業務用長持ち油「長徳®」シリーズ CFPマークの取得品目を拡大

JOYL(ジェイオイル)のプレスリリース

株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長執行役員CEO 佐藤 達也 以下当社)は、このたび、業務用製品の長持ち油「長徳®」シリーズ5品目においてCFP(Carbon Footprint of Products)マーク※2を追加取得しました。

当社は、2021年5月に「長徳®」キャノーラ油16.5kg缶でCFPマークを初めて取得し、それ以降も「長徳®」シリーズ各商品の認証取得を進めてまいりました。今回の追加取得により「長徳®」シリーズのCFPマークの取得品目は16品目となりました。

「長徳®」シリーズに付与されるCFPマークは、原材料調達段階、生産段階、流通段階、使用・維持管理段階、廃棄・リサイクル段階といったそれぞれのライフサイクル段階を対象に、CO2排出量を算定したもので、モデル店舗における1年間の製品使用量をベースにCO2排出量を算出した結果、今回CFPマークを追加取得した「すごい長徳®」5品目は同配合の一般的な油と比べ、27-28%のCO2排出量を削減できることを示しています(当社調べ。食材調理時の油の加熱にかかる環境負荷は算定に含まれていません)。※3

CFPマークは、第三者機関の一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)※4が認証し、国際規格であるISO/TS 14067:2013(製品のカーボンフットプリント-算定およびコミュニケーションにかかる要求手法および指針)に準拠しています。

今回の追加取得で、CFPマークを取得した16品目は以下の通りとなります。

「すごい長徳®」 (今回追加取得)

16.5kg缶/8kgバッグインボックス(BIB)/4kg×3個入り

「すごい長徳®」S  (今回追加取得)

8kgバッグインボックス(BIB)/4kg×3個入り

「長徳®」キャノーラ油

16.5kg缶/8kgバッグインボックス(BIB)/4kg×3個入り/
大型ローリー車運搬分

「長徳®」サラダ油

16.5kg缶/8kgバッグインボックス(BIB)/4kg×3個入り/
大型ローリー車運搬分

「長徳®」白絞油

16.5kg缶/8kgバッグインボックス(BIB)

「長徳®」ヘルシータイプC

4kg×3個入り

当社は引き続き、持続可能な社会の実現に向けて社会の変化に向き合い、「Joy for Life® -食で未来によろこびを-」を具現化していきます。今後もESG経営を基盤に、おいしさデザイン®で「食べる」と「つくる」の課題に向き合い、より良い社会の実現に貢献してまいります。

長徳®」シリーズについて

「長徳®」シリーズは、おいしさはそのままに、揚げられる期間を長くするために開発した当社の独自技術「SUSTEC®」を活用することで、通常の油より長くお使いいただくことが可能です。使用期間が延びることで、天然資源である原料(穀物)の使用量を減らすだけでなく、耕作地面積の削減、サプライチェーンにおける「つくる」、「はこぶ」、「すてる」といった工程における“低負荷”につながる商品です。

今回のCFPマーク追加取得商品の一例(写真は「すごい長徳®」16.5㎏斗缶)今回のCFPマーク追加取得商品の一例(写真は「すごい長徳®」16.5㎏斗缶)

※1  CO2削減効果

当社調べ。同配合の一般的な油(当社製品)と比較した際の、モデル店舗における1年間の使用量あたりの温室効果ガス排出削減率です。食材調理時の油の加熱にかかる環境負荷は評価対象に含まれていません。実際の比較条件に関しては、CFP宣言をご覧ください。

※2 CFPマーク                

 

 CFPマークはESG対応における信頼ある情報開示ツール「SuMPO環境ラベルプログラム」で取得できるマークです。CFP宣言は温室効果ガス(CO2)という「最も注目される地球温暖化へのインパクト」を見える化し、その削減等を目指すことを目的とするプログラムで、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて製品の原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体における定量的環境情報を「見える化」(表示)する仕組みです。「見える化」された情報に基づき、提供者(事業者)と利用者(消費者等)間における環境負荷削減努力のための相互理解、コミュニケーションを促進します。

※3 算定方法の詳細につきましては下記サイトにて、ご覧いただけます。

https://ecoleaf-label.jp/searchAll.php?yearFrom=&monthFrom=&yearTo=&monthTo=&keyword=JR-BE-22001C 

※4 一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO:さんぽ)

地球資源に依存した経済活動の影響を受け自然環境が限界を迎える中で、「企業経営」の視点から様々な社会課題を克服する方策を模索し、持続型の新たなビジネスモデルの構築に資する「サステナブル経営」を推進することにより、「心豊かな未来」の実現を目指す組織。「心豊かな未来をSuMPOの業(わざ)で創ります」を経営理念として2019年10月に事業開始。製品の一生(ライフサイクル)や組織の活動を通じた環境影響を「見える化」するLCA手法の国内有数のエキスパート機関であり、「SuMPO環境ラベルプログラム」を国際規格に基づき運営。これらをSuMPOの業として、企業経営の「サステナブル経営」への変革を支援する。

https://sumpo.or.jp/about/summary.html

■J-オイルミルズについて                               

株式会社J-オイルミルズ(東証プライム市場、証券コード2613)は2004 年に製油業界の3 社が統合して誕生した、味の素グループの食用油メーカーです。JOYL「AJINOMOTO オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。マーガリン類、油糧(ミール)、スターチ、機能性素材など幅広い事業を展開しており、プラスチック使用量を6割以上※5削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック®」シリーズや植物性チーズ「Violife(ビオライフ)」、CFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した業務用の長持ち油「長徳®」シリーズなど、植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。詳細については https://www.j-oil.com/ をご参照ください。※5 当社計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合。

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