JTB、感動パーティープロデュースサービス「Living Auberge」販売開始

株式会社JTBのプレスリリース

株式会社JTBは、特別な食事体験を「旅先」の対極にある自宅やオフィスなどの「日常空間」で提供する感動パーティープロデュースサービス「Living Auberge (以下、「リビングオーベルジュ」) を、2023年11月13日より、販売開始します。
リビングオーベルジュ(※1)は、一流のホテルやレストラン、シェフが参画し、JTB独自の感動パーティー運営ノウハウにより、自宅やオフィスなどの「日常空間」をはじめとした、さまざまな場所において「世界に一つだけの感動的な食事体験」を創出するものです。社内の新規事業公募制度をきっかけに、社員のアイデアから生まれ、2023年7月~9月に実施した実証実験の結果を受けて、事業化に至りました。今後も、リビングオーベルジュを通じて、心に残る食事体験によって感動を呼び起こし、旅行以外の新しい事業領域での交流創造に挑戦します。

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プロの料理人による料理提供イメージプロの料理人による料理提供イメージ

  • 「リビングオーベルジュ」について

 食・サービス・空間など、それぞれのプロフェッショナルが創り上げる「一流の食事体験」を、自宅やオフィスなどの「日常空間」をはじめとしたお客様の望む場所やシーンで提供する「感動パーティー」をプロデュースするサービスです。料理のみを提供する一般的なケータリングやフードデリバリーとは異なり、「特別な食事体験」に関連するさまざまなサービスを組み合わせてアレンジします。自宅のリビングや集合住宅のパーティールーム、別荘、オフィスなどの「日常空間」において、「非日常の特別なひととき」を創出します。名称には、「自宅のリビングなどの日常空間で、オーベルジュのような上質な食事を体感する」コンセプトを反映しています。

【サービスお申込み、問い合わせ先】
<公式HP>https://living-auberge.com
<公式LINE>@jtbparty (LINE ID検索もしくは公式HPより友達登録ください)

公式HPより、パッケージプランの購入とオーダーメイドプランのお申し込みが可能です。
その他ご相談などは、公式LINEもしくはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

  • リビングオーベルジュ 開発の背景

 コロナ禍を経てリアルな人の交流の価値が見直され、旅行や外食などの機会も増えている反面、子育てや介護、健康上の理由などにより、外出が困難で交流機会が限られている方が世の中に多くいらっしゃいます。一方、コロナ禍の巣ごもり消費をきっかけに、「日常空間」を自分好みに楽しむニーズも常態化し、ライフスタイルも多様化しています。
 リビングオーベルジュは、JTBの新規事業公募制度「JUMP!!!」(※2)にて、子育て中の社員から発案されたアイデアで、「子どもが小さいときに、特に高級店での外食ができなかったり、しにくかったりした」という経験から、同じような悩みを持つお客様の課題を解決したいと考えたことがきっかけとなりました。同時に、人材不足や材料費高騰などの課題が顕在化する飲食産業に対しても、店舗外での効率的な売り上げ創出や、これまで店舗を認知していなかったお客様の掘り起こし、店舗のブランド価値向上など、飲食事業者とJTBが共創していくことを目指しています。2022年4月以降、一般社団法人日本ホームパーティー協会などの外部パートナーと連携してサービス開発に着手し、2023年7月~9月に行った実証実験の成果を踏まえ、新規事業として販売開始に至りました。
 JTBは、リビングオーベルジュを通じて、心に残る食事体験でお客様の感動を呼び起こし、これまでの「旅先でのサービス提供」に加えて、「日常空間でのサービス提供」という旅行以外の新しい事業領域における交流創造に挑戦します。

  • リビングオーベルジュの特長

(1)プロフェッショナルによるサービス提供:
 東京都内のラグジュアリーホテル、「ミシュランガイド東京(※3)」への掲載実績がある名レストラン、料理コンテストでの受賞経験がある実力派の料理人、高級ホテルでの勤務経験が豊富なサービススタッフ、ソムリエや唎酒師、テーブルウェアメーカー、フラワーアーティスト、空間コーディネーター、レンタルスペース事業者など、100以上の法人・個人事業主が参画。JTBが独自に開発した「感動パーティー」のノウハウをもとに、要望に応じて、日常空間を非日常に変えるさまざまな形のパーティーを提供します。

(2)さまざまな場所で利用可能:
 自宅のリビングや集合住宅のパーティールーム、別荘、オフィス、レンタルスペースなど、水回りにおける一定の設備がある場所であれば、どこでも利用可能です。特にレンタルスペースについては、株式会社スペースマーケットと連携し、特別感のあるレンタルスペースの手配も含め、アレンジ可能です。

  • 商品の概要

<利用シーン例>

<料理ジャンル>
フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、中華料理、和食、寿司、アメリカン・バーベキュー料理、アジア・エスニック料理、その他創作・フュージョン料理など

<販売を開始する商品>

・パッケージプラン:クリスマスパーティープラン

 *複数プラン開発中のため、今後他プランも販売開始予定
・オーダーメイドプラン

クリスマスパーティープランイメージクリスマスパーティープランイメージ

寿司職人による和食パーティーイメージ寿司職人による和食パーティーイメージ

<提携レストラン一例>

・フランス料理:ars、émuN、ビストロボンファム

・イノベーティブ料理:sio

・和食・寿司:幸家義太郎、鮪と小肌と穴子とそれから

・中華:蓮、創作中華 清の

<販売提携パートナー一例>
公式HPでの一般販売に加え、さまざまな企業と提携したプランも販売します。今後も順次、拡大予定です。
・クルーズ向けパック:ヤンマーのプレミアムボートによるクルーズプランへの食事手配を実施
・イオンモール限定パック:イオンモール株式会社が実施する初売り企画にて特別パッケージプランを販売予定
・サービスアパートメントホテルパック:キッチン付きホテルであるオークウッドプレミア東京特別パッケージプランを販売予定
・スペースマーケット限定パック:スペースマーケット提供レンタルスペース内での特別パッケージプランを販売予定
・料理マスターズパック:料理マスターズ倶楽部と連携し、農林水産省の顕彰受賞者である日本を代表する料理人とコラボレーションした特別パッケージプランを開発予定

  • 実証実験の結果

*ホームパーティープロデュースの実証実験を開始(2023年6月8日 ニュースリリース):
https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2023/06/08_Living-Auberge.html

  • 今後の展望

 リビングオーベルジュは、2027年度に営業利益10億円以上の規模への成長を目指します。今後は、「特別な食事体験」の提供ノウハウを活かし、旅行中の食事体験の一つの選択肢として、訪日外国人を含む長期滞在の旅行客に対するサービス提供の実現性の検討も行います。コンドミニアムや貸別荘においては、「地元のシェフが、地元の食材で提供するプライベートな食事体験」の提供や、自治体と連携し地域の食材を活用した食イベントの開催など、旅行事業とのシナジーにより、旅先での食事における新たな市場を生み出すことに挑戦していきます。JTBは、リビングオーベルジュを通じ、旅行以外の手段でもお客様の感動を生み、交流創造事業(※4)を通じて、社会に貢献します。

※1 リビングオーベルジュは、株式会社JTBの登録商標です。
※2 JUMP!!!とは、経営ビジョンに沿ったJTBグループの躍進に資する新しい「事業」アイデアを公募し、事業化を実現する社内公募制度です。
 「リビングオーベルジュ」は2021年度の本制度において最優秀賞を受賞しました。
 応募件数 2021年度:479件 2022年度:508件 2023年度:438件
※3 ミシュランは、Michelin & Cieの登録商標です。
※4 交流創造事業は、株式会社JTBの登録商標です。

  • 一般のお客様からのお問合せ先

JTB リビングオーベルジュ事務局 Mail:info-la@jtb.com

(9:30~17:30 ※12/30~1/3及び土日祝休)

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