広島のワイナリー・瀬戸内醸造所併設レストランmioが約9か月の休業を経て10月より本格稼働

瀬戸内醸造所株式会社のプレスリリース

瀬戸内海を目の前にのぞむワイナリー・レストランとして、2021年春に開業した瀬戸内醸造所レストランmio。2023年1月より、団体や貸切利用に限って営業していましたが、この秋から本格稼働します。レストラン・ワインショップのほか、醸造所の見学や、自社圃場見学ツアーなども加えた瀬戸内のワイナリー体験。地元の食やワインを楽しみ、瀬戸内を五感で体験する海沿いワインリゾートを提案しています。

ワイナリー・レストラン前に広がる景観

●背景

　2021年4月に開業した瀬戸内醸造所株式会社は、広島県三原市の瀬戸内海沿岸造船所跡地に自社醸造施設・レストラン・併設ワインショップを構えています。コロナ禍の中で開業し、行動制限がかかる中で酒造業及び飲食業を営んできましたが、2022年の年末に酒造事業及び酒販事業に人員の集約を図ることを決断し、レストランを休業しました。その後団体や貸切の利用、また大型連休や祝日などのスポットでレストラン及びショップを開業してきました。徐々にアフターコロナの到来を感じ、この秋に店舗を再稼働することになった次第です。

　瀬戸内醸造所は海沿いの造船所跡地であるこの場所を、瀬戸内に訪れ、食やワインを通して五感で体験する機会を創り出したいという思いで整備しました。2021年の開業からしばらく積極的に来訪を促すことができない状況が続きましたが、この秋からは創業当初の思いを遂げる場所として稼働します。

●気軽に立ち寄ることができる、瀬戸内醸造所レストランmioへ

店内からの眺望

　行動制限がかかることも多かった休業前は、店内の密を避けるために完全ご予約のコース料理を中心に営業してきましたが、この秋からは気軽に予約なしでも利用できるランチセットメニューの提供を開始しました（従来通りコース料理も利用可能、完全予約）。

　これまで瀬戸内醸造所レストランmioのコース料理では、地産の食材を中心に「ワインに合うSETOUCHI料理」というコンセプトでメニュー作りをしてきました。気軽なランチセットメニューもコンセプトはそのままに、瀬戸内海を眺めながらの食事を楽しむことができます。新たにメニュー入りする「薪焼きお肉のランチセット」は、コースのメイン料理で提供してきた、お肉の薪焼きを中心にしたランチプレート。そして瀬戸内の地魚と季節の野菜をアヒージョにして葉野菜とともに盛り付け、レモンが効いた自家製シーザードレッシングをかけたサラダ「レストランmioの瀬戸内アヒージョサラダ」などを組み合わせたランチセットです。

　レストランmioの薪焼きは、郊外のレストランの立地をいかして薪で火を起こし、春先に自社畑などで剪定したぶどうの枝を入れて薫香をつけます。瀬戸内ならでは、ワイナリー併設のレストランならでは、そして郊外のレストランならではの食体験をご提案することを目指す瀬戸内醸造所レストランmioです。ランチタイム以外では、季節のパフェのティーセット、グラスワイン各種、ワインのおつまみプレートなどで利用することができます。

１　薪焼きお肉のランチセット

世羅みのり牛の薪焼きランチセット