ウミトロン株式会社のプレスリリース
販売概要
販売期間:2023年9月1日(金)~9月30日(土)
販売店舗:ヨークベニマル全店約240店舗(※1)の店頭
販売商品
ウミトロンのサステナブルシーフードブランド「海を愛する、AIシーフード うみとろん」として、AI・IoT技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL(ウミトロンセル)」で生育された養殖真鯛の刺身、柵等の商品に加え、ウミトロンのパートナー企業である辻水産株式会社が企画した「宇和島鯛めしセット」も特別販売します。
AIなど最新技術を活用して生育することで、養殖業のサステナビリティに貢献しています。
AIシーフードで実現する「新しい養殖のかたち」
こだわりのポイント:
① 魚にもやさしい:魚の食欲をAIで解析し、食欲に合わせて自動で餌を制御します。
② 生産者にもやさしい:養殖場から離れていてもスマートフォンなどの端末から遠隔で魚の様子を確認し、餌やりを行うことができるため、労働負荷を低減します。
③ 海にもやさしい:AIにより無駄な餌を与えないことで、海の水質を守り、餌の原料となる魚を使いすぎないことにも繋がります。
今後の展望
海の資源量の減少、及び日本における海の資源や環境に配慮したシーフードの認知の低さ、購入可能な販売チャネルが限られていることが課題となっています。ウミトロンは、今後も量販店や飲食チェーンなどと協力し、「海を愛する、AIシーフード うみとろん」商品の販売を通じて、消費者へ海の現状や将来の海洋資源を考える機会の提供、サステナブルシーフードの認知向上を目指します。また、今後も消費者への提供機会を増やすべく、パートナーとなる生産者・加工会社・小売店・飲食店等の販路多様化を進めていきます。
※1:令和5年2月末現在、ヨークベニマル展開エリアは福島県・宮城県・山形県・栃木県・茨城県。店舗により品揃えは異なります。
(ご参考)スマート給餌機「UMITRON CELL」
特徴
「UMITRON CELL」は、AI・IoT技術を活用した水産養殖者向けスマート給餌機です。スマートフォンなどの端末から生け簀で泳ぐ魚のリアルタイム動画を見ながら遠隔で餌やり操作が可能。また、AIが魚の食欲を判定し、餌量やスピードを最適化、制御することができるため、労働負荷の削減と餌の最適化、海へ餌が流出することを防ぎ環境に配慮した養殖業の実現に貢献しています。
導入実績
スマート給餌機「UMITRON CELL」は、近畿・四国・九州地域を中心に、主に真鯛、シマアジ、サーモントラウトなどの魚種に導入されています。「UMITRON CELL」を活用した複数真鯛事業者との大規模実証結果として、AIにより魚の食欲に合わせて餌やりをすることで、従来給餌量より2割削減を達成。また、従来より少ない餌量でも、魚の食欲に応じてスマートフォンなどから遠隔で餌を与えることが可能なため、出荷時のサイズや質を保ちながら生育期間を1年から10ヶ月に短縮させることに成功しました。餌の海洋流出を防ぎながら海に優しく、かつ短期間でも大きく身質の良い魚の安定供給に貢献します。
「UMITRON CELL」説明動画:https://youtu.be/hbIQdvOMJdY
ウミトロンについて
ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。
ウミトロンは、持続可能な開発目標「SDGs」14番目のゴール「海の豊かさを守ろう」を支援する活動を行なっていきます。
ウミトロンWebサイト:https://umitron.com/ja/index.html
「海を愛する、AIシーフード うみとろん」Webサイト:https://www.umitosachi.umitron.com/
- お問合せ先 -
広報/取材について Email:pr@umitron.com
「海を愛する、AIシーフード うみとろん」について Email:umitosachi@umitron.com
ウミトロンのサービスについて Email:info@umitron.com