福島第1原発事故 福島の魚、おいしさを広げたい 調理師専門学校生たちが代々後輩に受け継ぐ想い

学校法人村川学園のプレスリリース

東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故により、12年経過した今も、いわき市の漁業は大変厳しい状況が続いています。
東京都世田谷区にある東京山手調理師専門学校のすし研究部では、月1回、学内の店舗にてすしレストランを運営し、福島県から取り寄せた魚介類=常磐ものを贅沢に使用した料理を提供しています。
2020年1月、学生15名がいわき市の平沼ノ内の魚市場を視察し、水揚げの現場見学、漁業関係者たちの話、また福島で水揚げされた魚の放射性物の自主検査場での魚介類の安全性などを学美ました。
それから4年経過した今も、後輩たちに代々受け継がれ、毎月行われる学内のレストランで常磐ものの美味しさと安全性を地元世田谷区のお客様を中心にたくさんの人たちに広げています。

学校法⼈村川学園(⼤阪府)が運営する東京⼭⼿調理師専⾨学校(世⽥⾕区)のすし研究部の学⽣たちが、

福島県の漁業現場の視察を⾏い、⼩名浜⽔産加⼯業協同組合の組合⻑との意⾒交換、安⼼な⿂介類を出荷

するための⾃主検査(放射能の検査)の⾒学などを経験し、福島の⿂を使った寿司レストランを

2020年2月から運営し、今年で4年目になります。

福島の⿂の美味しさと、安全性をしっかりとお客様に知ってもらいながら、⾃分たちの学びの成果である技術を寿司にして堪能していただいています。

学内に設置された鮨むら川 学生が月1レストランを運営学内に設置された鮨むら川 学生が月1レストランを運営

提供例

(揚げ物)

・ヒラメ天ぷら

(一の皿)

手前の鮨盛り合わせ

・アイナメ

・スズキ

・カジカ

・マグロ

・カンパチ

2020年11月26日 東京山手調理師専門学校の学生15名訪れた福島県いわき市にある漁港視察の様子。

学生たちは大きなヒラメかカレイ・タコ・アンコウなど興味深そうに漁業関係者のお話を伺いました。

自主検査場の見学の様子。

国が設置している放射能の基準は100ベクレルに対し、福島県が自主的に設定している基準25ベクレルも99.9%検知されていないほどの安全性が立証されていることを学びます。

小野浜水産加工組合長から、福島県の現状を講和いただきました。

福島県の魚はデータ上では安全を確認できているが、世間の人たちの感情はなかなか変えることができないと

語っていただきました。

福島県いわき市視察から4年経過した今も、すし研究部は後輩へ受け継がれ常磐ものを使用したすしレストランを運営しています。

今では、なかなか予約が取れないほどの人気店で、毎回多くのお客様が常磐ものを堪能されています。

すし研究部によるレストラン運営日程

2023年9月24日(日)

2023年10月14日(土)

2023年11月19日(日)

2023年12月23日(土)

12:30受付開始  12:45会食ご案内 

(金額) お一人 ¥3,000

ご予約

https://docs.google.com/forms/u/3/d/e/1FAIpQLSe2-cx_4XjDx0h0NHI9fET_uVfW_w9FQV_9SgIS8tEmbLSkRQ/viewform

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