サントリー食品インターナショナル株式会社のプレスリリース
サントリー食品インターナショナル（株）は、（株）フジシール、セキ（株）と協働し、ロールラベル印刷工程におけるＣＯ２排出量が半分以下※１となる水性フレキソ印刷で両面刷りしたラベルを開発し、サントリー緑茶「伊右衛門」６００mlペットボトルに４月製造分から順次導入していきます。
※１ ラベル１枚あたり油性グラビア印刷と比較（（株）フジシール提供データを基に当社算出）
●水性フレキソ印刷について
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命（いのち）の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指しています。
その一環として、ロールラベル印刷工程で排出するＣＯ２排出量を半分以下に抑えることができる水性フレキソ印刷を２０１４年５月より、サントリー九州熊本工場で製造する「サントリー天然水」２Ｌペットボトルのロールラベルに導入しました。近年では、デザイン再現性の幅が広がったこともあり、「サントリー天然水」「サントリー烏龍茶」「ＧＲＥＥＮ ＤＡ･ＫＡ･ＲＡ」「ＧＲＥＥＮ ＤＡ･ＫＡ･ＲＡ やさしい麦茶」など、多くのロールラベル製品に拡大しています。
●両面水性フレキソ印刷について
従来の片面水性フレキソ印刷は、裏面の絵柄印刷位置に合わせた表面印刷ができないため、マットインキ塗工※２によるつや消し加工や、メジウム塗工※２による耐摩擦性の向上ができませんでした。今回、約３年をかけて表側と裏側の印刷位置を正確に合わせる両面印刷機および両面印刷に適した新しいインキを（株）フジシール、セキ（株）と協働開発することで両面水性フレキソ印刷の実現、導入に至りました。
この両面水性フレキソ印刷によって、ＣＯ２排出量を半減しながら、より高いデザイン性を実現することができました。４月製造の「伊右衛門」６００mlペットボトルに採用し、今後導入製品を拡大していきたいと考えています。
※２ どちらもニス塗工の一種
当社はサントリーグループが掲げる「サステナビリティビジョン」に則り、今後もグループ一丸となってサステナビリティ経営に取り組んでいきます。
▼サントリーグループのサステナビリティ
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以上
