酒粕を肥料に循環型農業を学び、育てた酒米を検査・精米・そしてラベル作成。集大成として大吟醸を仕込みます。
有限会社エコ・ライス新潟のプレスリリース
長岡農業高校作物コース(長農高)の3年生と有限会社エコ・ライス新潟(ERN)は、循環型農業(酒粕を田んぼの肥料として活用)のお手伝いから始まりました。作物コースは米を生産することを学びますが、出荷された米がどうなるかわからないのが、現在の農業の流通システムの弱点です。
そこで、ERNは醸造用精米機(酒米精米機)で酒蔵の精米をしているので、長農高でとれた酒米「五百万石」を授業の一環として、検査補助と精米体験をしました。折角、精米をしたので生徒が酒を仕込んでみたいとの生徒から提案を受けて、糸魚川市の加賀の井酒造に頼み込み酒造りをしました。
今年で4年目の酒造りは、地元の長谷川酒造にバトンタッチして、作物コース以外の食品科の生徒も学びに行くことができました。
又、小国和紙生産組合様に協力をあおぎ、自分達が育てた酒米の藁を和紙にすき込みラベルにし、デザインも自分達で考えました。
学校、仲間、親、地域への感謝を感謝をこめて、年末に仕込んだ日本酒は、卒業式の3月1日にお披露目されます。
日時 令和5年12月28日(木) 13:30~16:30
29日(金) 7:30~11:30
場所 長谷川酒造
〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋2-7-28
指導 鈴木宏明 杜氏
生徒 長岡農業高校作物コース 女子3名、男子1名
ERN大島光太郎(結プロジェクト第1期生)