関西財界セミナー賞2024「大賞」を受賞 株式会社たねや 代表取締役社長 山本昌仁

株式会社たねやのプレスリリース

関西財界セミナー賞2024「大賞」を受賞 株式会社たねや 代表取締役社長 山本昌仁関西財界セミナー賞2024「大賞」を受賞 株式会社たねや 代表取締役社長 山本昌仁

和菓子の製造販売を行う株式会社たねや(本社:滋賀県近江八幡市)代表取締役社長 山本昌仁は、2024年2月8日、9日に開催された第62回関西財界セミナー(主催:一般社団法人関西経済同友会、公益社団法人関西経済連合会)において、関西財界セミナー賞2024「大賞」を受賞しました。創業地の滋賀で長年“自然に学ぶ”という強いコンセプトのもと、お菓子づくりを変わることなく続けてきた点や、地域に根差す実践的な取り組みを評価いただき今回の受賞にいたりました。

  • 関西財界セミナー

関西の企業経営者が一堂に会し、国や地域、企業経営のあり方を論議するセミナーです。1963年から始まり、2003年より関西経済同友会と関西経済連合会の共催となりました。近年は企業経営者にくわえ大学や自治体など幅広い分野の方々がともに参加されています。

「関西財界セミナー賞」は関西全体の競争力強化や地域の活性化に寄与することを目的とし、2005年に創設されました。関西において優れた技術やビジネスモデルを持ち、独自性を活かして関西の活性化に貢献している企業や団体、個人を公募し、選考のうえ関西財界セミナーの中で「大賞」「特別賞」「輝く女性賞」の各賞が発表・表彰されます。

  • 受賞コメント

株式会社たねや 代表取締役社長 山本昌仁株式会社たねや 代表取締役社長 山本昌仁

この度は「大賞」という栄えある賞をいただき心より感謝申し上げます。菓子屋としての歩みをこのように評価いただけましたこと大変うれしく感じております。

会社の生まれ育った場所、そして私のふるさとである滋賀県近江八幡市に2015年、フラッグシップ店となる「ラ コリーナ近江八幡」を作りました。昨年は約409万人のお客様にお越しいただきとても感謝をしております。

今もラ コリーナでは、「自然に学ぶ」をテーマに様々な活動や学びを続け発信をしております。今ある豊かな自然・ふるさとの風土を未来へ申し送っていくため、今後も多くの方と強いつながりを持ちながら取り組みをすすめて参ります。

ありがとうございます。

  • たねやの取り組み

■ふるさと近江八幡で150余年

江戸時代より穀物や根菜類の種子を商う「種家末廣」が屋号もそのままに菓子舗として創業したのは1872年のこと。のちに屋号を「種家」と改め、ふるさと近江で素材を活かしたお菓子づくりを長年続けています。

代表銘菓である手づくり最中の「ふくみ天平」をはじめ折々にお届けする季節菓子、歳時菓子は時代にあわせ形や味を見直すとともに、プラスチック容器からリサイクル可能なアルミ容器に変更するなど、環境に配慮した資材の切り替えも進めています。

創業150余年 和菓子舗たねやの春のお菓子創業150余年 和菓子舗たねやの春のお菓子

■素材を活かすこれからのお菓子づくり

お菓子の素材はすべて自然の恵み。お米や小豆などお菓子に最適な素材を見極めるとともに産地とのつながりも大切にしています。生産者と心と心が通い合うように、たねや自らもキャンディーファームという農園を設け、自然や“土”と親しんでいます。

またこし餡をつくる過程で取り除く小豆皮をパウダー状にして、お菓子の素材として再活用しています。工場で排水をろ過する際に発生する有機汚泥を堆肥化しキャンディーファームの森づくりで循環活用する取り組みも進めています。

素材をめぐる旅:https://taneya.jp/la_collina/blog/cat28

素材を活かすこれからのお菓子づくり(たねや)素材を活かすこれからのお菓子づくり(たねや)

■「自然に学ぶ」フラッグシップ店 ラ コリーナ近江八幡

2015年、近江八幡市北之庄にオープンした、たねやとグループ会社であるクラブハリエのフラッグシップ店。“自然に学ぶ”をコンセプトに折々の自然やお菓子をお楽しみいただける空間です。2023年には409万人以上のお客様にご来場いただきました。

敷地では無農薬のお米づくり行うほか、たねやの各店舗を彩る山野草も栽培しています。たねや・クラブハリエの取り組みの発信地として、多くの方にお楽しみいただけるようラ コリーナ近江八幡は進化を続けています。

たねやのフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」(滋賀県近江八幡市)たねやのフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」(滋賀県近江八幡市)

■みんなでつくる森プロジェクト

ラ コリーナ近江八幡の敷地内に、どんぐりの苗木を植える「どんぐりプロジェクト」はふるさとの山につながる森づくりです。2009年から10万本を⽬標に始め、植えた木は約5万本。2023年からは新設した体験型の植樹ツアーではより多くの方にご参加いただき、環境問題を知っていただくきっかけとなっています。

また資源の消費削減に向けた取り組みの一環として手提袋を有料化し、売上の一部でマダガスカルへの植樹を実施。「みんなでつくる森プロジェクト」では、2022年には1万本の植樹を行いました。地球温暖化や生物多様性の保全について考え、豊かな自然を未来へとつなぐため、これまでの当たり前を見直しながら“今できること”を実践していきます。

たねや みんなでつくる森プロジェクトたねや みんなでつくる森プロジェクト

■たねや・クラブハリエの取り組みや⽬指すビジョンを多くの⽅に知っていただけるよう、公式サイトでは様々な情報を随時公開しています。

詳細は「⼤切にするきもち」をご覧ください。 https://taneya.jp/sustainability/

私たちの取り組みが世界へと広がっていくことを願っています。

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