食品エコ指標の効率的な可視化システム「Myエコものさし」が新機能をリリース

クオンクロップ株式会社のプレスリリース

多様かつ持続可能な⾷と農を次世代につなぐことを目指し、脱炭素だけではない多角的な食品価値を効率的に可視化するクオンクロップ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北垣卓、以下:クオンクロップ)は、運営するシステム「Myエコものさし」の新たに事業者向けの追加機能提供を開始したことをお知らせいたします。

食と農の世界は、脱炭素だけではなく生物多様性など様々なサステナビリティ課題に直面しています。他方で、商品数の多さやバリューチェーンの複雑さなどから、商品単位でのエコスコアの可視化は進みづらい現状があります。結果として、食材名で判断された一部の食材が全体として忌避されたり淘汰される動きにも繋がってしまうと考えています。

「Myエコものさし」は、これまでも商品単位でのエコスコアの可視化を効率的に行うシステム及びサービスの開発を進めてきました。ユーザーの皆様がお持ちのデータに加えて、国内だけでなくグローバルの環境負荷データベースや貿易統計などを用いた計測・可視化を提供しています。

今回の機能拡張では、より多角的な食品エコ指標の可視化に対するユーザーの皆様の声を踏まえ、生物多様性、資源消費、土地利用、水資源消費など10を超える食品エコ指標で、食材や食品のエコスコアを可視化できるようになりました。

目的に応じて、関連する国内外のガイドラインに合わせた分析を実施することや、減農薬や有機肥料使用といった環境負荷低減の取り組みを、GHG排出量や生物多様性への影響などの計測結果に細かく反映し、ベースラインに対する各商品の強み弱みを数値として把握。国内・海外の取引先企業や消費者にPRや、商品開発戦略のインプットとして活用いただくことが可能です。

また、従来のツールでは、分析の複雑さからユーザー側の操作や内容判断が難しいという声が多くありました。「Myエコものさし」では、システム入力やレビューは専門スタッフが実施し、ユーザーの皆様は分析結果の活用や管理に注力することができます。

今後も継続して計測できる指標や地域の拡張など、更に機能拡充を行っていき、食と農に関わる皆様の工夫や努力を形にして世界に発信していくことで、私たちが享受してきた多様な食文化を持続可能な形にして次世代につないでいく所存です。

Myエコものさし紹介リーフレット

https://prtimes.jp/a/?f=d110132-6-6cf5a7c8ab47ad649954be11e3a57180.pdf

クオンクロップについて

 

クオンクロップは、多様かつ持続可能な⾷と農を次世代につなぐことを目指し、脱炭素だけではなく多角的な食品エコ指標を効率的に可視化するシステム「Myエコものさし」を開発・運営している企業です。

「Myエコものさし」は2022年にJAアクセラレーター第4期に優秀賞採択、フランス商工会議所CCI FRANCE JAPON主催のBUSINESS LEADERS FORUM 2022 TECH 4 GOOD EVENTにてBest Start up for a Sustainable Society賞を受賞、2023年には未来の農をつくるTOYOHASHIAGRIMEETUPアグリテックコンテストでの入賞及び愛知県豊橋市との連携企業への採択、スペインの料理研究/教育機関であるBasque Culinary CenterよりCulinary Action on the Road by BCC Future Food Institute賞を受賞するなど、国内外からサステナビリティに関する効率的なデータ分析のための先進的なソリューションとしての評価を受けています。詳しくはhttps://cuoncrop.comをご覧ください。

■会社概要

名称:クオンクロップ株式会社

所在地:東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5FKSフロア

代表者:代表取締役 北垣卓

設立年月:2020年9月

URL:https://cuoncrop.com

本リリースに関するお問い合わせ先:press@cuoncrop.com

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