「エシカル・スピリッツ」 ×「サントリー」のコラボが実現！サントリーワインで用いた「甲州」のしぼりかすを使用したクラフトジン『UNEARTH STORY #1 KOSHU & CITRUS』が誕生！

エシカル・スピリッツ株式会社のプレスリリース

「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」を目指し、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社（英語表記：The Ethical Spirits & Co / 本社：東京都台東区 / 代表取締役CEO：山本祐也 / 以下エシカル・スピリッツ）は、サントリーグループが商品を製造する過程で生まれる素材を使用して蒸留するクラフトジンシリーズ『UNEARTH STORY』の第一弾として、サントリーワインで用いた白ぶどう「甲州」のしぼりかすをキーボタニカルに使用した『UNEARTH STORY #1（アンアース・ストーリー・ワン）』を新たに蒸留しました。

2023年9月1日（金）にリニューアルオープンするライフ東中野店にて先行販売を開始し、その後、蔵前の東京リバーサイド蒸溜所併設のエシカル・スピリッツオフィシャルストア、東京リバーサイド蒸溜所併設のバー・ダイニング「Stage by The Ethical Spirits & Co.」にて、および、各飲食店にてボトル・カクテルを随時販売予定です。

クラフトジンシリーズ『UNEARTH STORY』について

クラフトジンシリーズ『UNEARTH STORY』では、「マイナーな素材や廃棄されてしまう素材から、もう一度物語（STORY）を発掘する（UNEARTH）」をコンセプトに、サントリーから提供された素材をボタニカルに使用したジンをエシカル・スピリッツが蒸留し、販売します。今後も、サントリー×エシカル・スピリッツのコラボレーションのもと、さまざまな素材の物語を発掘していきます。

＜サントリーホールディングス株式会社未来事業開発部部長青木幹夫氏よりコメント＞
2022年の出資を経て、両社の交流を進め、お互いの理解を深めてきました。エシカル・スピリッツ社との対話を通じて、私たちは、改めてサントリーグループ内のhidden gemを認識し、今回の「甲州」のしぼりかすの新たな物語、可能性の発掘につながりました。

これからも、循環型経済の実現に向けて、共に学び、取り組みを進めていきたいと考えています。

＜エシカル・スピリッツ株式会社 COO 小野力よりコメント＞

昨年出資を頂いてから、サントリーとエシカル・スピリッツだからこそできる取り組みを様々な角度から模索してきた結果、今回のリリースに繋げることができました。

クラフトジンシリーズ「UNEARTH STORY」では、「未活用」を「可能性」と捉え、両社の物語を引き続き発掘していきます。

身近に、美味しく、楽しく、循環経済について考えるきっかけをこれからも生み出していければと思います。

サントリーワインで用いた「甲州」のしぼりかすから生まれたエシカルジン『UNEARTH STORY #1』

『UNEARTH STORY』の物語のはじまりを飾るクラフトジン『UNEARTH STORY #1 KOSHU & CITRUS』は、サントリーワインで用いた白ぶどう「甲州」のしぼりかすと鹿児島県喜界島の土着柑橘である「シークー」をキーボタニカルとし、蒸留しました。

しぼりかすの葡萄感をベースに「シークー」、「八朔」などの柑橘類が「甲州」が持つ柑橘のような香りを引き出しつつ、「ガランガル」、「カフィアライム」、「ラベンダー」、「ホップ」などの複数のボタニカルがアロマティックな香りを演出します。

「ジュニパーベリー」、「シトラス」のグリーンと「甲州」のぶどうの香りが広がり、口に含むと「シークー」を中心としたジューシーで華やかな香りがふわっと広がる設計は、ソーダ割でお楽しみいただけます。

ラベルデザインは、サントリーのコーポレートメッセージである「水と生きる SUNTORY」、そして、エシカル・スピリッツの蒸留所「東京リバーサイド蒸溜所」のコンセプトである「水の循環」に伴って、ともに活動の基盤と捉えている「水」が染み込む先である「地層」をモチーフにしています。
サントリーとエシカル・スピリッツが、互いに積み重ねてきたそれぞれの商品が持つストーリーや蒸留などの技術を「地層」と捉え、そこから新たな物語、可能性を発掘する取り組みとしての『UNEARTH STORY』を表現しています。

なお、『UNEARTH STORY #1』は、2023年9月1日（金）にリニューアルオープンするライフ東中野店にて先行販売します。

＜ライフ東中野店＞

住所：東京都中野区東中野3-9-7

営業時間：9:00～24:00

TEL: 03-5386-6181

HP: http://www.lifecorp.jp/store/syuto/det_syuto.html

＜サントリーの甲州ワインについて＞

サントリーグループでは、日本の土着品種であり、ワインの醸造用、そして生食用として、広く親しまれている白ぶどう「甲州」を使用したワインを製造し、『SUNTORY FROM FARM』ブランドにおいて販売しています。
「甲州」の味わいは、和の柑橘や梨、日本酒や甘酒、みりんなど、「和」を感じさせる要素を強く感じるのが特徴で、『UNEARTH STORY #1』では、そのしぼりかすから、ほのかに柑橘の香りを引き継いでいます。爽やかで甘酸っぱい香りと共に辿る、白ぶどう「甲州」のストーリーをご堪能ください。

『UNEARTH STORY #1 KOSHU & CITRUS』製品概要

商品名　　　：UNEARTH STORY #1 KOSHU & CITRUS

品目　　　　：スピリッツ（ジン）

アルコール分： 46%

容器　　　　：200ml

ボタニカル　：

＜未開拓素材＞

シークー：鹿児島県奄美群島の中にある「喜界島(きかいじま)」で採れる在来柑橘。

＜再利用素材＞

「甲州」のしぼりかす：サントリーワインを製造する過程で得た白ぶどう「甲州」ぶどうのしぼりかす。

八朔、みかん：和歌山県湯浅町「善兵衛農園」の、ジュース製造に使用された柑橘の残渣を使用。

ミョウガ：高知県産の、食用では出回らない茎の部分を使用。

生姜の葉：和歌山県和歌山市「小川農園」さんの、収穫時に切り落としてしまう生姜の葉の部分を使用。

＜その他＞

ジュニパーベリー、コリアンダーシード、ガランガル、アンジェリカルート、ラベンダー、カフィアライムリーフ、ホップ

エシカル・スピリッツ株式会社

2020年3月、日本酒生産工程の最後に生成され本来は廃棄されてしまう素材であった「酒粕」を再蒸留することでクラフトジン『LAST』を生産、販売を開始しました。

その注目は生産方法のみならず、ウイスキー業界で最も権威のある品評会WWAのジン部門「World Gin Awards 2021」での国別の最高賞を、英国「IWSC2021」では最高賞である GOLD OUTSTANDING を受賞し、世界での上位9の作品に日本勢といて唯一選ばれるなどジンとしても高い評価をいただいております。

2021年5月、エシカル生産及び消費に特化した世界初※1 の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』を東京蔵前にオープン。蒸留所内にはオフィシャルストアと自社で運営するクラフトジンに特化したバーダイニングを併設しております。

同年6月には、国立森林総合研究所が切り拓いた研究成果をもとにした民間事業者として初となる”木のお酒”『WoodSpirits』の製品化及び販売への挑戦を発表し、同時に1.4億円の資金調達を実施。

2022年8月には、サントリーホールディングス等から約２億円の資金調達を発表。新たな再生型蒸留所の建設と、海外販路の更なる拡大に向けて躍進中。

「Starring the hidden gem（隠れた才能をステージへ）」を理念に、世界をリードするサステイナブルなスピリッツブランドを目指します。

※1 自社調べ（再生型蒸留所として / 2020年9月時点）

廃棄されるのみだった酒粕をリユースしたエシカルジン『LAST』

“LAST”という単語には「最後」と「続く」という一見矛盾する２つの意味があります。「酒を絞った「最後」に得られる酒粕に、終わらず「続く」新たないのちを与える。」という物語りを名に冠した『LAST』は、精製後にその多くが廃棄されるのみだった酒粕をリユースすることで、その価値が余すところなく循環する蒸留プラットフォームを体現しています。まさに、エシカル・スピリッツの理念が形になった、代表的なエシカルジンです。

ジンの蒸留には欠かせないベースとなるスピリッツは、廃棄される運命にあった酒粕から創り出しているため、製造の難易度は高くなるものの、これまでのジンの常識ではなし得なかった独自のレシピを開発することに成功しました。一般的なジンの数倍の量のボタニカルを使ったレシピが織りなすフレーバーは、「飲む香水」と謳うにふさわしい華やかさを演出し、日々の様々なシーンを彩ります。

『LAST』公式ページ：https://lastgin.com/