株式会社京都新聞社のプレスリリース
ー“ハレの日”という伝統を大切にしたいー
旧宮家で100年近い間伝統的な京懐石を提供してきた「吉田山荘」がおせち料理や、お花見、お盆、秋の行楽にぴったりの料理を手掛け、伝統工芸品から建築物の内装や最新のプロダクトなど自然の漆を使った作品を多数生み出してきた「表望堂」が塗り直しの技術により長く使い続けることのできる漆の重箱を手掛けます。文化、匠(たくみ)の技、そして思いのこもった至極のひと箱をお楽しみください。
なお、販売開始にあたり、2023年9月22日(金)14:00より吉田山荘(京都市左京区)にて、リリースイベントを実施します。
【リリースイベント概要】
日時:2023年9月22日(金)14:00~16:00(受け付け13:40~)
会場:吉田山荘(京都市左京区吉田下大路町59-1)
当日スケジュール:
13:40 受付開始
14:00 主催挨拶
14:05 紹介 WABSC、吉田山荘、表望堂
14:15 第一部 「プロジェクト名」について 吉田山荘 女将 中村知古 氏
14:30 第二部 「おせち名」発表会 表望堂 島本恵未 氏
14:45 第三部 試食会
15:00 質疑応答
15:15 ~中締め~
15:20 撮影・個別インタビュー ※希望者のみ
16:00 終了
取材申し込み締め切り:9月20日(水)まで
【商品概要】 ※他のラインナップも準備中
■お重3段本塗・松竹梅・料理あり/おせち+春・夏・秋
■価格:110万円 ※税と往復送料込み
■料理について
1.お正月のおせち
2.春のお花見弁当
3.夏のお盆のお重
4.秋の行楽弁当
<料理例>
春のお花見弁当:季節の盛り合わせ、四季彩豊かなちらし寿司(主に魚介類)
夏のお盆のお重:季節の盛り合わせ、鱧寿司
秋の行楽弁当:季節の盛り合わせ、色彩豊かなちらし寿司(主に松茸やキノコ、栗など)
※上記はあくまでも例となります
■デザイン:松竹梅
■サイズ:外寸幅18cm、高さ20cm
■素材:木(ケヤキ)、麻布、漆、蒔絵部分(貝、金)
■付属品:桐箱付き
■購入方法:Square(スクエア)、銀行振り込み(先払い)を予定
※販売は9月22日(金)から開始予定
【ご案内ページ(京都新聞ウェブサイト)】 https://kyoto-np.jp/_JGJUOYM
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吉田山荘 女将 中村知古(なかむら・ともこ) 氏
京都市左京区東山三十六峯の一つとして親しまれる吉田山の中腹にある「吉田山荘」。昭和天皇の義弟君である東伏見宮家の別邸として昭和7年に建てられた。現在は料理旅館としてその美しい姿を今に残し、「和」と「洋」が織りなす見事な空間で、日本国内はもちろん海外からの旅行客の宿泊、ご結婚披露宴をはじめとするご宴席を案内されている。女将の中村知古氏は、京都の歴史文化に造詣が深く、毎年9月に吉田山荘にて開催される「観月会」では、現在の大女将の中村京古氏が始めた取り組みを引き継がれ、能や伝統音楽に触れる場を企画。また、海外の音楽家やアーティストとの親交もあり、京都の地より世界的な文化を発信している。
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表望堂 京蒔絵師 島本恵未(しまもと・めぐみ) 氏
1988年和歌山県生まれ。子どもの頃から和服に親しみのある環境で育つ。趣味で絵を描いていたが、本格的に日本画を学ぶために京都の大学に進学。大学で選択した蒔絵の授業で「絵がそのまま道具になっている」と感動し、蒔絵師を志す。在学中に蒔絵の先生に弟子入りし、卒業後は京都産業技術研究所で漆塗りの技術を学んだ。蒔絵の技術を習得して間もない頃から数々の賞を受賞。26歳の時に漆職人の夫と工房を立ち上げた。新しさと伝統が感じられるデザインは人気が高く、茶道具やインテリアまで幅広いジャンルに展開している。
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WABSCについて
工芸品に欠かせないのが、作り手の存在です。工芸品に込められた作り手の思いを知ることでその作品がもっと好きになったり、思いやストーリーに魅せられて作品を選んだり。WABSCでは工芸品に込められた思いやストーリーを紹介しています。変わりゆく世の中で、現代の暮らしにあった工芸品を生み出し、海外に向けて積極的に発信するなど新たな挑戦を続ける作り手が増える一方で、その技法は変わらず受け継がれ続けています。作り手の思いやストーリーを知ることで、もっと工芸品が好きになる。WABSCは、そんなプラットフォームを目指しています。
<参考>WABSC(ワブスク)ウェブサイト
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本件に関するお問い合わせ・リリースイベント等 取材申し込み先
WABSC(ワブスク)事務局(京都新聞COM内)
TEL:075-241-6171(平日午前10時~午後5時)
FAX:075-255-9763 MAIL:support@wabsc.com