富山湾の低利用魚・未利用魚を活用！「富山湾で獲れたおさかなぽん酢しょうゆ漬け」販売開始

2024年2月22日（木）からIMATO店舗およびオンラインショップにて

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

一般社団法人とやまミライラボは、富山県射水市で水産加工品を製造・販売する「株式会社IMATO」（以下、IMATO）とコラボレーションし、富山湾の未利用魚・低利用魚を活用した「富山湾で獲れたおさかなぽん酢しょうゆ漬け」を開発いたしました。2024年2月22日（木）より、IMATO店舗およびオンラインショップにて販売いたします。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

富山湾は豊富な魚種に恵まれている一方、近年は獲れる魚種に少しずつ変化が見られるようになりました。富山湾に揚がる“地元ではなじみの薄い魚”や“規格外の魚”は消費されにくく、深刻な問題となっています。今回はそうした富山湾の未利用魚・低利用魚に付加価値をつけて販売し、多くの人においしく食べてもらいたいとの思いから、海と日本プロジェクトの活動に賛同したIMATOの協力のもと開発に至りました。ゆくゆくは漁業に関わる人を支え、美しい海を守ることに繋げることを目指します。

第一弾として、近年富山湾で大漁となっている「シイラ」の幼魚を使用。現役漁師でもあるIMATOの東海勝久社長は「シイラのなかでもとくに幼魚は価値がつきにくい。その上傷みやすいため、生食用としての流通が難しい」と魚種の選定理由を話します。魚の漬け汁には、高岡市の山元醸造株式会社とIMATOのコラボレーション商品「お刺身ぽん酢」を採用。マイルドな酸味と爽やかな香りが魚のおいしさを引き立てます。魚にはすでに火が通っているため、そのままでも加熱調理しても使うことができ、アレンジ次第で多彩な味わいを楽しめます。

今後の商品展開として、大漁になると高値がつきにくくなる「イワシ」や「コヅクラ（ブリの幼魚）」など、季節ごとにさまざまな魚種が登場予定です。東海社長は「この商品をきっかけに、地元の方にも未利用魚・低利用魚を知ってもらい、おいしいと思っていただきたい。富山の手土産としても利用していただけたら」と期待を込めます。「富山湾で獲れたおさかなぽん酢しょうゆ漬け」は、IMATOの店舗およびオンラインショップにて2月22日（木）から販売されます。