【東芝テック・近商ストア】 スマートフォン・映像解析技術を活用した レジ業務無人化の実証実験

東芝テック株式会社 株式会社近商ストアのプレスリリース

 東芝テック株式会社(本社:東京都品川区 以下「東芝テック」)と株式会社近商ストア(本社:大阪府松原市 以下「近商ストア」)は、松原店、上本町店で、スマートフォン・映像解析技術を活用したレジ業務無人化の実証実験を実施いたします。

レジ業務無人化実証実験 運用イメージ

【実証実験の概要】
期間:2019年3月4日(月)~4月12日(金)
内容:
 1.スマートフォンをPOS システムとして利用
  レジアプリを搭載した専用スマートフォンを貸与し、買物顧客*自身が商品登録
  (商品バーコードのスキャン)を行うことができるスマートフォンPOS を運用
  します。また買い物中には、スマートフォンへお買い得情報などをお知らせする
  販促機能の効果検証を行います。
 2. AI による映像解析技術の活用
  映像をAI で解析する事で、レジに並ぶことなく商品登録ができるシステムを
  スーパーマーケット業態で検証します。また、映像からの詳細動作解析による
  不正検知、顔認証による不正抑止といったセキュリティ面への映像解析技術の
  応用の検証を致します。
  ※実証実験への参加者は近鉄グループ従業員および特別モニター会員に限定して
   います。

 実施店舗
  スーパーマーケットKINSHO 松原店
  (大阪府松原市上田3 丁目6 番1 号ゆめニティまつばら内)
  ハーベス 上本町店(大阪市天王寺区上本町6 丁目5 番13 号上本町YUFURA 内) 

 実証実験の背景と東芝テックの取り組み
  日本国内の人手不足の深刻化に伴い、小売業界ではセルフレジなどの省人化への
  ニーズが高まっております。また実店舗ではAI やIoT の活用による効率化に
  加え、消費者に対する新たな購買体験の提供が求められております。
  東芝テックでは、これまで培ったPOS システムの技術と、AI の活用などの技術
  を組み合わせ新たなソリューションを創造し、小売業界の課題解決を目指します。

 実証実験の背景と近商ストアの取り組み
  新しいAI技術を使ったPOSシステム導入により深刻化する人手不足に対応しなが
  ら、お客様のレジ待ちストレスからの解消と映像解析技術と連動したリアル販促
  を搭載した豊かな購買体験の提供を目指します。

 株式会社近商ストアについて
  近商ストアは、近鉄沿線を中心にスーパーマーケットを展開する近鉄グループの
  企業です。
  大阪、奈良、京都の3府県に合計37 店(スーパーマーケットKINSHO 25 店/
  食品専門館ハーベス 12 店)。売上高651 億円(2017 年度)。

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