高齢者専門宅配弁当の地域貢献 宅配中に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡
株式会社シニアライフクリエイトのプレスリリース
高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋洋、以下:当社)は、この度、埼玉県富士見市と「要援護者見守り事業に関する協定」を締結。富士見市との調印式が2024年1月16日(火)に実施されました。
◆創業時から高齢者の見守り活動を実践する強みを活かし、地域に貢献
富士見市の公表する「第8期富士見市高齢者保健福祉計画」※1によると、国勢調査に基づく高齢者世帯の状況では、一般世帯数の増加とともに、65歳以上の高齢者がいる世帯も増加しており、一般世帯数に占める高齢者世帯の割合は、2015年で36.4%となっています、また、中でも高齢者単独世帯の割合が大きく増加しており、高齢者世帯の27.3%を占めています。富士見市では、市内に居住する一人暮らしの高齢者、障がい者や生活困窮者など何らかの支援を必要とする方(要援護者)の異変を早期に察知するため、富士見市と様々な事業者との間で情報を共有し、通報等による要援護者見守り事業に関する協定の締結に取り組んでいます。当社は、富士見市を含む全国356店舗(2024年1月16日時点)を展開する高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を通じて、弁当宅配時における高齢者の見守り活動を創業時より実践しています。その強みを活かし、地域により一層貢献したいとの考えが、富士見市の意向に合致し、この度の「要援護者見守り事業に関する協定」締結に至りました。
※1 第8期富士見市高齢者保健福祉計画
◆配達中に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡
今回の協定締結による当社の具体的な役割は、お弁当の配達スタッフが、お届け先の高齢者の異変を発見した際に、富士見市の関係各所に連絡する見守り活動です。配達スタッフは、利用者に毎日※2お弁当を手渡しにてお届けしているため、「郵便物がポストに溜まっている」「雨戸がずっと閉まったまま」といった外観の異変や、「話がかみ合わなくなった」「顔色が悪く、具合が悪そうに見える」といった対面時の異変など、普段の様子を把握しているからこそ気付くことができる変化があります。
過去には、配達時に呼び出しを行っても返事がなく、当日何度か訪れても鍵が開かなかったことから、配達員がケアマネジャーやご家族に連絡を入れ、ご家族が駆け付けたところ、利用者が家の中で倒れていたという例もありました。
※2 正月三が日(1月1日~1月3日)のみ休業
◆「すべてはご高齢者のために」の具現化に向けた取り組みを推進
高齢者に密接な事業を展開する当社にとって、「高齢者の見守り」への取り組みは加盟店共々重要と考えています。今回の富士見市との協定締結をはじめ、今後も各自治体等との連携を図りながら「すべてはご高齢者の為に」という想いの具現化に向けて、加盟店と一体となって取り組んでまいります。
「要援護者見守り事業に関する協定」締結 概要
■締結先:埼玉県富士見市
■締結日:2024年1月16日(火)
■締結目的:
本協定は、当社の加盟店である市内の対象店が日常業務として実施するお弁当の宅配サービス業務を通じ、高齢者、障がい者及び生活困窮者などで何らかの援護が必要と思われる者を発見した場合に、その状況を市に通報することにより要援護者の生活を支援し、もって地域福祉の増進を図ることを目的とする。
会社概要
会社名:株式会社シニアライフクリエイト
代表:代表取締役 高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:5,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営