~世界各地のザ・リッツ・カールトンでの20年以上のキャリアを活かし、「Farm to Table」をコンセプトにメニューを開発~
マリオット・インターナショナルのプレスリリース
幼少時代のカーターは、まさに日常の中に「Farm to Table」が存在する環境で育ちました。カリフォルニア州の実家の庭には、サクランボ、プラム、アプリコット、アーモンド、オレンジの木があり、カーターはいつも祖母を手伝ってキッチンに立ち、庭の果物を摘んでフルーツパイを作っていました。また、メキシコ文化の影響も受けているカリフォルニアでは、料理にフレッシュな野菜やハーブを使う機会が多かったことも、現在の彼の料理の根底にあるといえます。
シェフを志したカーターは、サンフランシスコのカリナリースクールを卒業後、2002年にザ・リッツ・カールトン ハーフムーンベイで料理人としてのキャリアをスタートすると、その後、ザ・リッツ・カールトン サンフランシスコでの経験を経て、フロリダ州マイアミやネイプルズの同ブランドにて更なる研鑽を積みました。
さらに、オマーンの首都マスカットに移ると、アル・ブスタン・パレス・ア・リッツ・カールトン・ホテルのビーチレストランの料理長を務め、その2年後には、サウジアラビアのザ・リッツ・カールトン ジェッタにて西洋料理エグゼクティブ・スーシェフに就任しました。
また、2018年以降は、ザ・リッツ・カールトン マカオとJWマリオットマカオの総料理長を兼任し、2つのホテルにまたがる12のレストランのメニュー開発、食材調達、人材育成などを指揮してきました。なかでも、ザ・リッツ・カールトン マカオの広東料理店「Lai Heen(麗軒)」では、ミシュランガイドにおいて、在任期間中一つ星を獲得し続けた実績を誇ります。
「ザ・リッツ・カールトン沖縄では、自社のオーガニックガーデンで、新鮮なハーブや野菜を育てる取り組みを始めました。同じカリフォルニア州の出身でガーデンを監修するオーガニックファーマーのギル氏は、持続可能な実践に取り組み、ホテルから出るコーヒー豆のカスなどを利用し、再生農業をホテルスタッフに指導しています。今後、体験型のアクティビティーやプラントベースのフルコースといったメニュー開発を通して、沖縄の自然の恵みやこの土地ならではの新しい食体験をゲストの皆さまにお届けできることを楽しみにしています。また、20年以上に渡る世界各地のザ・リッツ・カールトンホテルでの経験を活かし、ザ・リッツ・カールトンスピリッツであるブルーブラッド*を継承し、ここ沖縄で更なるおもてなし、ローカルエクスペリエンスをご用意して皆さまのお越しをお待ちしております」(ザ・リッツ・カールトン沖縄の総料理長、ブライス・カーターのコメント)
*ブランドカラーであるメモラブル・ブルーの血が流れるという意味で、誇りを込めてそのように呼ばれている
●ザ・リッツ・カールトン沖縄について
沖縄本島のほぼ中央、名護市喜瀬の自然豊かな高台に位置する「ザ・リッツ・カールトン沖縄」は、琉球のシンボルとなっている“首里城”の赤瓦と白い城壁、また古来より“聖地”とされ崇められてきた水の湧き出る場所をモチーフとしています。琉球での城とは、訪れる人を温かく迎え入れる場所の意味もあり、「城(グスク)」と呼ばれます。古くより礼を重んじ礼を守ってきた琉球の人々が大切にしてきたおもてなしの心「迎恩(ケイオン)」と、ザ・リッツ・カールトンの伝統的なサービス精神を具現化した「城(グスク)」で、お客様をお迎えいたします。