栄光堂ホールディングス株式会社のプレスリリース
栄光堂ホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役CEO:鈴木伝)は、大垣市の観光の拠点、地域活性の楔として、銘菓や地元の素材でできた食事を楽しみながら、心と身体を癒す基地を提供したいとの思いから、2024年春、桜の名所でもある大垣市船町に、商業施設「船町ベース」をオープンいたします。
施設内には多目的スペースを設け、カフェテリア、又、お菓子作り体験やお土産販売などを行うスペースとしての活用を予定しています。
そしてコンセプトの象徴に、約五年前に廃業した地元老舗和菓子店の「金蝶堂総本店」を復活させます。
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地域と共に
舟と住吉灯台をモチーフに「船」の 文字を図案化したロゴマーク
「船町ベース」がオープンする地は、かつて「船町湊」と呼ばれ、河川を使った人・物資・文化が行き交う中心の地でした。かつての船町湊がそうだったように、沢山の人と物で賑わう場所を、お菓子を通して提供したいという意を込めて、この「船町ベース」という施設名がきまりました。地域の方々に愛される、公園の中にある木々に囲まれた「茶屋」のような佇まいを計画しています。地域銘菓を楽しんで頂く癒しのカフェテリアや心憩う休憩スペースなど、自由に過ごせる空間をご提供いたします。
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金蝶堂総本店の復活
金蝶饅頭イメージ
金蝶堂総本店は江戸末期、彦根に奉公していた「吉田すゑ」が大垣に戻り、和菓子づくりをはじめた事が起源。その本家は残念ながら2019年に倒産しましたが、地域のご縁とお菓子文化の火を絶やしたくないという栄光堂グループが大切にしている考えを共にし、船町ベース内に新たに復活オープンいたします。皆様への感謝とご恩を忘れずに、大垣銘菓「金蝶饅頭」「水まんじゅう」などのお菓子を提供してまいります。
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大垣の菓子文化の継承と地産地消
大垣市は自噴水から湧き出る水が豊富で綺麗であること、大垣藩が茶道を推奨したことで、古くから菓子処として有名です。地域銘菓の販売の他、カフェテリアでは、隠れた地域のソウルスイーツ「オダマキ」の提供も予定しております。提供するメニューはできる限り地産地消、船町湊にまつわる素材にこだわります。地域連携を深め、多目的スペースではお菓子作り体験教室など、お子様から観光でお越しの市外のお客様まで、大垣の良いところを知っていただく機会を設け、伝統の継承に努めてまいります。