宇宙・深海を旅した日本酒!?『土佐宇宙酒・宇宙深海酒』  高知県アンテナショップとECサイトで販売開始

一般財団法人高知県地産外商公社のプレスリリース

ISS国際宇宙ステーション、茨城沖の深海から生還した高知県産酵母を培養 
~夢とロマンが詰まった、世界的に希少価値の高い芳醇な一杯~

東京・銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」(運営:一般財団法人高知県地産外商公社)は、2024年2月1日から高知特産『土佐宇宙酒・土佐宇宙深海酒』の販売を開始いたします。店舗地下1階「とさ蔵」の酒販売エリアに特設コーナーを設置。公式オンラインショップからもお買い求めいただけます。生産量に限りがある貴重な一杯をぜひ、この機会に。壮大な宇宙、深海への旅に思いを馳せながらお楽しみください。

宇宙酒集合イメージ

【土佐宇宙酒とは】
土佐宇宙酒は、2005年にISS国際宇宙ステーションで培養した高知県産酵母を使った日本酒です。有志で立ち上げた高知県宇宙利用推進研究会、酒造組合、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの各団体が協力し合い、同年10月1日、ソユーズロケットに酵母を搭載して打ち上げ、高度40万メートルのISS内にて10日間、増殖・培養しました。
帰還した酵母を使って高知県工業技術センターにて試験醸造を繰り返した後、各蔵で活用して商品化。酵母と共に宇宙を旅した高知県産の好適米「吟の夢」「風鳴子」は「宇宙米」とされ、これらを使用する宇宙酒には厳しい基準が設けられています。毎年行われる土佐宇宙酒審査会の審査に合格したものだけが認定、販売されているのです。

【宇宙深海酒とは】
宇宙深海酵母は、宇宙酵母をさらに水深6,200メートルの深海に持ち込んで培養したものです。高知県産酵母が宇宙から帰還した14年後の2019年。研究者によって南鳥島の周辺海域で水深6,000メートルに沈められました。このときは酵母が水圧に耐えられずに全滅しましたが、実験室で高圧下でも生きながらえる酵母を厳選し、2021年1月に再挑戦。茨城県沖6,200メートルの深海で4カ月間、600気圧の環境に耐えた酵母が生還しました。生存率3億分の1という過酷な試練を乗り越えて誕生した「宇宙深海酵母」です。
この酵母を使って醸造されたのが宇宙深海酒。宇宙酒と同じように、厳しい認定条件と審査基準が設けられています。宇宙深海酵母は気圧の高い環境に適応しようとしたのか、酵母菌の細胞壁が厚くなったことが研究者によって確認され、一般的な土佐酒よりも酸の度数が高い傾向にあることが分かりました。

【販売する土佐宇宙酒・宇宙深海酒の銘柄】
<純米吟醸 宇宙深海酒 美丈夫>(720ml/濱川商店)
宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒

<純米吟醸 夢追い酒 土佐宇宙酒>(720ml/土佐鶴酒造)
土佐宇宙酵母と好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒

<特別純米酒 空と海>(720ml/高木酒造)
宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した特別純米酒

<深海の宇宙 Shinkai no Sora>(720ml/有光酒造場)
宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米大吟醸

<宇宙のパワーで夢を叶える純米酒>(720ml/司牡丹酒造)
土佐宇宙酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米酒

<FAR DEEP>(720ml/司牡丹酒造)
宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒

<亀泉 宇宙深海酒>(720ml/亀泉酒造)
宇宙深海酵母と酒造好適米・風鳴子を使用した純米大吟醸原酒

<宇宙深海酒 宙海-chukai->(720ml/無手無冠)
宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒

~プロジェクト創設時から参画する有光酒造場代表・有光 尚さんの話~
かなり可能性が低いと言われながら実現したのが、宇宙酒であり宇宙深海酒です。こんなにロマンが詰まった商品は他にはないと思っていますし、これからも大切にしていきたい。酸味と旨みが程よいバランスに整い、さまざまな料理との相性が合う食中酒です。じっくりと宇宙や深海に流れる時間・空間に思いを馳せながら飲んでいただければうれしいです。

店内特設コーナー

【高知県アンテナショップまるごと高知】
所在地: 東京都中央区銀座1-3-13 オーブプレミア
最寄駅: JR線有楽町駅、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅
営業 : 10:30~19:00
URL  : https://www.marugotokochi.com/

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