「サントリー天然水」２Ｌのペットボトル全数に植物由来素材を３０％導入

サントリー食品インターナショナル（株）は、「サントリー天然水」ブランドの基幹商品であるナチュラルミネラルウォーター「サントリー天然水」２Ｌのペットボトル全数に、植物由来素材※１を３０％使用したペットボトルを導入しました。

※１　原料はフードチェーンに影響を与えない廃糖蜜由来の素材を使用

植物由来素材３０％使用のペットボトルは、２０１３年より「サントリー天然水」５５０mlペットボトル※２において導入してきましたが、今年４月より「サントリー天然水」２Ｌペットボトルにも順次導入を開始し、このたび９月の製造分より全数導入が完了し、ナチュラルミネラルウォーター「サントリー天然水」の主要容器の大半が、植物由来素材３０％使用のペットボトルとなりました。

※２　一部の自動販売機対応商品は除く

ペットボトルは、「テレフタル酸」が原料の７０％、「モノエチレングリコール」が３０％で構成されています

■新規化石由来原料を１本あたり約９g削減

サントリーグループでは、２０３０年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに化石由来原料の新規使用をゼロにするという「ペットボトルの１００％サステナブル化」を目指しており、Reduce（使う量を減らす）、Recycle（再資源化して使う）、Bio（植物由来の資源を使う）を表す「２Ｒ＋Ｂ」戦略に基づき、さまざまな取組みを実施し、新規化石由来原料の使用量削減を進めています。

「サントリー天然水」ブランドでは、これまでペットボトルの軽量化を進めており、２Ｌペットボトルでは、２０００年の５７.０gから現在では２９.８gまで軽量化を実現していますが、さらに今回、ペットボトル重量のうち３０％分を植物由来素材に切り替えることにより、ペットボトル１本あたり約９gの新規化石由来原料を削減しました。これらの活動により、１本あたりの新規化石由来原料の使用量は、２０００年と比較すると、約６割も削減しています。

〈５５０ml・２Ｌペットボトル軽量化変遷〉

〈２Ｌペットボトル１本あたりの新規石油由来原料使用量〉

■「サントリー天然水」の容器・包装における環境取り組みについて

「サントリー天然水」ブランドでは、ペットボトル以外にも、国産最薄の１２μm※３のラベルを採用していることに加え、「サントリー天然水」５５０mlペットボトルでは国産最軽量※４となる１.８５gのキャップを使用するなどさまざまな取り組みを実施しています。

また、近年では、容器・包装自体の環境負荷低減の取り組みに加え、ラベルを剥がす手間を省くラベルレス商品の展開や、飲み終わった空容器が、約６分の１のサイズまで“小さく、たたみやすい”新容器を「サントリー天然水」２Ｌペットボトルに導入するなど、分別促進を促すような取り組みも実施することで、より質の高いペットボトルの資源循環にも役立ちたいと考えています。

※３　１μmは１mmの１,０００分の１

※４　２０２３年８月当社調べ

清涼飲料市場において国内Ｎｏ.１ブランド※５である「サントリー天然水」ブランドは、発売以来お届けしている“清らかで冷たく、安全安心な水”を未来までつなぎ、ずっとずっと水と生きてゆくために、サントリーグループで取り組んでいるウォーター・ポジティブ※６活動など「水のサステナビリティ」に関する活動に加え、容器のサステナブルボトル※７化を含む「容器のサステナビリティ」にも取り組むことを通じて、いつまでもお客様に必要とされるブランドでありたいと考えています。

※５　当社調べ

※６　サントリーグループでは、取水量以上の水を水系に育むことを「ウォーター・ポジティブ」と考えています。サントリーグループは国内工場における節水活動に加え、国内工場で汲み上げる地下水量の２倍以上の水を涵養する「サントリー 天然水の森」活動を実施しており、日本国内での「ウォーター・ポジティブ」を実現しています。

※７　サステナブルボトルとは、サントリーグループでは、リサイクル素材使用比率５０％以上または植物由来素材等使用比率２５％以上のペットボトルを「サステナブルボトル」と定義しています。

■「サントリー天然水」ブランド　容器・包装に関する主な取り組み

2013年 2月　国産最軽量※となる29.8gの2Lペットボトルを「サントリー天然水」2Lペットボトルに導入

2013年 5月　植物由来原料を30%使用した国産最軽量※(11.3g)ペットボトルを「サントリー天然水」550mlペットボトルに導入

2014年 4月　国産最薄※12μmのロールラベルを「サントリー天然水」2Lペットボトルに導入

2016年 1月　世界初！植物由来原料30%使用したキャップを「サントリー天然水」550mlペットボトルに導入

2016年 9月　植物由来原料を30%使用した国産最軽量※となる1.85gのキャップを「サントリー天然水」550mlペットボトルに導入

2023年 4月　飲み終わった空容器が、約6分の1のサイズまで“小さく、たたみやすい”新容器を「サントリー天然水」2Lペットボトルに導入

2023年 4月　植物由来原料を30%使用したペットボトルを「サントリー天然水」2Lペットボトルに導入開始、9月製造分から全数導入完了

※いずれも導入時点

▼「サントリー天然水」ホームページ

http://suntory.jp/tennensui/

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先

サントリー食品インターナショナルホームページ　http://suntory.jp/sbf/

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