ユニーとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

― PPIHグループ、ユニーのアピタやピアゴなど約90店舗(東海エリア)を対象にペットボトル「資源」の循環を促進 ―

サントリー食品インターナショナル株式会社のプレスリリース

サントリー食品インターナショナル(株)は、(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)と協働し、ユニーのアピタ、ピアゴなど約90店舗(東海エリア)を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を4月1日(月)より開始します。まずは約90店舗で先行開始し、ペットボトル回収店舗の全店に拡大していく予定です。

※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景

サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。

PPIHグループは、企業原理「顧客最優先主義」のもと、地域のお客さまの暮らしを支え、お買い物の楽しみを提供することを第一に、本業の総合小売業の事業活動を通じて環境・社会における重要課題(マテリアリティ)の解決に取り組んでいます。プラスチック削減目標についても、2030年までに顧客サービスで使用するプラスチック使用量の70%削減を目指しています。

今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

●本取り組みについて

アピタ、ピアゴなどの対象店舗で回収した使用済みペットボトルを当社で販売する飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これにより、お客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、アピタ、ピアゴなどの対象店舗では、お客さまの水平リサイクルの取り組みへの参加促進を目的に取り組み告知を実施、「リサイクルの見える化」を推進し、地域のお客様と共に、資源の有効活用を推進します。

〈PPIHグループ〉

PPIHグループは、日本国内ではドン・キホーテやアピタ、ピアゴなど、海外ではDONDONDONKIやTokyo Centralなど、多様な業態、ロケーション、規模の店舗を展開するリテール事業を中心としたグローバルカンパニーです。

サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして

※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先

サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/

                                        以上

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