業界の垣根を超えた知見による持続可能な酒蔵事業を目指し、津南醸造は日本酒業界以外の専門家を酒蔵エバンジェリストとして招聘することとしました。国境も領域もボーダーレスな展開を推進します。
津南醸造株式会社のプレスリリース
津南醸造株式会社(所在地:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木 健吾、以下「当社」)は、日本酒業界の伝統的な枠組みを超えた新たな知見を蔵の運営に活用することで、持続可能な酒造りを推進する「酒蔵エバンジェリスト制度」を立ち上げました。この制度の初代エバンジェリストとして、宇宙キャスター®の榎本麗美さんを特別に招聘いたしました。
酒蔵エバンジェリスト招聘の背景
当社は、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」を標榜し、100年後の未来も地域の環境と酒造りの営みが共生することを目指して事業展開を行っています。
当社が提供する製品を含めた日本酒に関する知名度は世界的には高いものではなく、市場形成のためにも認知を高める余地があると考えられます。そこで、当社が掲げる理念に対する認知を適切に広めることをサポートしてくれる存在を探し、酒蔵エバンジェリストとして招聘し参画してもらうことを決定しました。
当社が定める酒蔵エバンジェリストは、当社の考え方に対する理解を有し、当社が認める特定の分野で活躍される個人の方を基本とします。招聘された方の協力を通じて、津南醸造が掲げる「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」を軸とした日本酒に対する世界的な認知を拡大させていく予定です。
初代酒蔵エバンジェリストに、宇宙キャスター® 榎本麗美さん
この度、宇宙キャスター®として広く活躍される榎本麗美さんに当社事業の可能性とビジョンに共感いただき、酒蔵エバンジェリストとして参画頂けることになりました。榎本さんのバイオサイエンスに関するバックグラウンドや、これまでの多くの企画を実施されてきた経験から、当社のビジョンの国内外における認知の拡大から浸透に対する力添えをいただけると期待しています。また、これまでの宇宙関連の企画に携わられた経験に基づくアドバイスをいただき、当社事業計画へ反映させていきたいと考えています。
■ 榎本麗美(えのもと れみ)さんのプロフィール
宇宙キャスター® / 一般社団法人そらビ代表理事/日本宇宙少年団 東京日本橋分団長
理工学部バイオサイエンス学科卒業後、西日本放送アナウンス部へ入社。2007年フリーアナウンサーに。報道キャスターを中心に活動。
2019年から宇宙キャスター®として、「Crew Dragon宇宙へ」など多くの宇宙番組を企画し放送。
宇宙関連の活動が評価され「日テレAWARDS2022」にてバリュアブル・パートナー賞を受賞。また、JAXAや民間企業主催イベント・番組出演のほか、自ら宇宙イベントを企画・主催。
2021年には宇宙飛行士選抜試験の受験者を対象とした「めざせ!未来の宇宙飛行士講座」を開講し、生徒2名が選抜試験でセミファイナリストに。現在は、子ども達の宇宙教育の場「YAC東京日本橋分団」を立ち上げ、宇宙時代に活躍できる次世代育成に尽力。テレビ東京「おはスタ」にて「宇宙のおねえさん」として出演中。
■榎本麗美さんよりコメント
津南醸造は、雪深い地域で貴重な水源と原料になる米を得ることができる環境が整っていて、科学をベースとした新しいものづくりに対するチャレンジがなされている特徴的な酒蔵です。このような酒蔵から生み出される新しい価値を、日本国内だけでなく全世界に、将来的には宇宙まで、とどけるサポートをしたいと考えています。また、生まれが新潟県なので、故郷に貢献できる機会をとても嬉しく思います。
【企業概要】
津南醸造株式会社
〒949-8313 新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141
ホームページ:https://tsunan-sake.com/