大正14年に植えられたソメイヨシノを使った「森のタンブラー SAKURA」第2弾新デザイン開発

第1弾デザインは栃木県さくら市の「さくら市二十歳のつどい」で贈呈決定

アサヒグループホールディングス株式会社のプレスリリース

 アサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 高森志文)は栃木県さくら市と協力し、エコカップ「森のタンブラー SAKURA」の新デザインを開発しました。1925年(大正14年)に植えられ、2021年から始まった県道拡幅工事に伴いやむを得ず伐採されたソメイヨシノを活用しています。また第1弾デザインの「森のタンブラー SAKURA」は「さくら市二十歳のつどい」で参加者約350人に、さくら市から記念品として贈呈されることが決定しました。

 「森のタンブラー SAKURA」はソメイヨシノの老木を55%使用しています。2023年3月に発売した第1弾デザインは当社ECサイトでもすぐに完売するほど好評だったため、今回新たなデザインの第2弾を開発しました。桜モチーフは踏襲しつつ、さくら市役所で販売しているトートバッグにも使われているデザインを採用することで、市民の皆さまにより親しみを持っていただけるようにしました。1月5日以降さくら市内の「道の駅きつれがわ」にて数量限定で販売します。

 当社ECサイトでは第1弾デザインの「森のタンブラー SAKURA」を1月上旬から数量限定で販売します。

 また1月7日に開催される栃木県さくら市主催の「さくら市二十歳の集い」では、第1弾デザインの「森のタンブラー SAKURA」がさくら市から参加者に贈呈されることが決定しました。「さくら市二十歳の集い」実行委員会で、新しく二十歳を迎える方自ら記念品に「森のタンブラー SAKURA」を選んでいただきました。

 栃木県さくら市の「早乙女(そうとめ)の桜並木」は「とちぎ景勝百選」にも認定され、桜の名所として多くの方々に親しまれてきました。「森のタンブラー SAKURA」に使用した桜は、県道新設時に町の発展を願って1925年(大正14年)に地元の青年団が中心となり植えたものです。2021年から始まった県道拡幅工事に伴い、やむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラー」を開発することで、資源を有効活用するとともに、市民や観光客に愛されてきた桜の存在を記念品として残します。

 栃木県さくら市はグループ会社であるアサヒグループ食品やニッカウヰスキーの工場もあり、アサヒグループにとってゆかりの地です。今回、伐採されたソメイヨシノを使って「森のタンブラー」を開発することで、未利用資源を有効活用するとともに地域の活性化を後押ししていきます。

 

 「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。2023年は、綿花の収穫後に廃棄される枝を使った「森のタンブラー 伯州綿」や倒木した屋久杉を使った「森のタンブラー 屋久杉」、剪定後に廃棄する梨の枝を使った「森のタンブラー 梨(RE)BORN 松戸」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできました。

 アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立しました。今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、地域の社会課題解決を目指します。

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