海底ボトルキープ制度!徳島県鳴門市「合同会社Oyster Professional」と合同会社WaterGateが海底熟成できる権利を販売開始

牡蠣業界の課題を解決するため、牡蠣のリソースを使用した新たな取り組みを実施し、牡蠣業界を盛り上げます。好きなお酒を送って、徳島県鳴門市の海で、6ヶ月間海底熟成しませんか?

合同会社WaterGateのプレスリリース

海底ボトルキープ制度の概要

■募集期間:2024年4月1日(月) 〜 2024年4月30日(火)23時59分

■概要:

1. 販売数量:30口
2. 価格:10,000円/本

3. 4月〜5月中旬までに、好きなアルコールを送って頂くと、全て揃い次第海底に沈めます。(送料は権利購入者様持ち)

4. 6ヶ月後に引き上げて、ご購入者様にお送りします。返送時の送料はかかりません。
5. 場所:徳島県鳴門市「うちの海」

徳島県を代表する日本酒「鳴門鯛」を半年間沈めた時の画像

海底熟成酒とは

1998年にスウェーデン沖で、1907年ヴィンテージの「エドシック・モノポール」が引き揚げられ、中身は劣化が無く、完璧な状態だったことが注目を集めました。

2010年にはフィンランド沖で1820年代〜1830年代前半という約200年前のシャンパンが見つかり、こちらも劣化が無く美味しかったことが話題になりました。

味の変化

海中熟成では、味がまろやかになって旨味が増すと言われています。

とある研究発表においては、熟成前と比べて旨味や甘味が増し、アルコール感が弱まったとの声が聞かれました。

詳しく分析してみると、甘味のもとになるグルコースの量が増えた一方、有機酸の数値が下がっており、官能評価と同調する結果が得られたという発表がありました。

アルパカを海底熟成させ、飲み比べイベントをした時の写真

なぜやるのか

牡蠣の可能性を広げる事で、牡蠣業界の課題を解決したい。

牡蠣を養殖する際には、木材で作られた筏(いかだ)に牡蠣を吊るして養殖をする地域が多いです。

牡蠣を養殖するためだけに存在しているの筏を、「海の魔法」を生み出す筏として有効活用することで、牡蠣の可能性を広げられると考えています。

牡蠣の消費量は年々減少しており、2021年の養殖カキ生産量は、約15万9000トン(殻も含む)で、20年前の2001年(約23万1000トン)に比べ、3割以上減少していると言われています。

また、近年では気温の変化や食害(他の生き物に食べられること)の影響で、牡蠣の減少が著しいです。

それに伴い、牡蠣漁師さんの事業も厳しい状況になっています。

海底ボトルキープして頂くことで、皆様が牡蠣業界の救世主になります。

牡蠣の筏

海底ボトルキープをする場所について

海底ボトルキープ制度では、徳島県鳴門市のうちの海にて、水深10mほどの海域で皆様のボトルを海底ボトルキープします。

アルコールは牡蠣筏に吊るされるため、牡蠣の成長と共に海底熟成されます。

海底ボトルキープを担当するのは徳島県を代表するブランド牡蠣「渦潮チャンピオン」を養殖する悦晃一さん。

渦潮チャンピオンが育つ筏の下に海底ボトルキープされて熟成されるアルコールは牡蠣の相性も最高なはずです。

詳細ページ

海底ボトルキープについて、こちらのページから詳細を確認いただけます。

https://kakiwakatenokai.com/pages/kaiteibottolkeep-kaiteijyukuseishu

募集事項

今回の取り組みに興味を持ってくださった方は、是非海底ボトルキープの詳細ページから申し込みをして頂けますと幸いです。

また、私たちの活動や理念に共感をしてくださる企業様で、一緒に海底熟成に取り組んでみたい方やスポンサーをしてくださる方は、お問い合わせフォームからご連絡頂けますと幸いです。

牡蠣若手の会について

牡蠣若手の会は日本の牡蠣業界が抱える問題を解決し、牡蠣業界を持続可能な産業にするために結成されたチームです。チームには宮城県、石川県、広島県、徳島県、福岡県、鹿児島県の漁師と設立者が参加し、日々活動をしています。
今後も多くの漁師さんに参加をして頂けるようにも活動を続けます。

現在の牡蠣業界は「過酷な労働にも関わらず薄利」「後継者不足」「広告宣伝のための時間と予算不足問題」などの問題を抱えており、牡蠣若手の会はこれらの問題を解決し、牡蠣漁師という職業が稼げて憧れられるように変えることで、牡蠣産業を持続可能な産業にすることを目指します。
 

牡蠣若手の会の活動

1. 牡蠣漁師達による意見交換
牡蠣若手の会では定期的にお互いの産地を訪問することで知識を高めあっています。
通常であればライバルになる存在ですが、お互いの知識を交換し切磋琢磨することで牡蠣ファンの皆さんに「心から美味しい」と思って頂けるような牡蠣を作る努力をしています。

2. 牡蠣の試食会等のイベント開催
牡蠣若手の会では定期的な試食会イベントを実施し、牡蠣若手の会のブランド牡蠣や牡蠣の加工品を試食頂いています。各産地の漁師が強いこだわりを持って育てた牡蠣を食べ比べて頂き、「生産者ごとに味が違う」ことを知って頂けるよう活動しています。
また、「牡蠣のピザ」や「にんにく不使用の牡蠣のオイル漬け」等の加工品も揃っており、食べて頂くことでおいしさを知って頂けるようにも活動しています。

3. NFTを活用した活動
牡蠣若手の会ではNFT (非代替性トークン)を活用した、牡蠣 x NFTの活動を行っています。最先端の技術であるNFTを活用する事で、NFTを通して牡蠣ファンと交流し牡蠣の魅力を発信しています。
NFTの特性を使用し、牡蠣若手の会のECサイトで5%オフで牡蠣を購入できたり、牡蠣コインによる牡蠣のEat To Earn(食べて稼ぐ)も実施しています。
 

通販サイト:https://kakiwakatenokai.com/pages/kakiwakatenokai

・公式サイト:http://thanaism.conohawing.com/
・X:
https://twitter.com/naokichipocket

・X(杉村):https://twitter.com/naokichipocket3

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