~真空サーバーを用いて日本酒業界のGX化を目指す~
ぷらっとホーム株式会社のプレスリリース
△真空サーバー「shin-ku server」の設置の様子
■実証事業概要
場所 :「秋田まるごと市場」1階(秋田県秋田市卸町2丁目2−7)
期間 :2024年2月23日〜8月31日(土)
販売商品:出羽鶴(秋田|秋田清酒)・300㎖・720㎖
千代緑(秋田|奥田酒造)・300㎖・720㎖
天の戸(秋田|浅舞酒造)・300㎖・720㎖
量り売りする商品の種類は今後増えていく予定です。
内容 :真空サーバー「shin-ku server」(インターホールディングス提供)に蔵出しの日本酒を真空保存し、セレクトショップ「美酒王国秋田サケナビ秋田まるごと市場店」(秋田県酒類卸運営)にて量り売り販売を実施します。「shin-ku server」は、独自の真空特許技術* により”最後の一滴“まで鮮度を保ち、量り売りでも開けたての日本酒のおいしさを維持できるサーバーです。
瓶の代わりに真空サーバーを使うことにより、店舗運営者・利用者への有用性や、運営コスト・物流コストおよび運搬時のCO2排出量の削減などについて検証します。今後はIoT技術(ぷらっとホーム提供)を用いた、日本酒の流通におけるデジタル化についても検証を進めていきます。
*保有する真空特許技術は、真空率99.5%(超高真空)を実現する世界唯一の技術で、ロケット
と同じ技術を使用しています。これを食品に活用することで、酸化を防ぎ賞味期限が大幅に伸び
たり、物流コストを下げたりすることが可能です。
■各社の狙い
♢インターホールディングス
真空サーバー「shin-ku server」を店頭に設置し、新たな販売形態(量り売り/試飲)で新鮮な状態を保った日本酒を販売。瓶の代わりに真空サーバーを使うことで物流におけるCO2削減、試飲で瓶の封を開けた日本酒の劣化によるフードロスの削減といった日本酒業界のGX(グリーン・トランスフォーメーション)推進。
♢ぷらっとホーム
Web3とIoT技術による日本酒の品質管理、販売オペレーションの向上を目指した日本酒業界のDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進。
♢秋田県酒類卸
秋田の各酒造との連携や、「美酒王国秋田サケナビ秋田まるごと市場店」にて日本酒の量り売りトライアル販売を実施。
■今後の展開
インターホールディングスの真空サーバー「shin-ku server」にぷらっとホーム社のIoT技術を搭載し、サーバー内の日本酒の使用量や温度をトラッキング。そのデータを元に、スムーズな追加納品やサーバー内の温度管理を行います。これにより、物流コストの削減、輸送時のCO2排出量の削減だけでなく、店頭での管理費の削減も見込んでいます。
インターホールディングスでは、日本酒を皮切りに、ワインやオリーブオイル、出汁などさまざまな液体に真空サーバーを活用し、各業界のGXにとどまらずSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の支援を推進します。そのために、日本各地にある日本酒を販売したり体験したりできる施設・店舗での真空サーバーの活用を目指します。また、日本酒の海外輸出に向けた検証も進めてまいります。
■各社 会社概要
株式会社インターホールディングス
所在地:東京都渋谷区恵比寿3丁目42-13 1F
代表者:代表取締役社長CEO 成井 五久実(なるい・いくみ)
設立:2019年3月
資本金:5,100万円
事業内容:SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)パートナー事業
世界唯一の“真空特許技術”を活用するshin-ku事業
ぷらっとホーム株式会社
URL:https://www.plathome.co.jp/
所在地:東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
代表者:代表取締役社長 鈴木 友康
設立:1993年3月23日
資本金:1億円(2023年3月31日現在)
発行済株式総数:1,529,900株(2023年3月31日現在)
上場市場:東京証券取引所 スタンダード市場(6836)
事業内容:マイクロサーバー・IoTゲートウェイの開発製造・販売ならびにIoTコンサルティング・ソリューションの提供
株式会社秋田県酒類卸
URL:http://asok.jp/
所在地:秋田県秋田市卸町三丁目6-6
代表者:代表取締役社長 佐藤卯兵衛
設立:1949年9月(2004年3月 協同組合からの組織変更)
資本金:8,000万円
事業内容:酒類、清涼飲料水、嗜好飲料、調味料、食料品の販売、保管、運搬ならびに品質管理損害保険及び生命保険の代理業等
■報道機関からのお問い合わせ先
・ぷらっとホーム株式会社 製品マーケティング部
pr@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882