税率別の税額のレシートへの記載
税表記の部分に税率別の税込合計と税額が表示されるようになります。
領収書、取消レシートも同様の表記となります。
(3)領収書への取引明細印字
領収書の下部に会計レシートに記載されている商品明細と支払部分が印字されるようになります。
(4)税額計算の一部ロジック変更
NECモバイルPOSでは下記2点の要件対応のため、税額算出時に、端数丸め額を各税率別税込合計額から案分減額し、その税込合計額から税率ごとに1回の内税(端数切捨て)計算を行うことで消費税額を再計算し算出するロジックに変更します。(従来は税設定ごとに計算した税額をそのまま使用)
・国税庁インボイス制度Q&Aの問50(税抜き・税込みが混在の会計方法)に記載されているように、外税、内税といった税計算方法が異なる商品が混在した場合でも税率(8%もしくは10%)ごとに1回の税計算で税額を算出する必要があります。
・国税庁インボイス制度Q&Aの問61(端数値引きがある場合の適格請求書の記載)に記載されているように、会計合計額に対して端数丸め等の出精値引きを行う際、その減額分を税率計算処理に含めて再計算する必要があります。
新機能3:FAQサイトQRコード掲載
NECモバイルPOSでよくあるお問い合わせをまとめたFAQサイトを開設し、同サイトへのアクセス用QRコードをアプリTOP画面に掲載しました。100件以上のFAQを掲載しており、今後も順次拡充予定です。
スマートフォンでQRコードを読みとって即時アクセスし、キーワード検索をすることで各種事象への対処方法が写真イメージなどを見ながら確認できます。
また、加盟店ポータルからもFAQサイトにアクセスすることができます。
新機能4:売上データ削除機能
指定した店舗のクラウドサーバ上の売上データの全件削除を行えるようになりました。数週間~数か月間のトレーニング期間中に発生したデータの削除を想定した機能のためデータ件数が1万件以下の店舗に限定して実行できる機能となります。期間指定(限定)したデータ削除はできません。
<手順>
1:削除対象店舗を選択し「削除実行」ボタンを押下
2:削除対象のジャーナル件数の確認が表示されるため「はい」ボタンを押下
3:削除前に精算完了しているか確認が表示されるため「はい」ボタンを押下
4:最終確認が表示されるため「はい」ボタンを押下
5:データの削除完了
新機能5:電子ジャーナル一括ダウンロード
長期間の電子ジャーナルを一括でPDFダウンロードできるようになりました。
<手順>
1:店舗を選択後、期間を指定し「作成」ボタンを押下
※指定可能期間は最大1年間となります。
2:対象データの行が表示され「状況」の列で作成状況が確認可能。「ダウンロード」の表記になったら押下することによりPDFファイルで電子ジャーナルがダウンロード可能
新機能6:外食チェーン向け基幹業務システム「飲食店経営管理システム(R)」と連携開始
アルファクス・フード・システムが提供する外食チェーン向け基幹業務システム「飲食店経営管理システム(R)」と連携を開始し、NECモバイルPOSクラウドサーバからアルファクス社のサーバへ一日一回売上データが取り込みされるようになりました。取り込まれた売上データから、飲食店経営管理システム(R)への連携により自動で適正発注データの作成や、帳票を作成し売上管理、在庫管理、ロス管理や経営管理などあらゆる角度から分析が可能となります。※本機能のご利用には、別途ご契約が必要です。
サブスク型POSならバージョンアップがある、だからもう悩みません
これまでのPOSは、税制変更やデリバリー/テイクアウトへの対応など、社会情勢の変化に応じた機能を追加するたびに、高額なコストや手間を利用者側で全て負担しなければなりませんでした。サブスク型POSなら、これらの機能追加はバージョンアップの形でサービス提供側が責任もって実施するので、利用者の皆様が頭を悩ませる必要がありません。
また、多くの利用者の要望を常に取り入れて改善していくので、どんどん使いやすくなっていきます。
NECモバイルPOSは飲食事業者が安心して使えるサブスク型POS
飲食業は環境変化の影響を受けやすい業態です。POSを購入し、カスタマイズし、所有するという考えでは、なかなか環境変化に対応することはできません。安い・早い・軽いをずっと継続するために、NECはPOSをサブスク型で提供しています。
サブスク型POSの本当の価値については、以下もご参照ください。
〇特設サイト
https://jpn.nec.com/mobile-pos/subscription_pos/index.html?cid=mobilepos_pr62_20230825_Ver2.50.0