株式会社 常陸風月堂のプレスリリース
2022年に受賞した世界的なパッケージデザインPentawards銀賞受賞に続いての受賞となります。
株式会社常陸風月堂(代表取締役:藤田浩一)が2021年12月15日に販売を開始した1本1万円の栗蒸し羊羹「万羊羹 常陸」が、2023年のIndustry Co-Creation(ICC)サミットでオーディエンス賞を受賞しました。
この記事のポイント
・常陸風月堂が販売する「万羊羹 常陸」
・ICCサミットへのノミネートのきっかけ
・「万羊羹 常陸」が2023年のIndustry Co-Creation(ICC)サミットでオーディエンス賞を受賞
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常陸風月堂が販売する「万羊羹 常陸」
三栗の 那賀に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが
※日本語訳「三栗の実る那珂(川)へと注ぐ曝井の湧水のごとく、 絶えず通い続けよう、そこに愛する人がいるなら。」
これは、日本最古の歌集である万葉集に詠まれた歌です。
奈良時代から既に、那賀(現在の茨城)は栗の産地だったらしく、栗がいかに日本人の生活に根ざしていたかがわかります。「三栗(みつぐり)の」という枕詞にあるように、栗とは一つの毬(いが)の中に三つの実がなるものが一般的ですが、昔から有数の栗の産地として有名な茨城県で、この常識を覆す「飯沼栗」が産まれました。
万羊羹はこの飯沼栗をごろごろと万(よろず)に使っています。
万羊羹の特徴は、飯沼栗の大きさと甘さ。
収穫直後、2週間以上の熟成期間を経て栗本来の甘さを最大限に引き出しています。
栗の力強さに負けない北海道十勝産小豆、栗の甘さ、あんの食感をバランス良く馴染ませるために、製造後5日熟成します。そうして出来上がった万羊羹は食感、甘み、香りのが整い至高の味となります。
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ICCサミットへのノミネートのきっかけ
ICCサミットの審査員の1人でもある、株式会社協同商事 代表取締役社長 朝霧重治様からのご紹介を受け、常陸風月堂はICCへの参加を決断しました。
【朝霧様コメント】
アトツギベンチャーのピッチのメンターを依頼され出会った藤田さんとは、偶然にお互いに尊敬する共通の料理人の方がいたりしたこともあって、人と人としてもすぐに打ち解けました。私はビールだけでなく甘いものも好きなのですが、藤田さんの造る万羊羹は今まで食べた栗羊羹の中でも圧倒的に旨く、地域の栗農家を応援したいという想いや、和菓子業界全体を盛り上げようというご姿勢も、“日本の農業を切り拓く”というミッションと協働の精神を掲げる私達とも協調するものでした。ICC SUMMITの参加者には、未だ和菓子業界からの同志はいらっしゃらなかったこともあり、早速主催の小林さんに推薦させていただきました。真摯で優れたプロダクトを造る藤田さんは評価され、ICCの新たな仲間たちに加わってくれることになりました。フード&ドリンクアワードでのご活躍を応援しています。
株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役 朝霧重治
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「万羊羹 常陸」が2023年のIndustry Co-Creation(ICC)サミットでオーディエンス賞を受賞
2023年9月に行われたICCサミット、フード&ドリンクアワードにて常陸風月堂の「万羊羹 常陸」はオーディエンス賞を受賞しました。
オーディエンス賞は、来場者が1番美味しいと思った企業に投票される人気投票で、参加13社中3社が受賞出来ます。
◾️Industry Co-Creation(ICC)サミット
「ともに学び、ともに産業を創る。」 ためのエクストリーム・カンファレンス。
第一線で活躍するトップリーダー(経営者・経営幹部・プロフェッショナル)が400名以上登壇し、総勢1,000名以上の参加者で4日間に渡り質の高い議論をする場です。
■万羊羹商品概要
【名称】 万羊羹
【定価】 11,000円(税抜き)
【賞味期限】 1ヶ月
【一般販売】 2021年12月15日〜
【オンラインショッピングURL】
https://www.fugetsudo.net/shop/products/detail.php?product_id=22
■株式会社風月堂
日本独自の歴史、伝統、文化から生まれた和菓子。
和菓子は古来より人と人を結び、移りゆく四季折々の想いを慈しみ育まれてきました。
そして、和菓子は五感の芸術とも言われ今も日本人の生活に根ざしています。
和菓子の魅力、それを囲む人々やその想い、歴史や文化に真摯に向き合い、日本の伝統、日本文化の素晴らしさを、お菓子を通して全ての人達の笑顔を未来へ繋いでいくこと。
「笑顔と伝統を未来へ」
を信念とし、日々精進してまいります。