乳幼児の食物アレルギー対策に役立つ情報発信サービス「すくすくアレルギーのーと」開始

~家族の「不安・不便・負担」の解決をサポートする食物アレルギーに関する新規事業~

キリンホールディングス株式会社のプレスリリース

 キリンホールディングス株式会社(社長COO 南方 健志、以下キリン)は、乳幼児の食物アレルギー対策に役立つ情報発信アカウント「すくすくアレルギーのーと」を2024年4月8日(月)にインスタグラムに開設します。
 本取り組みは、食から医にわたる事業領域でイノベーション創出を目指すキリンの社内新規事業公募制度「キリンビジネスチャレンジ」から誕生した、食物アレルギーに関する情報発信サービスです。

 食物アレルギーの発症は乳幼児期である6歳までに79.5%が発症するといわれています※1。また3歳までに食物アレルギーと診断された乳幼児は2004年から2019年までの15年間で約7割増加しており※2これに伴った、原因食物を除去したアレルギー対策食を作る家族の数も増加しています。食事の準備や誤食の不安は心身の負担になっており、信頼できる情報をどこから、どのように入手するかは重要な課題です。

 当社が1歳半~5歳の食物アレルギーの乳幼児を持つ20代~40代の母親を対象に実施したWeb調査※3では、48.6%がSNSで情報を入手していることが分かりました。これはSNSというプラットフォームが、一方的に情報を入手するだけでなく、双方向コミュニケーションが可能であるという特性から、情報収集・相談の場として価値が高いことを示唆しています。

※1.消費者庁 令和4年3月 「食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書」 調査対象=“食物を摂取後60分以内に何らかの反応を認め、医療機関を受診した患者” 。N=6,677例

※2.東京都健康安全研究センター 令和2年10月「アレルギー疾患に関する3歳児全都調査」 調査対象=“令和元年10月に都内区市町村で実施した3歳児健康診査の受診者及びその保護者”。N=2,727例

※3.2023年8月調査 N=181

 「すくすくアレルギーのーと」は、食物アレルギーの子どもを持つキリンの社員が、これらの課題解決に向けて起案し開設した情報発信サービスです。医薬部門で免疫・アレルギー領域の研究を行ってきた経験を生かし、乳幼児のアレルギーに関するエビデンスに基づいた情報や食物アレルギーの子どもを持つ親としての子育ての実体験などの情報発信を行います。このような信頼できる情報提供と、共感につながるSNSコミュニケーションにより、乳幼児の食物アレルギーに悩む家族の不安・不便・負担の解決をサポートします。また、将来的には、食事準備の負担や誤食の不安を解決する商品・サービスの提供を目指します。

●事業概要

1.サービス名  「すくすくアレルギーのーと」

2.提供元    キリンホールディングス株式会社

3.サービス内容 公式インスタグラムを通じた、食物アレルギーに関する

        情報の発信と、ユーザーとのコミュニケーションの場の提供

        アカウント名:「すくすくアレルギーのーと」 

        URL:https://www.instagram.com/sukusuku_allergy_note/

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

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