地域と福祉事業所をつなぐ、焼き立てパンの販売イベント「春のパンまつり」
社会福祉法人悠久会のプレスリリース
工房をひらき、目玉商品の焼き立て山切り食パンに、調理パン・菓子パン、スイーツなどを販売。また、屋外では焚火でパンを焼く体験も実施し、多くの方にご来場いただきました。
🔳パンまつりとは
花ぞのパン工房は、長崎県島原市の猛島海岸の近く、二本木神社の隣に佇んでいます。パンまつりは、地域の方々にも花ぞのパン工房のことを知ってもらいたいという想いで、数年前から企画・運営しているイベントです。パンを販売するだけでなく、活き活き働くスタッフと地域の方々が交わる・繋がる場をつくりたいと考えました。花ぞのパン工房は、一般就労が困難な障がいや難病などを抱えている方が就労に必要なスキル等を身につける、就労継続支援B型事業所ですが、利用者さんも一緒になってパンの製造・販売に関わっています。普段は、給食パンの受注や飲食店等との取引を主としている工房ですが、そんな利用者さんの姿を地域の方々にも見てもらいたいという想いがあり、取り組みを継続しています。今回は、2年ぶりの開催となりました。
🔳パンまつりの内容・様子焼き立てパンの販売
今回の目玉は、焼き立ての山切り食パン。50本限定、お手頃価格500円で販売しました。
焼き立ての食パンは、特にふわふわもちもち。食パンの良い香りが工房中に漂いました。
その他、定番のあんぱんやクリームパンのほか、何が当たるかお楽しみ!の三食パン(ミニ食パン)に春限定のさくらあんぱん、海老カツバーガーやカツサンドなどの沢山のパンが並びました。マフィンやクッキーなどの焼き菓子、同系列事業所の山の上のカフェGardenの手作りケーキも販売しました。
パン工房の見学
混雑によりご案内できなかったお客さまもいらっしゃいましたが、本イベントでは、工房と店舗を公開し、大きな窯や、パンの仕込み・焼き上げの様子等、普段は見られないパン屋の裏側にも触れていただきました。
焚火でパン焼き体験
焚火イベントやBBQで人気の花ぞの特製まきまきパン。竹の棒に巻かれたパン生地を焚火で焼いて食べていただきました。強風の中ではありましたが、子どもから大人まで大人気。自分でじわじわと焼いていく楽しみを感じてもらえたかと思います。
🔳まとめ
元々花ぞのパン工房を知っていた方も、はじめて訪ねて来てくださった方も、沢山の方にご来場いただき、本当にありがとうございました。工場から店舗へとパンが送り出され、パンの良い香りが漂う店内が、地域の方々で賑わう。そんな光景から、スタッフ皆で、改めて地域の方々にパンをお届けする喜びを実感する時間となりました。
今後も、地域との繋がりを大切に、より多くの方々に花ぞのパン工房を知って頂ける取り組みを考えていきたいと思います。引き続き、花ぞのパン工房をよろしくお願いいたします。