国内初のGI 2段階指定!日本酒「GI信濃大町」が 2月14日に認定酒15種をお披露目、フランス最高ソムリエも絶賛  GI長野(清酒)の認定酒を含む6酒を試飲ペアリング ~俳優の村井美樹さんもご登壇~

GI信濃大町 2月14日イベント事務局のプレスリリース

2023年6月30日に国税庁長官より指定された、酒類の地理的表示である長野県の「GI信濃大町」は、2024年2月14日(水)に「GI信濃大町 認定酒お披露目セレモニー:GI長野(清酒)と合同試飲&ペアリング体験」を都内ホテルにて開催しました(主催:関東信越国税局)。会場は100名を超えるメディアや酒販店の関係者で満席となり、蔵元たちのトークセッションやフランスのトップソムリエによるペアリングなどに大きな注目が集まりました。

鏡開きには信濃大町観光大使で、俳優・タレントの村井美樹さんも登壇(中央の左側)。「私は日本酒もとっても大好きで、今回の式で新たな日本酒の出会いがあるのをとても楽しみにしています」とコメント

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▲鏡開きには信濃大町観光大使で、俳優・タレントの村井美樹さんも登壇(中央の左側)。「私は日本酒もとっても大好きで、今回の式で新たな日本酒の出会いがあるのをとても楽しみにしています」とコメント

セレモニーでは冒頭に関東信越国税局長 木村秀美氏(上の写真:左樽の左から3番目)が挨拶。続いてGI信濃大町 管理協議会 会長 薄井朋介氏(株式会社薄井商店、同:左樽の左から2番目)の挨拶の後、大町市長 牛越徹氏(同:左樽の左から4番目)、長野県産業労働部 次長 滝沢裕之氏(同:右樽の右から3番目)、長野県酒造組合 会長 宮坂直孝氏(宮坂醸造株式会社、同:右樽の左から2番目)が来賓のご挨拶をされました。

その後、特別講師としてサケ・エッジ株式会社 代表取締役 竹久健氏が登壇され、国内初のGIの2段階指定となるGI信濃大町の詳細を説明。次に同じく特別講師のグザビエ・チュイザ氏(フランス M.O.F、「オテル ド クリヨン」シェフソムリエ)がGI信濃大町とGI長野のお酒の魅力や可能性について大いに語りました。

「GI信濃大町協議会」の3蔵(市野屋、薄井商店、北安醸造)の酒蔵トークセッションでは、各蔵のこだわりや熱意が存分に語られ、一緒に登壇された地元の酒米農家、平出亨氏からは貴重な深水栽培の話などもうかがえました。

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▲酒蔵トークセッションの様子。左から株式会社市野屋 執行役員 中津圭博氏、株式会社薄井商店 代表取締役 薄井朋介氏、北安醸造株式会社 代表取締役社長 伊藤敬一郎氏、特別出演 酒米農家 平出亨氏

会場ではGI信濃大町の認定酒11種とGI長野の認定酒11種、合計22種が試飲できました。そのうちGI信濃大町3種とGI長野3種については、グザビエ氏のペアリング提案を基にした料理と一緒に堪能しました。グザビエ氏のテイスティングコメントの紹介とともに、参加者たちは五感を研ぎ澄ましながら日本酒を味わい、長野のお酒の新しい可能性を発見しました。

【GI信濃大町、3つの“全国初”とは? 】
1. 2021年に「GI長野(清酒)」として指定された地域内に新たに指定されたのが「GI信濃大町」で地域の「2段階指定」となっている。すでに「GI長野(清酒)」に認定された酒でないと「GI信濃大町」には認定される資格がない。
2. 原料米の生産地(長野県大町市及び松川村)並びに対象品種が特定されているのみならず、個別の圃場まで特定されている。
3. 蒸きょうは「こしき」に限定され、かつ、こうじは「盛り」以降の工程を100kg以下のロットで行うなど、生産過程の限定にまで踏み込んでいる。

【フランス最高ソムリエ グザビエ・チュイザ氏も絶賛】
グザビエ氏は次のようにGI信濃大町のお酒を賞賛されました。
(一部抜粋&要約)

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▲グザビエ・チュイザ氏(フランスM.O.F. 、2022年フランス最優秀ソムリエ、「Kura Master」審査委員長、酒サムライ、パリの5つ星ホテル「オテル ド クリヨン」のシェフソムリエ)

●GI信濃大町の存在について思うこと:
「長野は日本酒の歴史の中で常に先駆者であり、品質を追求し、懸命に働き、革新してきました。そして、GI長野の中にGI信濃大町が存在しているということは何よりもその場所、土地を日本酒に反映している証拠だと思います。制限が厳しいがゆえに、日本酒に心が宿っているという証拠です。それは日本酒にテロワールを反映させるという強い精神を感じます」

●GI信濃大町のお酒の特徴について:
「ほとんどがピュアで、繊細で、綺麗な香りがあり、個性がしっかりしていてかなり驚きました。また、大根のような野菜の香りも感じられ、鼻にスッと通るような感覚、また繊細さを感じます。香りが繊細であるということは、上品さがあるということでもあります。味わいにもその上品さを感じました。とてもフレッシュでクリスタルのような透明さを感じるものもありました。キレもあり、フレッシュな後味を感じました。私は、GI信濃大町の日本酒をオペラ座の最高位のバレエダンサーたち『エトワール』に例えられると思いました。とても繊細で軽やかで、軽快なステップを踏んでいるイメージが湧きました。GI信濃大町の日本酒で、私が一番気に入った点は、『オート・クチュール』のようなエレガントさ、細部にまで宿る繊細なきめ細かさです」

●GI信濃大町のお酒のペアリングについて:
「信濃大町の水の名前『女清水』(おんなみず)が、『エトワール』バレエダンサーたちの繊細な部分に共通します。この女性的な側面がある日本酒は、ガストロノミーのさまざまな場面で多くの感動を生み出すことができます。野菜全般とペアリングが考えられますが、アーティチョークという野菜をここで取り上げたいです。アーティチョークはフランスではとても複雑な食材で、ペアリングの提案が難しい食材のひとつでありますが、野菜的な香りとしっかりとした食感がGI信濃大町の日本酒ととても相性が良いと思います。
他にオマール海老、フランスの古代種のトマトや『クール・ド・ブフ』、『マトウダイ』の料理、シェーブルチーズ、牡蠣にも合うと思います。私にとっては、最高級のシャンパーニュや白ワインの個性であるピュアさ、繊細さと同じものをGI信濃大町に感じるため、ブラン・ド・ブランのシャンパーニュやグランド・ソーヴィニョンの白ワインなど世界的なワインを横に並べて一緒に試飲してみて下さい。素晴らしい経験となります」

GI信濃大町の認定酒 15種詳細: http://greencreate.boo.jp/PR/listofgishinanooomachi.pdf

GI長野の認定酒を含む試飲22種とグザビエ氏によるテイスティングコメント: http://greencreate.boo.jp/PR/pairing.pdf

水の街 信濃大町と3蔵の紹介チラシ: http://greencreate.boo.jp/PR/GI_oomachi_KURA.pdf

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▲GI信濃大町の認定種15種と Miss SAKEたち

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▲「GI信濃大町協議会」の3蔵、左から市野屋、薄井商店、北安醸造

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▲GI信濃大町の樽酒 鏡開きの様子

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▲ペアリングした料理(カリフラワーのローストと菊芋のフリット、仔牛ロースのグリル ジロル茸を添えて、リ・ド・ヴォーのソテー 菊芋のクリームソース)

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▲グザビエ氏のおすすめ通りデカンタージュした認定酒も

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▲日本酒6種とのペアリングを堪能する参加者の様子

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▲大町市のご当地キャラクター おおまぴょんも登場し会場をわかせた

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▲信濃大町観光大使で、俳優・タレントの村井美樹さんもご登壇

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▲GI信濃大町の認定酒15種

・GI信濃大町の国税庁リンク:
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/230630_nagano_besshi01.htm
・GI信濃大町 YouTubeチャンネル(2024年4月頃まで今回のセレモニーの様子は視聴可能):
https://www.youtube.com/watch?v=QWTo09C_-2c&t=46s
・市野屋の公式ホームページ : https://ichinoya.com/
・薄井商店の公式ホームページ: https://hakubanishiki.co.jp/
・北安醸造の公式ホームページ: https://hokuan.co.jp/

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