メゾン創業280周年記念モエ・エ・シャンドンの最高醸造技術が贈る新しいプレステージシャンパン「コレクションアンペリアル」を発表

世界的な現代アーティストダニエル・アーシャムとのコラボレーションによるアートピースを公開

MHD モエヘネシーディアジオ株式会社のプレスリリース

MHD モエヘネシーディアジオ株式会社（東京都千代田区神田神保町）の取扱いブランドである、シャンパンメゾン
モエ・エ・シャンドンは、メゾンの創業280周年を記念して、最高醸造責任者ブノワ・ゴエズの卓越した最新鋭の技術が表現された新しいプレステージシャンパン「モエ・エ・シャンドンコレクションアンペリアル」を発表いたします。
また、世界的な現代アーティスト、ダニエル・アーシャムとの初のコラボレーションにより、世界限定85本の限定ボトルとアートピースが制作され、フランスシャンパーニュ地方エペルネにあるモエ・エ・シャンドンメゾンのセラー内にて
一般公開を開始いたしました。

「モエ・エ・シャンドンコレクションアンペリアル」

創業280周年という節目を記念し制作された「コレクションアンペリアル」は、モエ・エ・シャンドンが何世紀にもわたって培ってきたサヴォワフェールの結晶であり、傑出したヴィンテージのアッサンブラージュから造られ、メゾンが実践するオートエノロジー(*)の最高峰を表現しています。そんな伝統技術の象徴であるこのシャンパンは、未来を見据えたシャンパン造りで、1743年にメゾンの基礎を築いたモエ・エ・シャンドンの創始者クロード・モエに敬意を表しています。クロード・モエが次世代のために作ったシャンパーニュ地方最大級となるリザーヴワインのライブラリーにより、280年にわたる技術と歴史に支えられ、その時間の深みを封じ込めたこのキュヴェが造られました。

この度発売する「コレクションアンペリアル」は、7つの傑出したヴィンテージをブレンドしています。ステンレスタンクで熟成させたフレッシュな2013年のグランヴィンテージから始まり、洗練された2012年、力強い2010年、緊張感のある2008年、フルボディの2006年、オーク樽で熟成させた生き生きとした2000年、そして二次発酵後に瓶内で澱とともに熟成させたエレガントな2004年で締めくくられます。選別、熟成、ブレンド、熟成の技術を駆使し、ドザージュで糖分を添加することなくその風味を純粋に表現した、モエ・エ・シャンドン初のブリュットナチュールシャンパンです。

ダニエル・アーシャムがモエ・エ・シャンドンの最高醸造技術をアートピースとして表現

アートとワイン造りの芸術性の融合を求め、ダニエル・アーシャムとのインスピレーション溢れるコラボレーションにより、世界限定85本の限定ボトルとアートピースが制作されました。まずダニエル・アーシャムは、モエ・エ・シャンドンの歴史とエッセンスを、シャンパーニュ地方の白亜質の土壌を想起させる白亜色で表現したアヴァンギャルドなアートピースを制作。そして、そのアートピースからインスピレーションを受け、世界限定85本の限定ボトルを制作しました。シャンパンを味わった後も長く愛用できるコレクターズアイテムとして、人々を長きにわたり魅了するでしょう。

また2024年3月1日より、モエ・エ・シャンドンメゾンのセラー内、ギャルリーアンペリアルにて一般公開を開始いたしました。

*メゾンが何世代にもわたって培ってきたセラーマスターたちの芸術性と卓越した技によって完成されたワイン造りの専門技術を表す造語

COLLECTION IMPERIALE コレクションアンペリアル

コレクションアンペリアル

最高醸造責任者、ブノワ・ゴエズの卓越した最新鋭の技と、メゾンのオートエノロジーを表現すべく制作された新しいプレステージシャンパン。日本では2024年以降に発売予定。

モエ・エ・シャンドン最高醸造責任者ブノワ・ゴエズコメント

「2013年ベースの『コレクションアンペリアル』は、モエ・エ・シャンドンの新しいコレクションアンペリアルを構成するシャンパンの最初のキュヴェです。創業者クロード・モエは、卓越したシャンパン造りに根ざしたメゾンを、彼の時代、そして次世代のために創りました。今やシャンパーニュ地方最大級となるリザーヴワインライブラリーのおかげで、時間の深みを封じ込めたこの作品を造ることができました。280年にわたるサヴォワフェールに支えられたこのワインは、7つの傑出したヴィンテージのブレンドであり、独自に醸造、選別、異なる熟成工程を経て熟成され、調和のとれたアッサンブラージュが施されています。モエ・エ・シャンドンのオートエノロジー（高度な醸造学）の技を結集した究極のコレクションとして、『コレクションアンペリアル』を発表できることを誇りに思います。

・ダニエル・アーシャムによる世界限定85本の限定ボトル

「コレクションアンペリアル」限定ボトル

シャンパーニュ地方の白亜質の土壌を想起させる彫刻レリーフは、ダニエル・アーシャムが白い鋳造樹脂を媒体として選びました。目に見える浸食の微妙な痕跡がこの傑作を綾なし、時間の経過を感じさせるとともに、アーシャムの特徴的なタッチが作品に謎めいた永遠のクオリティを吹き込んでいます。長さ3メートル、高さ1.3メートルのアートピースは、モエ・エ・シャンドンのセラーに常設され展示されます。また、このアートピースからインスピレーションを受けデザインされたボトルを世界限定85本で発売します。

・ダニエル・アーシャムによるアートピース（一部）

現代アーテイストダニエル・アーシャムコメント

「コレクションアンぺリアルを飲んで、シャンパンの製造工程がいかにニュアンスに富んでいるか、異なる年や収穫を重ねることがいかに彫刻を構成する芸術と似ているかを実感しました。ブノワ・ゴエズ氏のヴィンテージの選別、熟成、ブレンドの作業は、私自身の仕事と似ています。

このプロジェクトは、モエ・エ・シャンドンの最高醸造責任者との真のオーガニックなコラボレーションを意味します。」

・ダニエル・アーシャムブノワ・ゴエズ

モエ・エ・シャンドン最高醸造責任者ブノワ・ゴエズコメント

「280周年を記念してリリースされた『コレクションアンペリアル』は、未来永劫のために造られたシャンパンとして誕生しました。シャンパンを育て、選び、熟成させる時間と私たちの関係こそが、ダニエル・アーシャムのデザイン的選択にインスピレーションを与えているのです。モエ・エ・シャンドンの伝統をユニークに表現するダニエルは、メゾンの歴史と技術の真髄を見事に表現しています。ダニエルは、私たちが『コレクションアンペリアル』の醸造に取り組んできたのと同じように、彼もこの作品に取り組んできました。」

DANIEL ARSHAM’S MONUMENTAL RELIEF　ダニエル・アーシャムによるアートピース

モエ・エ・シャンドンの技術をアートピースに表現

長さ3メートル、高さ1.3メートルの白亜のレリーフ上に、モエ・エ・シャンドンにとって象徴的なモチーフを彫刻することで、280年もの歴史を紡いできたモエ・エ・シャンドンメゾンの伝統や格式を表現しています。作品の中央のパートには、二人の天使とメゾンの創業年である「1743年」のプレートで、クロード・モエによって設立したメゾンの誕生のフェーズを表現。向かって左のパートには、トランペットを鳴らす、ギリシア神話に登場する名声を象徴する女神「フェーム」を登場させることで、メゾンの名声が世にあまねく広まる様をメタファーとして表しています。向かって右のパートには、メゾンの歴史を表すシャトー・ド・サランの建物や、エペルネの豊かな自然とシャンパーニュ地方の多様性を表現したモチーフである広大なブドウ畑、メゾンの優れたワイン製造技術とナポレオン皇帝との繋がりに敬意を示す木製のワイン樽をそれぞれ配置しています。

ギャルリーアンペリアル内に設置されたダニエル・アーシャム制作のアートピース

アートピースの制作

本作品は、ダニエル・アーシャムがモエ・エ・シャンドンメゾンを初めて訪れた際に、最高醸造責任者のブノワ・ゴエズが案内した、1890年代よりセラーの入り口に飾られているステンドグラスから着想を得て制作。このメゾンの伝統を寓話的に表現した作品の素材には、セラーの壁を飾る白亜質の土壌を意識し、白い鋳造樹脂を採用しました。作品にあえて施された浸食の痕跡は、アーティストの作品性を表現するだけにとどまらず、このマスターピースに時代を超越した質感を吹き込む神秘的な要素の一つでもあるのです。

同世代の傑出したアーティスト達

未来の考古学者と称されるダニエル・アーシャムは、現在最も影響力のあるアーティストの一人であり、様々な素材を用いて、過去と現在、そして未来を繋ぐ時間の概念を織り交ぜた作品を制作しています。モエ・エ・シャンドンのシャンパン造りという時間を大切にする技術と、彼独自の卓越した技術が調和し、共鳴しています。

ダニエル・アーシャムのアートピースは、メゾンの歴史的なセラーを訪れるすべてのお客様にお楽しみいただけます。

ご予約は公式ホームページより：

https://www.moet.com/ja-jp/visit-us

「モエ・エ・シャンドンのレガシーであるギャルリーアンペリアルという重要な場所で、私の作品が展示されることを光栄に思います。このコラボレーションによって、私のアートとメゾンの伝統との間に深いつながりができたとともに、メゾンの現在進行形のストーリーに携われたことを誇りに思います。」と、ダニエル・アーシャムは述べています。

ABOUT MOËT & CHANDON モエ・エ・シャンドンについて

世界中で愛され続けるシャンパンメゾンモエ・エ・シャンドンは、1743年の創業以来、セレブレーションや人生の忘れられない瞬間に寄り添い、人々を魅了してきました。

モエ・エ・シャンドンは、国王ルイ15世当時のフランス宮廷の御用達ワインとして親しまれ、かのポンパドゥール夫人は、”飲んだあと女性をより美しくしてくれるのはシャンパンだけ”と断言しました。またロシア皇帝アレキサンドル1世、フランス国王シャルル10世などもメゾンを寵愛し、特にナポレオン1世と当時の当主ジャン・レミーとの間には深い友情があり、メゾンのフラッグシップ・シャンパン「モエアンペリアル」は、ナポレオン1世への敬意を表し『アンペリアル（皇帝）』と名付けられました。モエ・エ・シャンドンは、シャンパーニュ地方最大の作付面積を有し、上質なブドウ、長年培ってきたシャンパン造りのノウハウ、そして近代的な設備を活かし、1743年の創業以来約3世紀もの間、代々の醸造家が完成させてきたサヴォア・フェール（職人の匠）を受け継いでいます。また、サステナブルプログラム「ナチュラ・ノストラ」を通じてシャンパーニュ地方の生物多様性の保護に努めており、2009年からは慈善活動プログラム「Toast for a Cause」も行っています。代表的なモエアンペリアルから希少なグランヴィンテージコレクション、また爽やかなアイスアンペリアルや優しい味わいのネクターアンペリアルとそれぞれの個性はどれも親しみやすく、幅広い味わいはあらゆるシーンでお楽しみいただけるシャンパンとして世界中の人々を魅了し続けています。