サンデン・リテールシステム株式会社のプレスリリース
サンデン・リテールシステム株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:森益哉、以下サンデンRS)は小型で軽量なため、商用バン等に積み込みが可能な、断熱性に優れた冷凍・冷蔵ボックス「レボクール・キューブ」を開発、2023年12月1日から発売を開始します。
今回発売する「レボクール・キューブ」は、冷凍・冷蔵の温度保持機能が高く、しかも商用バンなどの小型サイズの車両に積み込むことを可能にする目的で開発。既に大型運搬用トラックに対応する可動式保冷庫「REVOCOOL レボクール」を販売し、運搬中の食品や医薬品等の鮮度保持に大きな役割を果たしていますが、より小回りの効く商用バン等に車載可能な冷凍・冷蔵ボックスへの要望に応える形で、より小型で軽量の「レボクール・キューブ」を開発しました。
<「レボクール・キューブ」(含む冷却ユニット)の外観>
<上扉を開けた際の高さ:1020㎜>
「レボクール・キューブ」は、幅・奥行きは725㎜、高さ(本体+冷却ユニット)は830㎜※1、重さは20㎏と小型で軽量です。150リットルのBOXサイズで、有効内容積は118リットル、具体的には冷凍食品自動販売機「ど冷えもん」約1台分に入る商品を収納可能です。外付けの冷却ユニットによりマイナス20℃から10℃までの幅広い温度帯に対応することが可能です。
また電源としては、車のアクセサリーソケット※2に専用プラグを挿入する方法の他、市販のポータブルバッテリーも使用可能です。さらにエンジンを停止している場合にポータブルバッテリーを組み合わせることで、より長時間安定的に温度を保つことが可能となります。
<アクセサリーソケットから「レボクール・キューブ」へ電源供給している例>
「レボクール・キューブ」の活用場面は多岐に渡り、複数の場所に設置されている「ど冷えもん」への商品の配送や補充が容易となります。従来商用バンを使用して「ど冷えもん」へ商品の配送、補充を行う際には、簡易保冷ボックスなどを利用する等の方法しかありませんでしたが「レボクール・キューブ」を使用することで温度を均一に保ちながら配送が可能になります。
<「レボクール・キューブ」を「ど冷えもん」の商品搬送に活用>
広大な駅構内において冷凍・冷蔵が必要な食品をはじめとした物品の搬送や物産展などのイベント会場での少量の冷凍・冷蔵食品の搬送にも活用が可能です。
<「レボクール・キューブ」のその他活用例>
サンデン・リテールシステム株式会社は、これからも人・商品・環境を繋ぐ会社として、消費者ならびに管理者双方の課題解決に取り組み、便利で豊かな生活の実現に向け、新技術やサービスを提供していきます。
※1:冷却ユニット335㎜の下部185㎜は断熱BOXの内部に組み込まれているため、文中に表記されている高さは製品概要の本体+冷却ユニットの合計の数値とは異なります。
※2:旧シガーソケット。車内の電気製品の電源として利用されます。
<「レボクール・キューブ」 製品概要>
※販売時までに、デザイン・仕様は変更となる場合があります