公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団のプレスリリース
横浜開港資料館ミュージアムグッズデザインコンテストでは、国内外からお越しいただくお客様に、横浜開港の歴史や英国文化を伝える施設のミュージアムグッズとして長く親しまれるデザインをひろく募集します。
ミュージアムスイーツ部門ではかつて横浜から輸出されたお茶、または英国文化を伝える施設として紅茶にぴったりなものを、ライフスタイルグッズ部門では日常生活に使うもので、思わず誰かにプレゼントしたくなるようなグッズのデザインやアイデアを募集いたします。部門ごとに応募条件が異なります。詳しくは下記または専用ウェブサイトでご覧ください。https://kaikou-contest.jp/
横浜開港資料館は令和3年度より、文化庁から「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」の認定を受け、近隣の伝統的な観光地である山下公園・横浜中華街・元町商店街等の各エリアを訪問する拠点となるべく、「近代横浜の記憶装置」としての役割を活かしたさまざまな事業をはじめています。令和5年7月には、横浜市指定文化財である旧英国総領事館付属棟をミュージアムショップ・カフェ・コンシェルジュの複合機能もつ施設 “PORTER’S LODGE“ としてリニューアルオープンしました。
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PORTER’S LODGEについて
PORTER’S LODGEの外観 英国総領事館の付属棟である建物を使用しており異国情緒たっぷりのお店です。
横浜開港資料館のミュージアムショップ&カフェ「PORTER’S LODGE」は、「横浜開港・英国文化を伝えるセレクトショップ」として、横浜の歴史を伝える商品などを仕入れて販売するほか、旧英国総領事館や英国文化を伝える商品、横浜開港の歴史を伝える資料館所蔵資料を活かしたオリジナル商品を開発し、販売いたします。
店名は、昭和6年(1931)に建物が完成した際に作成された「英国総領事館関係建築図面」に由来し、7月の店舗のオープンにあたり、当時の図面に記された名前をお店の名前として復活させ、また手書きの図面からロゴを作成しました。門番所として建てられた建物の歴史がこめられた店名とロゴマークです。
白と黒を基調としたシンプルモダンな店内では、横浜の歴史を伝える銘菓をご用意しています。
カフェではコーヒーだけでなく英国文化が薫る紅茶もおすすめです。
主なカフェメニュー
PORTER’S LODGEオリジナル商品も順次開発中です
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ミュージアムグッズデザインコンテスト開催概要
[募集対象部門]
〇ミュージアムスイーツ部門
横浜から輸出されたお茶、または英国文化を伝える紅茶にぴったりなミュージアムスイーツをご提案ください。異国情緒たっぷりの横浜開港資料館旧館(旧イギリス総領事館)の建築または横浜開港を見守ってきた「たまくす」の木をテーマとすることが必須条件です。
〇ライフスタイルグッズ部門
日常生活に使うもので、思わず誰かにプレゼントしたくなるようなデザインをご提案ください。異国情緒たっぷりの横浜開港資料館旧館(旧イギリス総領事館)の建築または横浜開港を見守ってきた「たまくす」の木をテーマとすることが必須条件です。
〇フリースタイル部門
当館が所蔵する歴史資料を活用したものづくり・プロダクトデザインをご提案ください。自由な発想で横浜の歴史を伝えるアイデアを期待しています。横浜開港資料館ホームページ「よこはま歴史画像集」に掲載の当館所蔵資料の中から選ぶことが必須条件です。
よこはま歴史画像集:http://www.kaikou.city.yokohama.jp/document/picture/index.html
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応募資格、要件等
〇ミュージアムスイーツ部門・ライフスタイルグッズ部門
横浜市内在住在学であること
高校生・専門学校生・大学、大学院生
〇フリースタイル部門
年齢、居住地等の制限なし
※18歳未満の方は保護者の同意が必要です。
※団体、個人、グループ、性別、職業、国籍は問いません。
※国内外未発表の作品に限ります。
※営利を目的とした団体、企業の応募はできません。
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スケジュール
募集期間 令和5年10月3日(火)から12月20日(水)
質問の受付 令和5年10月1日(日)から11月30日(木)
質問に対する回答 随時(WEBで公開)
応募締切 令和5年12月20日(水)17時必着
審 査 令和6年1月下旬予定
審査結果発表 令和6年1月末か2月上旬
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賞
〇ミュージアムスイーツ部門・ライフスタイルグッズ部門
大賞 商品化予定
審査員賞
参加賞(全応募者)
〇フリースタイル部門
参加賞(全応募者)
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応募方法、審査等
応募方法、審査、評価基準等につきましては下記のコンテスト専用ウェブサイトをご覧ください。
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横浜開港資料館 施設概要
近代建築としても人気の高い旧館(旧英国総領事館)と中庭に植わる横浜開港のシンボルたまくすの木
【名称】 横浜開港資料館
【所在】 横浜市中区日本大通3
【概要】横浜開港資料館は、横浜開港百年を記念して実施された「横浜市史」編纂事業の資料を基礎に、昭和56(1981)年6月2日の開港記念日に開館しました。この地は安政元(1854)年の日米和親条約締結の地であり、また、旧館は旧イギリス総領事館(横浜市指定文化財)です。19世紀半ばの開港期から関東大震災に至る時期を中心とした資料を収集・保管、整理し、調査研究を行い、その成果を常設展や企画展で紹介するとともに、閲覧室で公開しています。横浜開港資料館は資料を通じて横浜の歩みを次の世代に伝える「近代横浜の記憶装置」としての役割を果たしている施設です。
【所蔵資料】 幕末から昭和初期までの、横浜に関する歴史資料約27万点を収蔵し、近代横浜の政治・経済・文化など幅広い分野の資料、古文書・海外資料・新聞・雑誌・図書・写真など様々取り揃えています。
【管理運営】 公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm
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文化庁認定「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」について
横浜開港資料館では、「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」に基づく事業を展開しています。この計画は、文化の振興を、観光の振興と地域の活性化につなげ、これによる経済効果が文化の振興に再投資される好循環を創出することを目的として、令和2年に施行されたいわゆる「文化観光推進法」※に基づき、文化観光拠点施設を中心に、文化についての理解を深める機会の拡大と国内外からの観光客の来訪を促進させ、文化・観光の振興、地域の活性化の好循環を全国各地で創出するため、文化庁が認定している計画です。
横浜開港資料館は「横浜開港」の歴史を中心に文化振興を観光と地域活性化に結び付ける拠点となることを、共同申請者である山下公園通り・元町・横浜中華街の各団体とともに目指しています。
※「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」
※文化観光推進法に基づき認定した拠点計画及び地域計画
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/92441401.html